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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い


とても良い

・30分と思えなかった…初回体感5分くらいだった。これよく30分にまとめたな…前半と後半の温度差で発電できそう!!!
・始まり方。テロップのタイミングが神(特に監督の)
・サクラが介抱されてるときのフキの優しさ。
・「千束を救えるのは私で、サクラを救えるのはあなたです」
・真島と千束の死闘かっけー。心臓の不調が聞こえる真島の耳すごいし、自販機撃ってジュース出すのもフェアに戦いたいという彼なりのバランス感覚なんだろうな。
・あのジュースはフキゲンでは…発売されてたの20年前と知ってダメージでかかった
・「ほんとのワルはやっぱ映画の中だけ…か」「だから映画は面白いんだろ? 現実は正義の味方だらけだ。いい人同士が殴り合う」1話からの映画へのこだわり貫き通しててよかった
・ミカとシンジのカット、二人を画面上で分断している赤い影とか、音のない発砲シーンとか、すごく伊藤監督ラインとしての足立監督を感じる
・姫蒲さんにも自分の人生を生きてほしかったな…
・さらっと告白しているミカ。それでも彼はヨシさんより子供たちの未来を選んだんだな…
・「狂わされたな……お前も、あの子に」ほんとだよ。全員が全員、千束に狂わされたっていう話だよ!!
・「世界を好みの形に変えてる間に、おじいさんになっちゃうぞ」これだ。結局世界は何も変わってない。DAは存続してるし、世界は相変わらず欺瞞でできている。アラン機関もリコリス達もそれまで通り活動を続けている。真島の命を張った問いかけはなかったことにされた。謎は謎のままだ。でも一番身近な、大事な人達の幸せは守られた。これはそういうお話。今の世相によくマッチしていると思う。あえてそこに全振りした覚悟が前半と後半の温度差によく表れてた。その潔さ、賛否両論あるかもだけど、鋭い作品だと思う。僕らの上の世代はたぶん世界を変えようとしていた。でも変えられないままおじいさんになってしまった。世界なんて変えられないってことを僕らは痛感しながら育った。下の世代は世界を変えるなんて想像すらしたことがないのだと思う。自分の好きなものだけを守って生きていく。そういう時代を生きる者たちのための物語。
・絶対的な善、絶対的な悪なんてものはない。DAもアラン機関も真島も、自分が正義だと信じて狂った行為を続けてるけど、それすらも完全に悪とは断定できない。「みんな、自分が信じた『いいこと』をしてる。それでいいじゃん」
・でも真島はきっと再度問いかけてくる。真島は、やってることは許されることではないけど、その思想はある種の説得力のあるものだった。ということは自分はやっぱりまだどこかで世界を変えたいと思ってるのだろうか。戸籍のない少女達が人殺しをすることで平和が保たれる世界はやっぱりどこかおかしいと思ってるんだろうか。でもそれすらも肯定されるのがリコリコだ。いずれにしても、近年まれに見る、骨のある悪役だった。
・「大きな街が動き出す前の静けさが好き」(1話のあれ)からのOPの入り方ー!
・千束、最後だけ実弾撃ってる??(急所は外してるんだろうけど)
・花火……昔の真島だったら絶対に爆弾しかけてただろうに、彼もまた千束に狂わされたな。
・かーらーのー後半!満開の桜…1話を思い出す。
・真島、前からジョーカーだと思ってたけど最後完全にジョーカーだった
・リコリコに全員集合してるのいい。警官コンビもすっかり丸くなってしまって
・フキ、千束が生きてるとわかってすぐ帰るってことは、千束の安否がずっと気になってリコリコに来ていたのかな
・銃はまだ回収されてない。事件はまだ終わってないんだな
・宮古島の夕景、空の色、流れる空気。何年も連れ添った夫婦みたいな、阿吽の呼吸の二人の会話がほんとに心地いい。なんかね、もう、ずっと見てたい
・まさかの沙保里さんがー!取引現場は写すし千束は写すし、激写力SUGEEEE
・HAPPY BIRDTHDAYではなくてHAPPY NEW BIRTHDAYか…
・クルミが最後まで超優秀。マジでクルミ優秀。優秀すぎるだろ。
・ヨシさんとミカ…。主義は違えど、どちらも確実に千束にとっての父親だったな。どちらもまたきっと親の形
・海に投げるアランペンダント。ここから先はもう千束の自分の人生なんだな。
・たきなを抱き上げてぐるぐる回るの、やっぱ3話思い出すよね…これまでのカットやプロップてんこもりで情緒が…
・EDが総集編みたいになってていろんな思い出が浮かんで泣けてくる。で、OPENからのCパートが巧いなー。ミズキの「浮かれてんじゃねえぞてめえら」の締めが、あーリコリコだなあと思わせてくれるオチでした!
・全体通して見るとリアリティラインは確かに緩い。緩いんだけど、本作は圧倒的な面白さがそれを吹き飛ばしてる希有な作品だった。エモエモとかっけーアクションとわちゃわちゃに演出力と音響と演技と全部注ぎ込んだらこうなるのか……という。最後まで目が離せない作品でした。めっちゃ楽しませていただきました!ありがとうございました!
・あーあ…終わっちゃった…><



