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サービス開始日: 2024-04-11 (208日目)

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不思議な日本の西武池袋線。7Gという技術で異変が起きた終末世界を題材にしたアニメ。
単話毎に物語がほぼ完結し、全体的に卒なくまとめているなという感じ。ただキャラや展開の方も、同様に卒のなく作った結果、壮大な世界観に合わず、こじんまりしているように思えた。
それでも最後に色々と張った伏線が一気に回収されるような物語だと高評価になったろうが、そうでもなく話自体は素直な作りなので、ストーリーは個で見ると評価できても、全体で見ると低評価にせざる負えない感じ。
7Gのそもそもの研究開発周りや、ラスボス的な位置のキャラが「失敗を怒られたくない」というあまりにも小さい動機だったり、静留以外のトラウマ場面があってもほぼ説明なく、うにゃうにゃ手術周りの話や西武池袋線以外の状態や投げっぱなしエンドとか、あまりにも設定周りを語ってなさすぎるのは、セカイ系にしても怠慢だと思う。
多分、ガルパンやSHIROBAKOのように現実世界を舞台にしていれば収まりも良く出来たろうけど、物語にも相応の壮大さか陰湿さなどが求められることが多い終末的世界を舞台にしたのが良くなかったように思う。

OPとEDの音楽は非常に良かった。ガタンゴトンガタンゴトン。



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乱暴に例えるなら、FGO(ー歴史の著名人)+シュタインズゲートな作品。世界輪廻という現象に巻き込まれ、先の大戦で大敗した世界で戦う。
世界観や設定は上手く扱えば面白くなりそうなのに、その説明をほとんどせずにバトル展開に終始し、最終的にオレたたで終わったのが非常に残念。
同じオレたたでも、せめて幻獣族との闘いまで描いて、各種族の英雄戦まで終わらせてくれたら、まだモヤモヤが少なかっただろうに。
また、人間族が勝った歴史=正しい的な扱いも気になった。他種族の滅亡や隔離するというのは、視点を変えればジェノサイド肯定になってしまいそう。(この後の展開で、その辺もカバーされるかもだけど、少なくともアニメ本編中にはその傾向は感じなかった)

また、全体的に作画が良くなくカクカクな動き(でも何とか魅せようとする努力はあったと思う)が多く、バトル物としても迫力がいまいちだった。



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スパイファミリーの2匹目のどじょうを狙ったのか、スパイ一家に婿入して家族みんなで頑張るお話。
スパイファミリーが殺人などをしっかり描くガチスパイだとしたら、こちらは結果的に死ぬキャラは一応居るけれど、スパイ稼業の結果で殺すとかグロ描写などは無いファンタジースパイ作品。
さらには各キャラにSF的な能力があるので、スパイものというより能力バトル物に近いと思う。
物語自体は悪くはなく、闇稼業も恋愛もギャグもあるのだけれど、そのどれも尖っていない及第点的なアニメ。
多分、少年誌的な面白さが好きな人や日常系+スパイ物としてみれば楽しめるような気がするけど、もっと濃さを期待するような人にはあまり向いてない気がする。



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原作(グレンタイザー無印)を短縮したのか、全体的に雑なように思える。
リメイクするならするで、もっと原作愛やリスペクトを感じられる作り方にして欲しいと思う。
(おそらく原作愛自体はあるのだろうけど、視聴者が感じられないと意味が無い)
概ね「今風にしました」「ありがちな感動展開にしました」という内容が多く、どうしても雑さが目立つ。
もし原作の時代に放送or長期放送でもっと丁寧に描いたなら違ったかもしれないけど、今の時代だと難しい。
完全に結果論だけど、せっかくの原作は高評価な作品なので、部分的なリメイクか、原作の続きにして完全に別物にするなどにして、もっと濃い作品にした方が良かった気がする。



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所謂ハリーポッターフォロワーの作品で魔法の学校が舞台。主人公は魔法の才能が無いので剣により単位取得で、メイジのトップを目指す。
個人的には、各キャラのバックグラウンドの説明が少ないのが気になった。主人公の場合は、孤児院とか幼馴染との関係とか根幹は説明がなく、表層的の解説ぐらいで終わったように思う。
ただ、それ以外の要素(作画や音楽など)が全般的に高いレベルで作られている作品で、それだけでも十分に楽しめる作品だった。



