本日の夜実況。
プリキュア名物、みんな大好きクリスマス台無し回!
レシピボンの封印を解く為の最後を飾るレシピッピ、その料理は満を持しての「おむすび」だった。この周回の目的のひとつに、この料理が一度でも「おにぎり」と呼ばれたことがあるかを確認することがあった。
初回からラスト目前のこの回を通して、もちろん「おにぎり」とは一度も呼ばれていない。どうやら完走できそうな見込みだ。そう呼ばないことには意味があることを周回した者ならば知っているのだけれども、最初からぶれていなかったことがわかる。
それにしても、痛々しいフェンネルである。
プリキュアたちよ、早々に引導を渡してあげてほしい。
本日の夜実況。
#内田雄馬さんご結婚記念 として年明け早々に観たし、そうでなくとも好きな回だから何度も観ている。
改めて語りたい感想は特にないけど、ブラペの正体を知ってキュアプレシャスが号泣するシーンはいつ観ても良い。
記憶している限り、全ての回をリアタイで消化。
しかし期中に多忙になって、各話感想は途絶えてしまった。2周目が本番と思っているので、そこで挽回したい。
20周年記念作品として王道に寄せた作品。主人公ソラがみせる暑苦しいばかりのヒロイズムがいつも心地よかったし、メンバーは5人だがましろだけは特別であり、バディものとして成立していたのもよかった。
バディもの、無印への原点回帰の要素が多分にあるけどかと言って全く同じでもなく、主人公の性格の違いがそのまま作品の世界観になっていたのだろうなと。無印はなぎさの緩さがよかったところがあるけど、熱血漢のソラは作品の熱量を支え続けてくれた。
キャラクターは当然ながら「とてもよい」。とはいえ1年プリキュアやってて、キャラクターが「とてもよい」にならない様なシリーズは自分には不足ではある。
ストーリーは中盤まで順調だったけど、残念ながら、3クール目にあたりに中だるみしたと感じる。
理由は自分の中でははっきりしていて、敵方でこの時期を担当していたスキアヘッド、あまりに無意味な出撃が多かった。登場時には一瞬切れ者に見えたこのキャラクターだが、目的すら分からない様な者に、悪役としての好印象を持ち続けることは出来ない。
常々言っていることだけど、自分は悪役には共感したい。「当人なりの正義を持っている」「悪党だが言ってることに一理はある」ぐらいの悪役が好きだが、さもなければ「企みは悪事には違いないが、悪事なりに合理性がある」でも構わない。残念ながらスキアヘッドはどれひとつ該当せずむしろ無能、加えて最終局面に愚劣な精神性も露呈していて印象は最悪。
もっとも、「悪役会議を行なわない」という実験的手法も災いした可能性はある。悪役会議を見せていれば、何かの企みを通して無能という評価だけは免れたかもしれない。
終盤持ち直したのは、ストーリーの核心となるカイゼリンやエルレインが登場した頃。特にカイゼリンは、友人の為にぬいぐるみを縫う様な「萌え悪役」とでも呼びたい愛すべきキャラ。ちょっと新しい。
この作品「カイゼリンがスキアヘッドに騙されていたという物語」と、ひどく矮小化すれば言えなくもない。元々善人だったカイゼリンが不幸にならずに安心した。今からでも遅くない、カイゼリンには新しい恋でも見つけて欲しい。
本日の夜実況。
ゆいは「自分の言葉でなければ通じない」ことを知った。ここまでの回、ゆいがおばあちゃん格言を連発していたのは、未熟さや伸びしろの表現だったのだろうなと。18話(キュアフィナーレ変身回)にはおばあちゃん格言であまねの心を動かした感動的な展開があったけど、実は直後に自分の言葉も添えていて、受け売りではない自分の言葉に消化できていたからだったとわかる。
前回、ヨネさんの言葉は「バトン」であるとされた。その回収にあたる今回が、何ら特別ではない日常回であるのはプリキュアらしさかな。
