懐かしさで溢れる街「九龍城砦(くーろんじょうさい)」の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員である工藤発に心惹かれていた。その恋を自覚した令子はある日、1枚の写真から工藤にはかつて婚約者がいたことを知るのだが、その婚約者は自分と全く同じ姿をしていた。
もう一人の鯨井令子の存在が自分に過去の記憶がないことを気づかせる。
妖しくも美しい九龍の街で繰り広げられる日常。
記憶がないのに懐かしく感じる風景。
そして、止められない恋心。過去・現在の時間軸が交錯する中、恋が、全ての秘密を解き明かす─。
電車内の広告で気になってた + フォロワーさんが面白そうに見てたので。
ゆるふわ日常ものかと思って見始めたのに随分 SF な香りのするお話だった。
ハルヒとか千と千尋とか君の名は。とかなんかその辺の香りが結構した。
過去に囚われてた人は結構いたけど、それぞれ新しい一歩を踏み出せたようでよかった。
まぁそんな事よりも令子さんかわいい。ずっと眼鏡でいて……って思ったけど眼鏡がキーアイテムでもあったのでまぁこれはこれでアリか。
眼鏡のお姉さんを堪能するがよい
雰囲気が良い。
最初なんで九龍なんだろうと思っていたけど、九龍だからこその良さがしみじみ。
キャラクター一人一人が制作側に愛されてるのが伝わってくる。
素晴らしかった。とても良かった。
今季では1番だったかな、とも思う。
優れたテーマとモチーフ、構成。
それを生々しい感覚とともに描いていたと思う。
工藤さんと令子の恋と、九龍の謎が絡み合っていて良かった。
他のキャラクターも魅力的なのも良かった。
原作はまだ完結していないから、アニメ独自の終わりらしいので原作の方も気になりました。
どの回も次に繋がるストーリー構成になっていて見ていて飽きないなあと思った。特に12話がすごく不穏な終わり方だったので、最終話がどうなるのかめちゃめちゃワクワクした。みゆきとグエンがその後どうなったのか具体的に知りたかったなあ。完走できたけど、正直よく分かってない部分もあるので、時間があればもう一回見たい。実写映画も気になるから見に行こうかな。
九龍の中で繰り広げられる一見は大人のラブロマンスものと思わせておいて、ヒロインである鯨井令子がもう1人存在していたり舞台となっている九龍そのものが本来は存在しない世界であるというSF要素を兼ね備えていてシナリオが後半に進むにつれて世界観の謎が解明されていってまるでADVゲームをプレイしているような感じでワクワクさせられる作品だった。その中で過去に囚われる人の弱さやオリジナルの存在ではなくとも自分を持つという事の大事さを描いていたなと感じさせられた、工藤と鯨井さんが最終的に再び一緒になれるハピエン締めだったのも良かったという他ない。シナリオ面はもちろんのこと、鯨井さんのチャイナドレス姿もとても眼福だった
何かのコピーではなく自分というものを見つける、それは普段の生活の中でも意識したい事だと改めて認識させられた
尋常じゃないくらい毎回の引きが上手くて、続きが気になって仕方ない作品だった。1話1話に多くの謎が散りばめられ、後半に行くにつれて謎がどんどん解明されて色々な要素が繋がっていく感覚が最高だった。キャラクターそれぞれの掘り下げやバックグラウンドを丁寧に描き、それら全てが九龍の謎に繋がっていくのが、見ていてすごくドキドキした。再現された世界、人間達が多い九龍の中で、玲子が「絶対の自分」を見つけ出そうと奮闘する姿も見所だった。作品全体に漂っていたどこか不気味な雰囲気も個人的に好みで、面白いミステリーだった。
だんだん九龍の謎に迫っていくミステリー感が面白かった
九龍城でミステリアスなラブコメ、1クールによく収められていて面白かった。
涼宮ハルヒのシナリオに影響を受けていそうなストーリ展開、超常現象に7月を繰り返すエンドレスセブン。鯨井は長門を意識したキャラデザ?。杉田さんが関わっていることから意識して配役したのかなと感じた。序盤は謎だらけでシナリオ的に良くわからない展開だったが、中盤以降から九龍の謎が明らかになってからは世界観に引き込まれていった。最終的には工藤さんと零子さんが登場してHAPPY ENDで締める展開で気持ち良く終わった。
OPは"水曜日のカンパネラ"、この作品のミステリアスな感じを良く表現されていて良かった。
九龍という世界観に風情ある町並み、ミステリアスストーリー。それにラブロマンス。モリモリな内容ながら、非常に見応えのある作品だった。
すごくよかった いいSFだ
こういう謎に包まれたような世界観のアニメだと、個人的には合わない作品が多いんですが、この作品は毎週凄く楽しく見れました。
謎の1つが解けたかもと思うと、また別な謎が生まれるような、不思議な感覚のアニメでした。
EDがめちゃめちゃ名曲で、かなり好きな曲でした。