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着ぐるみを着た役者が演じる舞台という設定で、お笑い芸人作のコントを声優が演じるアニメ。
前半がコントパートで、後半が制作の裏話パート。
コントパートは良くも悪くもプロのコント作品という感じで、お笑いが好きな人は楽しめると思う。逆に、ストーリー重視な作品を求める人には向いてなさそう。
個人的には、この作品のテーマというか、何を描きたくて作ったのか、というのがどうも伝わらなかったのが残念。
あえて検討するとしたら、声優+お笑い+アニメの実験作みたいな感じか。
ただAパートとBパートの時間配分がバラバラというのが気になった。Aパートが、10分超の時もあれば、6分強の時もあった。
Bパートが制作裏話である以上、Aパートのコントが主であるべきであり、だからこそAパートは最低でも半分を目指す時間配分にしてほしかった。



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「魔王軍最強の魔術師は人間だった」だけの、ひたすらに薄味でペッラペラな知識系の転生モノ型のアニメ。
その原因が、原作要因なのか、脚本要因なのかは不明。もし原作要因なら、よくアニメ化に選んだなと思う。
特に気になったのは、以下らへん。

・原作では描いてるかもだけど、主人公は転生なのか。それとも何かしらの理由で知識があるのか。が不明。
・同じく原作にはあるかもだが、魔王が信長っぽいのは何故か? 信長が転生した設定?
・シフト制って導入して完了ってものでないだろうに。
 少なくとも、夜間の外作業なら明かりが必要だろうし、時計が無いだろう世界で、時間の周知はどうしたのか?
・火縄銃が技術の最先端の時代に制空能力があるなら、かなり優勢に立ち回れるだろうに、なんで活用しないの?

多分、他にも色々あったろうが、とにかく薄味すぎて、ここまで印象に残らない作品はある意味で稀有だと思う。
はじめて、評価の「良くない」を選んだ。



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難しい設定とか考えず、根性努力友情とヒーローVSヴィランを楽しみたい方に向いている作品の第2期。
1期から気になっていたけれど、やはり設定周りの荒さがどうしても気になる。
わざわざ黒球を割って瘴気を周囲に撒くのではなく、一つの国内で複数の小さい範囲で撒けば、何か所は成功しそう。
世界が平和になって1話でも「犯罪なんて」みたいなセリフがあったのに、忍者とか裏の世界とかってあるんだ。
ヒーローでなくても忍者能力みたいなの使えるんだ。ヒーロー物でなくて、忍者姉妹の物語になってる。
SHYが胸を突かれたのに、無傷なの何で? 転心輪を持ってたら、頭突きで相手の精神世界に入れる能力ってなるの?
などなど。

特に一国に一人という設定がどうしても足を引っ張ってる印象。その必然性が無いし、またその前提だと事件事故の規模が小さすぎるしや、国がサポートしてる感が全く無い。



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ほら……恥ずかしがらずに、もっと短くして、大胆に露出してみようか…。

難しい設定とか考えず、根性努力友情とヒーローVSヴィランを楽しみたい方に向いている作品。
ただ自分の場合は、周辺設定が語られることが少なく、物足りなかった。
もっとリアリティ(notリアル)のある世界観を露出してくれれば、もっと楽しめたと思う。

例えば
・世界に平和する以前に何が起きたのか
・なぜ一国に一人なのか
・一国一人なのに国は認知していないのか
  ※ 学校で特別扱いをしていなかったり、孤児院に支援が無いなどから
など

また全体的に、もっと圧縮というか、展開を早くしても良かった気がする。
後半の対ツィベタ戦は、実質6.5話もあるけど、原作漫画が22巻(未読)も出ているなら、そうそう原作に追いつく心配はないだろうし。



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ありがちなストーリー。MyAnimeListなら65%レベルの凡作。
雰囲気や何となくで物語で語れる時代は終わったんだよ。
まぁ、ちゃんと考えてるって制作側の態度は伝わるんだ。
ただ、カタルシスを目一杯味併せて欲しかったかなぁ。不完全燃焼気味だ。

評価は分かれるだろうが脚本も練られていたし、作画も良い。5話で終わりならきっと高評価だった。
だけど最後の12話まで似たような展開が続くのが少し辛い。その点で評価を下げる人が割と居ると思う。
さっさと3Pすればいいと思います。←結論



