サービス開始日: 2022-06-13 (1275日目)
リリーちゃん萌え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ゲーセン少女」というタイトルの割にゲーセン要素の深堀りは浅めで、どちらかといえば「(リリーちゃんの)異文化交流」に重きが置かれていた印象。リリーちゃんの萌え萌えがふんだんに描かれていた分、ラブコメ要素は薄めでしたね。展開も終始穏やかだったので、ひたすらリリーたむの萌え萌えを味わっていました。
いや、そもそも女子中学生とゲーセンバイトの男子大学生の恋愛を本気で描かれたらそれはそれで問題なのですが・・・。
第一話の時点で百合・萌え・デカ乳の三拍子が揃っていてあまりにも自分に都合が良すぎると思ってたら、最終話までずっとその調子だった。今でもずっと夢を見ていたんじゃないかと疑っている。
第一話で六曜に一喜一憂する主人公が出てきたときは「ま〜たトンチキなアニメがはじまったな....」と軽い気持ちで視聴していましたが、回を追うごとに『アカペラを通した人と人のつながり』という主題がハッキリしてきて、最終的には2025年トップクラスの素晴らしいアニメだったな........と腕組みしてしまいました。
個人的には、やはり第10話でアイリ先輩が「置いてかないでよ......」とぼやくシーンが一番好きです。これまで一度もワガママを言ったことがない生粋の完璧人間であるアイリ先輩から「今が永遠に続けば良い」なんていう子どもみたいなワガママが飛び出したこと自体も良いし、それを聞いた(生粋のネガティブ人間である)ウタから「変わった後の自分が好き」「おばあちゃんになっても会いたい」なんて前向きな言葉が出てくる対比も素敵でした。『最高の"今"を永遠に留めることができないなら、せめて"未来"で思い出話にできるといいね』って部活動モノにおける一つの正解すぎる。
それらの想いがクリスマスライブの『思い出話』に結実する展開には、流石に、涙が止まりませんでした・・・。
ありがとう、うたごえはミルフィーユ。
「百合アニメ見るぞ!」って意気揚々と第一話視聴した結果、全然想像と違うし和田のキャラがキツいしであやうく切りかけました。が、肩肘張らずにダラダラと第2話を見始めたところ「ふーん、悪くないじゃん・・・」となり、回を追うごとにどんどん体に馴染んでいきました。
放課後の和田と山本がダラダラ喋ってる様子を垣間見るだけ(本当にただそれだけ)のアニメなので、「そういうもんか」とこっちもリラックスして視聴できてメチャクチャ心地よかったです。あの、贅沢は言わないのであと2クールくらいやりませんか?
第7話以降で急激に失速してしまったな、という印象。ズベリーの成長を描きたいのか、魔力災害を巡るシリアスストーリーを展開したいのか・・・。「全12話のアニメ作品」として何がしたいのかよく分からなかった。前半の「『命の種』を集めるために色んな人たちとの交流を描くハートフルアニメ」路線が続いたらもうちょっとノレたと思うんだけどなぁ。
OP/EDはどっちもしっとり系で完全にミスマッチだろ!と思っていましたが、後半の展開合わせなら、まぁ・・・。本当にそれくらい前後半でチグハグ感が否めなかった。
とはいえ、前半はかなり好みのアニメでした。キャラクターもみんな個性的で良かったです。エロい魔女が好きなので祈さんが好きです。あとソフィたむが萌えでした。
お金をかけて優雅に名所を巡る、そんな旅がしたくなる良いアニメでした。というか実際このアニメの影響で天橋立に行ったよ。自分もざつ旅ちゃんと同じく(旅のプロに怒られそうな)適当な旅行感の持ち主なので、良い具合に感情移入できたのかもしれません。松島と厳島もそのうち行きたいです。
ストーリーには特に起伏はありませんでしたが、旅行を楽しみつつ、ほどほどに良い話が続く、というゆるい展開も肩肘張らずにダラッと視聴できて良かったです。
個人的には第9話の「旅にこなれてきた鈴ヶ森ちかがブツクサ喋りながら地方の観光地を練り歩く」というお話が一番好きです。結局、キャラクターがブツクサ喋ってるアニメが一番面白いので・・・(諸説あり)
良いアニメだったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・。「写真を撮る」という目的を通じて、旅をする楽しみを丁寧に教えてくれるようなアニメでした。映像も丁寧な作りで、上質なアニメってこういうことを言うなかなぁ、という気分になりました。
あと敷島さんが萌えすぎました。目をガン開きにしながら鼻提灯つくるタイプの女の子が本当に好きで............。全体的にデフォルメ調の作画もワタシ好みでした。ありがとう、mono。
ただ、だからこそ第7話(大人しか出てこない回)って何だったんだろうという違和感が拭えず.............。もしかしてmonoって漫画本編だと大人回がメインだったりしますか?(エスパー)