サービス開始日: 2025-11-21 (206日目)
一話完結のオムニバス形式。レトロな雰囲気大好きなのでそれだけで観ようと思えたけどそれ以外の感想を以下に。
全体を通して粗が無い。12の都市で12人の年頃の女の子の葛藤や成長が描かれるが、どの話も起承転結がわかりやすくかなり好印象。
お気に入りは三話と五話。
前者は純粋で真っ直ぐな17歳の少女に魅せられたアラサーの琴音の方の変化にスポットライトが当てられていたというのが印象に残っている。こういう対比構造において片方がもう片方に影響受けて前に進もうとする系良いよね。
後者は陸上部の女の子の話。同年代の友人間の関係性に焦点があたっていたが、一話の完成度の高さは(超個人的に)一番だったと思う。(他の多くのエピソードとも通ずるが)過去の過ちを繰り返さないこと、未来への希望の提示という流れが秀逸。あとはシンプルに俺が陸上やってた補正かな()
二話で福岡市出てきたのテンション上がった。
九話登場のかずよしさんかなり好きなんですけどわかります?
シンプルに観てて楽しかったのは11話。
3月に映画館で観た以来、2度目の鑑賞。
簡潔に述べる。「好き。泣く。映画館でしかみたくない。」
この作品を好きになるか否かの分かれ道は、彩葉の感情曲線の変化にノれるか次第だと思っている。これは、彩葉とかぐやの関係性の変化とそれに伴う彩葉の心情変化や価値観の転換とも言い換えられるだろう。(キャラのビジュ、映像、音楽、ボカロ等々を目的で観ている人にはあまり関係ない要素かもしれないが....)
本作は視聴者側の予想を超えるスピード・テンポ感(主観)で物語が進む故、多少ご都合主義なところが散見される。また、特徴として、明確な敵・悪役との対立構造、その他”ノイズ”の排除、他の劇場アニメでみられる長回しの演出の削減が挙げられる。こういった面に対して批判が集まるのは理解できる。実際、彩葉が当初「自分一人でやりきる」ことに拘っていた背景、母との確執とその解消等の描写はもう少し尺が欲しかったというのは私自身も感じた次第である。しかしながら私の場合、前述の内容にノることができたので、そうしたある種の構成の粗さには目をつぶることができた。
そして、圧巻の映像体験ができることは言うまでもないだろう。空間を広く・深く使ったカメラワーク、発光の多い映像表現はまるで”ライブステージ”をみているかのようだった。
他にも語りたいことは色々あるがキリがないのでここで止めておく。
新海誠の自主制作アニメ。モノクロ。
ノスタルジックな雰囲気は好きだがそれ以上の感想が出てこなかった。
文字のみのカットがちょこちょこ入ってたのは印象に残ってる。