全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
良い

奇妙な偶然が重なって、個人的に変な刺さり方をした。語ろうとすると、どうしても半分くらいは自分語りになってしまうので適宜スルーしてください。

これはとても個人的な話になるけれど、自分はこの1ヶ月間ずっと、古い携帯に届いた着信のことを考え続けていた。ずっと捨てられずにいる携帯に届いた着信のことを。
(注:自分の携帯の話ではないので心配しなくて大丈夫です!)
その呪縛をようやく手放したタイミングで観たのがこの映画だった。こんな話だとは知らなかったから本当にびっくりしたし、悔しかったし、また嬉しかった。このタイミングで本作を観れたことに何か因縁めいたものを感じている。
あんずの言う「供養」という言葉がすごくしっくり来た。きっとこの映画は自分にとっての供養だ。その意味でも忘れられない作品となった。

珍しいことに、今回感情移入したのはあんずだ。自分は別に有名になりたいとはまるで思ってないし漫画家になる夢があるわけでもまったくなくて、もちろんなんの才能もなく、あんずとは全然共通点がないのだけど、この世界に何か生きた証を刻みたいという彼女の思いがなぜかすっと腑に落ちた。そういう欲望が自分は存外あるらしいということにも驚かされた。それもこの1ヶ月考えていた件と無縁ではないのだろうと思う。だから、もし1ヶ月前にこれを観ていたら全然違う感想を持っただろう。

自分はSFというより怪異とか都市伝説的なものとして受け取った。でも二人の共同戦線がきわめて科学的な態度でトンネルを調査していくのは面白かった。確かに『ほしのこえ』とか『トップをねらえ!』とか『インターステラー』とか、ウラシマ効果の名作がたくさん思い浮かぶけど、自分は他の部分がぶっ刺さったせいで、あくまで自分にとってはウラシマ効果はあくまでスパイスという感じになってしまった。よく引き合いに出される『HELLO WORLD』っぽさは個人的にはあまり感じなかったかな。もっと情念的な物語。この陰鬱さはむしろ『星を追う子ども』に近いかもしれない。ウラシマトンネルの考察はしたら野暮だなと思うのでしない。とかいいつつ水陸両用車で爆走してすごい速さでトンネル往復したり、超長いマジックハンド(光速とハサミのパラドックス的な)で奥の物を取ったら一件落着じゃねとかいう大喜利的ネタはつい浮かんでしまった。すいません。

古い日本映画とか文学的な雰囲気をもつとても良い作品だと思う。ヒロインの方が生を志向していて現実的な夢を持っていて、主人公の方が禁忌の呪縛に囚われているというのも良かった。そして映像と環境音の力が半端なかった。山あいのうらぶれた漁業の町、酒とぶちまけられた味噌汁と父親の女の香水の匂い、すべてを遮断するような篠突く雨音。この家から早く逃げ出したいと言う情念と、この世界に何かを刻みつけたいという情念。さすがCLAPだ。ポンポさんのアメリカ特有のパキッとした空気感と対照的な、匂い立つような情景描写だった。入場特典小説は(後日談ということもあるけど)けっこう雰囲気が違って少し驚いた。いい意味で普通にいいラノベというか、映画鑑賞前に思い描いていたイメージに近かった。だとするとあれは映画特有のものなのか。