セクレトルーさんが、動機を匂わせる様なことを初めて言った。
この回想はもう少し掘り下げて欲しかったな。
本日の夜実況。
過去に遡行し、今まで度々その名が語られたキーマンであるジンジャーに出会う。
そして一行は、「集積装置」なるものが作られた瞬間を目の当たりにし、当然ながらこの出来事は最終局面への布石となる。
ストーリー上のイベントとして重要回だけど、どちらかというとヨネさんとの再会のほうが自分には感慨深い。
この回に至って、もはやナレーションの正体がヨネさんであることを全く隠す気がないw
ヨネさん本人の口から、あまたある「おばあちゃん格言」への想いが語られた。
言葉だからね。
忘れられることも、 役に立たないこともある。
でもちょっとだけでもいいの。
もしも何かの力になれれば、わたしがいなくなっても
大切な子たちを支えられるかもしれないでしょ。
格言名言に対する安易な賛美はしない。この謙虚さには誠実さや説得力がある。
ほんの少しでも、ギリギリの状況では成否を分ける一押しになるかもしれないな。
いわゆるプリキュア格言を過大に扱うことへの戒めとは考えすぎ?w
本日の夜実況は、あまねの最後の当番回。
33話の続きのエピソードなので、マリちゃんのあまねへの問いかけを振り返ってみる。
「無理に許す必要はない」許した。
「流されてはいけない」流されてもいない。
33話を経て、あまねの中で確固たる正義が形になっているのが心地よい。
一方のナルシストルー。態度はどうあれ、どうやら反省はした様だ。食事が苦痛なばかりではないことを知り、それによってかつての自分の罪を受け入れたのだろうな。
そのきっかけが今回のキーアイテム、あまねが作ったというりんご飴。これを食事と呼んで良いかはともかくとして。
初見ではそれほどとは思わなかったが、なるほど、想像が捗る回であることに改めて納得。
本日の夜実況。芸人回には良い印象がないんだけど、この回は好き。
とは言っても主賓であるギャル曽根にはあまり露出がなく、代わりにこの回を支えていたのは、もうひとりのゲストキャラであるタテモッティ。
タテモッティの大事なネタ帳は、ウバウゾー似踏みつけられはしたものの無事に生還した。
このシーン、エリシオに焼かれたまま帰ってこなかったプリアラのスイーツノートを思い出す。
あれは後味悪かったな。
本日の夜実況。
このシーズンの推し、キュアスパイシーの当番回であるので当然思い入れがある。
この回は23話(ボールドーナツ回)の直接の続きエピソード。
ここねが自分の気持ちを伝えられる様になったという成長とは別に、両親も娘の気持ちに寄り添うことが出来る様になっている。
どちらか一方ががんばったり我慢したりするのではなく、歩み寄れるようになった。ボールドーナツ回を経て、実はどちらもが成長している。
轟さんは、公園のいちょう並木にここねを連れ出した。
ここでの短い会話は「自分の気持ちと向き合ってみよう」という意図か。さりげない、それでいて十分なフォローが良い。
独食を愛する轟さん。ここねとは、似た者同士な一面があることもあるのだろうな。
本日の夜実況。
感謝は言葉にしなければ伝わらないし、まして相手が高齢であれば、生きている間に伝えなければいけない。
よい人情回でした。
ナレーションの正体がおばあちゃんであること。
既に3クールというこの回では、もう大抵の視聴者は気付いているだろうし、もはや隠す気がない感じw
ジンジャーさんの名前も初出。それと共に、ばあちゃんもそろそろ本編にも深く関わってくる。
本日の夜実況。
いつも凛としたあまねが取り乱したりしていると、この子も歳相応なところもあるなと安心する。
サブタイの通りだけど、あまねの次の当番回をセットで観ないとなんとも言えない回。
