タイトルだけ見るとほのぼのした雰囲気があるが、実は社会風刺の効いた作品。
妖怪、生き物から見た人間という生き物の面倒くささ、複雑さを教えてくれる。
まず、河童のクゥの味方(上原一家といじめられてる女の子、妖怪、犬)と、物珍しさに他人に迷惑も顧みない敵の構成で物語は進む。
脚本家はマスメディアに親でも殺されたのだろう。相当嫌ってるように感じる描写がちらほら見受けられる。
また、河童の生態についても掘り下げて、その生態を利用したお話も展開される。そこもまた面白い。
ただ、キャラクターにこれといった特徴がない。あまりキャラクターに魅力を感じ辛い。主人公の男の子だけでも力を入れて欲しかった。
輪廻のお話。
もう何から褒めればいいのか分からないくらい面白い。
細かい描写にも行き届いてて、感心する。
こういった作品に抵抗ない人間に生まれて本当に良かったし、出会えてよかったです。
高品質な主人公最強と高品質なラブストーリーと高品質なスポ魂を足して3で割るとできた作品。
限りなくとてもいいに近い良いとする。
よくまとめたなと感心する