駅のモデルは下灘駅かな。

追記:主人公とヒロインの声の演技がとても良かった。こういう作品はアニメの声優さんじゃないほうが合うと個人的には思う。



とても良い

・濃い!濃いよ話が!!
・今回良かったのがフキ!クルミ!楠木さん!
・闇に紛れると千束の動体視力も役立たないし、至近距離で発砲すると真島の「地獄耳」も麻痺する。戦い方すごい。
・ヨシさん完全に狂っててやばい。「人形」に殺しをさせるために自分の体内に人工心臓入れるか!?
・千束を守るならためらわず撃つたきなの激重感情と、たきなを失う瀬戸際でとうとうヨシさんを撃つ千束の激重感情。二人の演技壮絶だった。
・世界か、君か。
・楠木さんと髭じいさん(リコベル司令?)はどういう力関係なんだ?リコベルのほうが権限強いのか?勝手に司令室座ってるしw リコリスのほうが都市迷彩も使えるし全員処分は得策じゃないと思うけど。
・フキ、めちゃくちゃ有能。状況判断は的確だし、部下のことをよく考えてるし、さすが|赤服《ファースト》だ。エリカやヒバナのエピソードもいい。
・「司令のトイレは長いんです!」
・USB差すところ探すアングルがSiri
・ウォールナットは神。インターネットにダイブしてロボ太の自宅特定するとこどちゃくそかっけー。あとパックマン+テトリスみたいな制御システム草。マジでクルミ、インターネット黎明期からハッカーやってそう
・銃撃戦はイベントってことにできたけどばら撒かれた銃はどうするんだ。
・八咫烏本部が動き出した!物騒なバスだ…
・次回、チサトと真島が因縁の対決!?そしてヨシさんはどこへ…。たきなが預かったマガジンが次回効いてくるに1票!どういう終わり方になるのか全く予想がつかん。
・それにしてもかなり主人公補正強い作品だけど(トム・クルーズ的立ち位置)、王道エンタメのお手本みたいな感じだなー。



普通

・今回、乱入たきなもかっこよかったんだけど実は一番えらいのはクルミでは!?絶対活躍すると思って待ってた!
・新しい人工心臓、開発されてたんですね。ヨシさんは松下下町ツアーの時、千束が立派な殺し屋になったことを確認したかったのかな。でも殺し屋になってないからって古い心臓を故障させるとかサイコパスすぎませんかね…新しい心臓をちらつかせたところで、不殺の信念が揺らぐような子ではないってわかってるはずなのに。
・それにしても人工心臓の研究者は2011年で学界から消えてその後はアランのために働いてるのか…怖えー
・今回ちょっともやる頻度高かったです。DAの作戦ザル過ぎ定期とモブを大事にしろ定期。「brabo隊」とかも詰めが甘いんだけどもうちょいプロフェッショナル感がほしいわがまま視聴者でした。DAはクルミを雇うべき。あとモブの撃ち合い、そうはならんやろ…つらい…
・フキいいやつ
・第二幕とか第三幕とかやっぱ映画好きな真島。視覚と聴覚の異能バトルになって参りました。共闘の誘い…やっぱ来ましたねー。相変わらず言うことは正論な真島
・最後の3コールワン切りスマホ、あれヨシさんのなのか。どうやってたきながヨシさんの番号知ったのかと思ったけど、千束が置いてったスマホが伏線になってたのか
・ちさたきは早く事態を収拾してこれ以上モブが無駄死にするのを防げ!