「無理に許す必要はない」「流されてはいけない」とマリちゃんは言った。
「正義のパワー」を謡うキュアフィナーレ、改めて自分の中の正義を振り返るのはよいこと。
本日の夜実況。
くまモンが熊本ラーメンの職人だった回想に吹いたw
「麺占い」はエナジー妖精のエナジーを多く消費する奥の手らしい。エナジー妖精としての力を発揮できないことは、パートナーのキュアヤムヤムにも影響する。
麺占いは解決の為には結局やるしかなかっただろうけど、事前に分かっていればヤムヤムにもやり様があるのだし、大事なことは腹を割って話すのがパートナーかなと。まぁ、ヤムヤムが上手くカバーして御の字。
本日の夜実況は、ブンドル団も登場しない幕間のような回。
プリンセスとの入れ替わりといえば、普通は「華やかなばかりじゃなくむしろ大変」って話を想像するけど。
双方が羽を伸ばして互いの立場を満喫していて、また誠実なマイラ姫は、家来たちからも愛されていた。
これらが楽しげな画づくりにつながっていたなと。
#水沢史絵生誕祭 として。これまた大遅刻ですみません。
ギャグメーカーと見られがちなえりかの、姉思いの一面を思い出したかったのでこの回を選択。
えりかが華やかな姉へのコンプレックスを持っていたことは、シリーズ初回に既に明かされていたこと。
一方のもも姉は逆に、いつも友達に囲まれているえりかを羨んでいた。そんな姉の本心を知ったえりかが、やさしい言葉をかけるのだけど。
当のもも姉は、友達づくりもままならないモデルという仕事を疎んでいたか?
そんなことは決してなくて、仕事は仕事でやり甲斐を感じている。
今後は友達づくりも両立していくという、前向きなラストが良かった。
#福圓美里生誕祭 として。大遅刻すみません。
みゆきの人となりを親子という一面から切り取る為に、母の日回をチョイス。
ファンには人気の高いみゆきママ、育代さん登場。たしかに美人だ。
本日の夜実況。
いつも姐さんなマリちゃんが珍しく熱くなっていたりとか、ライバル店「鉄板ふじの」夫婦のなれそめエピソードとか。
要所に差し込まれる楽しげな「わっしょい」の掛け声も。熱気や楽しさに満ちた、様々な要素がテンポよく詰め込まれた日常の良回。
食費を使い過ぎて、マリちゃんが金欠気味だったのが今回の発端だけど。
そういえば、マリちゃんは普段どこから収入を得ているのか。なごみ亭のバイトとか?大人なんだから働いてくださいw
本日の夜実況。
毎度「おむすびの花」や「おかず池」に狂気を感じる。
特に、中トロとかステーキとかが採取できるおかず池は最高。
重要回のあとだからリラックスですね。
本日の夜実況。
役に立てないのが悔しいと言うコメコメ。
自分の名誉の為ではなく、皆の役に立ちたい。特に、パートナーとしてキュアプレシャスの役に立ちたい。
コメコメは、幼くてもこの優しさを持っているのがよいですね。他人を思いやれる心は愛であるから。
キュアフィナーレがナルシストルーに、恨みを晴らすでもなく「投降しろ」と言った。
態度こそ厳しいけど、これもあまねの優しさか。この台詞の意味は意外と大きなものだと感じていて。
実況はしなかったが、なんとなく観たくなったので。
一応ネタバレ指定。
ヒープリは特に1クール目の良脚本が神がかっているけど、2話めにあえて2人目のプリキュアを登場させなかった香村さんの意図が見えてくる気がする。真面目な主人公のどかが強く印象に残り…というのは控えめな表現で、恐らく構成の意図通りに、まんまとのどかに「釘付けになった」。
のどかもラビリンも真面目なところがよく似ていて、その為にこの回ではすれ違う。特にのどかは、その真面目さが正義感につながっているのだけど、それにしてもこんなに正義感の強いプリキュアは過去に居ただろうか。