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原作未読。漫画は無料で読めた範囲で既読。2024年夏の異世界枠のダークホース。
まず、始まった瞬間の串田アキラさん。カッコいい系や可愛い系のOPが多数を占める中、熱血系? のOP( https://youtu.be/RQ1jZPZaGzg )が流れた瞬間、他と違うと判断した。ガツガツ!!
展開的には広義の主人公チートに入りそうだけれど、神様からスキル付与とかでなく、血が流れる努力の結果なので、ご都合っぽさをそこまで感じない。
惜しむらくは、原作マンガでアンジェリカがパンツだったのがスパッツ(か強い影)になってたり、全体的にエッチっぽさがマイルドになってるけれど、アニメ的には仕方がない所。

何にせよ、そこまで頭を使わず、またキャラクターに嫌悪な感じもなく、その上で面白楽しく視聴できた、なかなかに稀有な作品でした。面白かったです。



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WOWOWオリジナルかと思ってたら、冲方丁原作(原作未読)のアニメ化。デザインやストーリーから、全体的に少女漫画よりな作品。
序盤からの数話で、差別に抗いながらの架空世界の旅行物だと思ってたら、小規模戦や旅立つ準備で1期が終わった。
音楽が世界観の根幹にあるようで、剣楽/農楽/気象楽者のように〇楽というのが複数存在する。
また独自ワードをルビにして、その漢字をその場面に数秒映す手法を多用している。おそらく、原作小説のルビ+漢字なんだろうけど、読む速度の調整できない映像媒体のアニメには向いてなさそうに思った。
もしやるにしても、外連味のある少数の場面に限定(必殺技とか)しておかないと、その設定群を記憶しきれない視聴者を置いてけぼりにしてしまう。(多分、アニメ化が悪いというより、原作がアニメとの相性が悪い)

上記のルビ描写もあるけど、原作発売当時なら注目されただろうが、中世風ファンタジー+独自設定のアニメが溢れている現状では、なかなか話題になりづらいアニメだと思う。音楽+戦いだけでも、takt op. や漫画だけど戦奏教室、若干ずれるけどシンフォギアなど複数あるので。
全体的には悪くはないと思うのだけれど、原作とのアニメ化の相性やアニメ化の時期の悪さなど、色々と惜しい作品。



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物語の展開や戦場描写が圧倒的な完成度だった1期のゴブリンスレイヤーの続き。
1期に比べると、どうしてももう少しという感じがするが、それでも地力の強さというべきか安定した面白さはあると思う。
1期の時にも思ったけど、並行の物語(実は世界を救ってたとか)や細かい設定(剣の乙女のゴブリン恐怖症の程度や、血液ピュアリファイとか)が少ない気がするので、その辺をもっと描写してくれたらうれしかった。
3期(相当)があるなら、イヤーワンを是非。



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普通

女の子がスポーツクライミングで頑張るアニメ。テレ朝の再放送で視聴。
途中にあった副キャプテンが低身長のためスタートできないのは、2024年のオリンピックでも実際にあったので、現実でも起き得ることなんだなぁと、後追いながら思った。
誤解を恐れずに言うと、スポーツクライミング版の咲(麻雀の)。ただし巨乳ではなく、筋肉質な体。
割と駆け足な物語+登場人物が多数+個人競技(=対戦シーンが無い)のためか、全体的に薄味な感じがした。
のぼる小寺さんのアニメ化……は、今時点だともう無いだろうなぁ。



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生存競争ーーーー!!! きっと何物にもなれないお前らに告げる!!(1話終盤から。言いたかっただけ)
よくある設定だけれど、異世界転生+追放+ダークヒーロー寄りの主人公と複数の要素を重ねることで、量産型の作品とは異なる特徴を出せてると思う。
締めるところは2D作画で、作画コストが高くなりそうな時は3DCGを使って、上手い具合に2Dと3Dを利用している印象。
そのおかげか、量産型の作品だと後半に作画が酷いことになることが多いが、この作品では及第点の作画品質で終わったと思う。(やはり後半で、多少品質は下がった感じはあるが)
主役側で「俺何かしちゃいました」的な話もなく、無自覚モテハーレム展開でもなく、主人公や周辺キャラも意思のあるキャラに感じたので、全体的に好印象。あとオープニングが、デスメタル系のシャウトっぽい声の曲だったのも、個人的には得点が高い。
惜しむらくは、ハウリングが入ったようなセリフが2回ほどあったのと、集団掃討戦がラストバトルのため、「ボスを倒した!完」みたいなスッキリ感が無く終わる点ぐらいか。2期が待ち遠しい作品。



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