○周年記念作品の類は何故か「あれ?」ってなる作品が多いので、これももしや…と思ってたけど杞憂に終わりました笑
特に音へのこだわりを凄く感じる作品でした。蝉の声、扇風機の稼働音、食器が擦れる音etc…
何気ない生活音の一つ一つを省かずに入れたことで、等身大のコンプレックスを抱えるメインの2人のラブロマンスが引き立っていたように感じました。ストーリーそのものは正直ベタな感じではあったけど、終わってみればまた来年の夏に見たいと思わされました。あえて点数をつけるなら75点くらいですかね。
「面白きことは良きことなり」や「阿呆の血のしからしむるところだ」などなど印象深いセリフの数々、一癖も二癖もある魅力的なキャラクター達、天狗や狸が居てもおかしくないと思わされるファンタジックな世界観。これらが絶妙なバランスで噛み合って、ジワジワと引き込まれた作品でした。3期はよはよ