プリキュアが戦う動機は正義よりは日常を守ることだったと思うけど、のどかの動機に限っては、正義が日常と同列ぐらいにある気がする。かような正義感をのどかが持った経緯に、十分な説得力を持たせるきっかけになっている重要回がこの2話で、のどかを知る上で大事な回という意味では42話に匹敵すると感じる。
それにしても、ダルイゼンがのどかを宿主に選んでしまったことは、かの者にとっては幸運だったのか不幸だったのか。
ダルイゼンがのどかに与えた病苦が、のどかのプリキュアとしてのメンタルを「鍛え上げてしまった」ところはあるだろうなと。
#キュアホイップ生誕祭 として、夜実況を兼ねて。
挿入歌「勇気が君を待ってる」はこの回。
戦闘中にもかかわらず、生気を失ったいちかはクッキー作りをはじめ、そして取り戻した。
一歩間違えば荒唐無稽なシーンになってしまいそうなシーンを、感動的に仕立てている。
プリキュアはキラキラルをたくさん持っているだけでなく、それを無尽蔵に生み出すことができる様だ。
「いちか印のキラキラルに賞味期限はないのだ〜」
本日の夜実況。
自分の耳と尾を見えない様にしたい、コメコメはらんにこれを発明で解決して欲しいと言うのだけど。
お題は食というよりは技術論かな。いわゆる「顧客が本当に必要だったもの」ですよ。
同様に、ナルシストルーの技術の産物であるスピリットルー。
食に興味を持たない(美味しいと思ったことがない)ナルシストルーは、レシピッピの価値が分からないし、実のところそれを集める理由もよく分かっていない様に見える。
「技術」つながりで話を上手くつなげてくれれば、面白いエピソードになったかな。
年明け最初の夜実況。
レアな変顔も、自分の為ではなくコメコメの為に好き嫌いを克服する優しさも。
戦闘においては、クラスティパンバリアの技巧的な重ねがけや、結局ひとりでウバウゾーを浄化してしまった無双っぷりも。
推しキュア、キュアスパイシーの普段見られない見どころが豊富で目が離せない。
真面目な話をすれば、「食」の大事な要素のひとつである「生産者への感謝」も込められた良回。
#豊口めぐみ生誕祭 として。1日遅れましたけど。
23話を観ることが多いのだけど、芸がないからあえて手前の回にしてみた。
キュアビートの誕生は21〜23話のどこと見るべきだろう。それは解釈による。
ビートが変身バンクと共に変身したのはこの回が最初。でもまだ闇を抱えていて、本当に仲間といえる存在になるのは次回。
心臓の鼓動はビート。音吉さんはその「心のビート」に従えと言う。
そして「友達を守りたい」という熱いビートが、キュアビートの力の根源。それを我々に伝えるのがこの回。
脚本は成田さんで、作画監督は山岡さん。重要回だけあって厚く熱い布陣だ。
#内田雄馬さんご結婚記念 として視聴。
通常、プリキュア以外の結婚祝いをすることはないのだけど、愛すべき男、品田は特別なので。
とはいえ、劇中での扱いもプリキュアのメンバーのひとりに近い。この回でキュアプレシャスも「あたしたち5人なら!」と言ってる。ブラックペッパーが仲間の頭数勘定に入ってるというわけ。
結婚祝いでは、可能な限り担当キャラの恋愛エピソードを観ることにしている。
その意味でこれ以上にふさわしい回はないけれども、いつも以上に真剣な品田の男っぷりにも注目したい。同性から見ても惚れるねw
#日高里菜さんご結婚記念 として。劇場公開から通算して8回目の視聴だったらしい。
キュアラメールが輝いているシーンを観たくて、真っ先に選んだのがこれ。
何か理由をつけて、ずっと観たかった作品でもある。
日高さんに微妙に失礼なことを承知で、「ご結婚」という形でその理由を頂けたことに感謝。周回後の感想は次の機会にでも改めて。
順番が前後したけど、日高さんご結婚おめでとうございます。