どうやら、まともな登場人物は一人もいないようだ。
なんて生きにくい世界なんだろう。
だからこそ、しおちゃんの存在が、さとちゃんにとって欠けがえのないということが浮き彫りにされていくようだ。
幼馴染のエレナを含め、誰一人として綾乃の理解者がいない状況だったけれども、先生だけが、きちんと努力を見てくれていたというのが、泣きそうだ。
2話の感想にも書いたけど、男コーチの言動は違和感なんだよな。
天才なんかで片付けんな。
綾乃がどんなに悪者風に描かれたとしても、私は断固として綾乃を応援する。
報われてほしい、報われたっていいじゃねぇか。
母親去ってから何年も苦しい心境から、ここまで強くなったんだぞ、泣きそうだ。
この試合の勝敗でどうこうなんてないのかもしんないけど、、、
羽咲綾乃としての、一人称の物語を、きちんと見届けるから。
京都、とか、ホームズ、とかってキーワードに先入観持ちすぎていたけれども、やっぱりこの作品の主題は、謎解きというよりも、誰かの想いをくんであげて、優しい世界に運んでいくことなんだろうなぁ。
だからこそ、一番近い距離にいる二人がお互いの想いをどう交わしていくのか、そこが一番の見所なんだが、、、う〜〜ん、じれったい。
最終セットだけ15点マッチなのか、、知らないままでいたから緊張感が後から湧いてきたw
マッチポイントからのサウンドなしが、より一層真剣さを増してくるから、熱いぜ!
視聴者的には2周目だけれども、実際は何周も繰り返しているんだろうな。1話アバンとかを思い出すと。
玖音は、、、もしかして、、、いやまさか、、な?
刹那の存在証明の旅が始まるのかな。
凛音と出会って、会話して、刹那だと自覚して、ならなおのこと二人は一緒じゃないとな。
というか、玖音は外に出られたんかいな。
ツボを押した後が謎すぎて、火事で家が崩れた後が謎すぎて、なんていうか全体的に物語が袋とじだよなぁ。
肝心なとこが端折られているから、気付いたら終わっていた的な。
一気に見ていたけれども、レイチェルの感情面が強くなるほどに、自分の感情が無になるなぁ。
共感できる側面がもっと欲しいところ。移入しにくい。
ましてや死んだ人間が、生きてるのか幻想なのか分からないシーンが続いて、魔女裁判する意図も分からない。
物語が進むにつれて、分からない状態から少しずつ解明していくと思ったけど、より分からない森に迷いこんだような感覚。
地に足がつけられず、よく分からない展開に、感情はついていけていない。
いったい出口はどこにあるのか。