とても良い

また日常が始まって、少しほっとする。レーナにも親友がいて本当に良かった。
そしてレーナは自分なりの答えに辿り着いた。
アンジュの「大切に覚えていられる人」という言葉。
561名全員を覚えているシン。
彼女にとって、人間として扱うことの象徴が「名前を知る」ことなのだろう。
どうあがいても絶対に対等にはなれないし、自分は何もできない。それは変わらない。その状況で、その圧倒的な格差の残酷さをしっかりと自覚して、それでも誠実であろうとする姿勢。

戦没者墓地で謝るレーナにシンがかけた言葉は正論で、たぶんその心地よい言葉を受け入れれば楽でいられて、それでもレーナはそこに甘んじずにあえて踏み出した。
EDが流れ始め、パラレイドをアクティベートするレーナさん、かっこよかった。鳥肌立った。すごいな。

カイエのロゴマーク、「桜花」だったんだな……完全にエイティシックスだ。

ずっと自分が悩んでいたことに何かのヒントをもらえた気がした。立場上、対等になりえない状況での人間関係の構築の仕方について。



とても良い

温度差……ただひたすらに超えられない温度差を感じる。
前半のコミカルな水浴びシーンと後半の温度差。
エイティシックスたちと、彼らのことを何もわかれていないレーナとの温度差。
このアニメ、絶対ながら見できないやつだな…。彼らの本心は決してパラレイドには現れない。だからレーナにも伝わらない。机を叩くクレナ。筆致に怒りを込めるセオト。積み重なる不協和音。
レーナの机の上の砂糖菓子。キラキラとシュガーコーティングされた純粋すぎる彼女の幼い善意。本当に人間扱いするってどういうことなのか。そしてそれがわかったとして今の彼女に何ができるのか。
ようやくこちらも水浴びシーンやパラレイドで少しずつ顔と名前が一致してきて、カイエいいやつだなって思って。キルシュブリューテっていうのはカイエのことだったと知らなかった自分はレーナと同じ立ち位置だ。だからラストまで気づかなかった。それで最後に聞こえてきた言葉が「死にたくない」だなんて。
Cパートつらかった。音声で詰め寄られるの、ちょっとトラウマ。自分も往々にしてレーナ側の何もわかってない空気読めないやつなので。

なんか、パラレイドを見ているとDIscordとかもくりとかの作業通話ちょっと思い出したりする。音声でだけつながって他愛のない話とかしてても、きっとみんな色々人に言えない本心を抱えているのだろう。



とても良い

・おおおお、足立監督+伊藤智彦さん絵コンテですよ!! 絶対来ると思ってた!
・話を畳みにかかる千束。閉店の寂しさと相まって物語が畳まれていくことの寂しさ。ずっとわちゃわちゃを見ていたかった。
・「あんなガキの頃から…」というサクラに表情一つ変えずスクリーンを見つめるフキ。彼女は今何を思ってるのだろう。彼女の物語が見たい。
・イッヌがいたんだね
・楠さん自ら前線に出てきちゃって、しかも全リコリス動員してて、戦術として大丈夫?
・真島、久しぶりに「筋の通った悪役」に出会えた感。真島のやっていることは決して許されないけれど、その思想の根底にあるものにはどこか納得してしまう自分がいる。DAとアランの狂ったマキャベリズム、「民度の高い日本人」という欺瞞、気色の悪いお正義様。バランスが歪んでるのはその通りなんだ。現実世界を思い返していろいろ考えさせられる。まさにRepay evil with evil。自分は悪役側のロジックが破綻してるとちょっと興醒めしがちなので、これは最後まで真島に目が離せない。
・蒲田か……羽田に向かったミズキとクルミがどっかで再登場する予感!どうせ空港閉鎖だろうし。
・大沼⇔小池めっちゃ草
・晴れ着、ずっと悩み続けて来た先生のせめてもの「願い」であり「覚悟」なのだろうな。二十歳まで生きてほしいという。
・晴れ着シーン、千束の表情がずっと隠されてて、声色とか、窓から差し込む光の当たり方とか、カウンターを愛おしそうになでる手つきとか、壁の絵とか、そういうのですべてを語っているのがもうね…。
・ヨシさんを人質にテロを企む真島と、真島を殺せというDAとアラン。一般市民とヨシさんと真島のトロッコ問題やん……。たきなはどういう選択をするのだろう。
・ラストの父と娘の吹っ切れた感が完全に死線に赴く兵士のそれなんだけど、千束はすべてを知ったうえできっと不殺を貫いてヨシさんの救世主になるつもりなのだろうな…生きて帰ってきてください!
・これ投稿したら失敗して全部消えて書き直したw



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