サービス開始日: 2022-06-13 (1276日目)
ロックが全然分からないので、ロックにまつわるシーンが全部頭をすり抜けていきました。(なんでこのアニメを見てたん?)
ちょっと演奏中のセリフが多すぎたかなぁ.......もっと『画の説得力』で魅せてほしかった。インストバンドだから難しいのかもしれませんが。
逆に淑女パートはメチャクチャ好みでした。淑女のフリをした女の子がお嬢様学校で右往左往するのが好きで・・・。
キャラクターもみんな萌え萌えで良かったです。特に妹ちゃんが萌えすぎ。
第一話を見たいときは「ま〜たエグみの強いアニメが来たな...w」と半笑いでしたが、今では本当に大好きなアニメの一つです。ありがとう、前橋ウィッチーズ。
「魔法少女モノに対するメタ視点」「わざとらしくキャッチーなキャラ付け」「Cパのびっくりどんでん返し」など斜に構えた演出が多いな........と思わせておいて、徐々に『魔法は万能ではないけれど、誰かを後押しすることは出来る』という真っ直ぐな骨子が浮かび上がってくる、という話作りにまんまとのめり込んでしまいました。
個人的には第8話『キョウカちゃんって馬鹿なんだね』の「(辛い気持ちは)誰かと比べることじゃない、上も下もない」というセリフが特に心に残っています。第7話・第8話は「チョコちゃんが誠実になればなるほど、キョウカリオンの"薄っぺらさ"が際立つ」というエグい構造でしたが、その外聞のなさを自覚して穴に入ってしまったキョウカリオンを"突き放す"どころか"手を差し伸べる"ウィッチーズの姿は「誰にでも悩みはある、そんな誰かを魔法で後押しする」という作品テーマがぎゅっと凝縮されたワンシーンだなと思いました。
加えて、視聴者が薄っぺらいと思っていた「キョウカリオンの"正しい"振る舞い」が子供たちの目には「カッコいい大人のお姉さん」として映っており、そんなキョウカリオンが「前橋市長になりたい」という形で"本物"を志す展開になったのは、最終話の『おまんじゅうの穴理論』そのものだなぁ........と改めて感慨深くなりました。
というか、ユイナッチョリンの「解決はしなくても解決できることってあると思う」ってまんま作品のテーマすぎる!!!
最終的にウィッチーズのみんなのことが大好きになってしまったし、全員萌え萌えだし、最終話で号泣したし、本当にジェットコースターみたいなアニメでした。We are 前橋ウィッチーズ!
ほのぼのサイコホラー百合というジャンルだったようですが、自分とは相性が悪く........。第7話で耐えきれず離脱。
「後味の悪さ」に魅力を感じる人なら楽しめるアニメなんだろうな、とは思いました。萌えモクで見るにはちょっとしんどかったです。
特撮オタクの自分にとって、まさに just for me なアニメでした。節々から感じる特撮リスペクト、そして主題歌が作詞・藤林聖子・・・。
それ抜きにしても、まぁ出てくる女の子はみんな萌え萌えだわ、ロゥジーは面倒くさい性格してる(ツンデレで義理堅い)わで魅力的なキャラばかりだし、なによりレッドが「キズナの大切さを説くのはキズナを失うことに怯えているから」という二面性を抱えているところにグッと来ました。
ありがとう、戦隊レッド・・・。
本当に良いアニメでした.............。
"スペシャルな特別"を追い求める女の子たちの様々な表情・想いを"ゴルフ"というスポーツを通じて描く......という話運びが非常に just for me でした。
第1話〜最終話までの大きな流れとしては「美波の成長」に焦点が当たっていますが、第9話の彩花回、第11話の遥の独白など、各キャラごとの丁寧な描写にも惹き込まれました。第11話、「見ててね、ひな」でモノクロになる→ショットの瞬間に色づく の流れは本当に名演出だったと思います。
あと個人的には第8話「スペシャルなキャディ」でめぐみさんの"プロにならない生き方"が肯定されてたのが本当に嬉しくて............。OPには「輝けるのさ 運命なんて自分次第だぜ」、EDには「むしゃくしゃ滲んでいい 私色で描く私の地球(そら)」とあるように、『それぞれの人生をそれぞれのスタイルで輝かせていこうぜ』という"人"に寄り添ったエピソードの描き方がとても素敵だなと思いました。
2025年ベストアニメ決定です。本当にありがとうございました。
欲を言えば、美波と泉美が二人でお買い物デートする回とかあっても良かったと思いますけどね!!!!!!!!!!!!!!!そこんところどうなんですかね Yostar Pictures さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
雰囲気アニメだったなぁ、という印象。
清濁併せ持つノエルがあらゆる手を尽くして頂点を目指す..........という展開は理解できたし、いわゆる"ダークヒーロー物"としてやっていきたいんやろうなぁ、という雰囲気も理解できました。が、要所要所で『説得力』に欠けるというか.............。ノエル・シュトーレンは一見悪党だが、実はスゴいやつなんすよ!っていう雰囲気だけでゴリ押ししてない?
そもそも「話術士」が最弱ジョブ扱いされているのが最後まで納得できませんでした。「身体強化できないので雑魚w」っていう理屈が繰り返し強調されてたけど、後方支援職の重要性なんて最早語るべくもないし、かといって単体戦闘力だけが評価されるような世界観にも見えないし...........。("クラン創設"一本で最終話まで展開したし)
なんか、ノエルが山場で恫喝かましつつ蛇のスタンド出す演出がオモロいアニメだったなぁ、という印象しか残りませんでした。
あ、お姉ちゃんは萌え萌えでした。