本日の夜実況。
3幹部たちのそれぞれの動機が明らかになり、プリキュアたちが各々説教をする構図。
ナマケルダが本当に面倒くさかったのは、人と関わること。コミュ障を克服してきたキュアプリンセスの担当。
ホッシーワはお菓子だけでなく、価値あるものを独占したい。平和主義者キュアハニーの担当。
オレスキーは「1番になり」名誉を得たい。空手の有段者であり、求道者でもあるキュアフォーチュンの担当。
「結局みんな、人間関係をこじらせたただのコミュ障だったのだろうか?」とまとめてしまえそうで、3幹部はずいぶん卑小なキャラクターになった。プリキュアたちの成長を見せることは逆にできていて、今回の「良い」はそのあたり。
ドラマのあった前回(41回)とはエピソードの順序を逆にするべきだったと、この回を見る度に思う。ゆうゆうのキャラも、前回から少し変わってしまっている気がする。あと、作画は微妙w
「私に決めさせてくれて、ありがとう」
何かを隠すことで、誰かが幸せになることはないのであると。
そして、この国の暗部も洗いざらい、すべて暴かれようとしている。
ヨシさんの救世主という物言いがちょっと引っかかった。
救いたいのがちさとではなく、世であるとすればなんたる独善。この作品のことだから、この少しイラッとする言葉選びもあえて行われたのだろうな。
Bパートのたきなに激しく心を揺さぶられた。
プリオタだからバディには弱いのです。
本日の夜実況。
この回については、もう特に言うことはないかなw
これでもかというほどの、しあわせの再定義。ハピネスチャージ。
2回目視聴。
とてもまとまりの良い回だった。くまモンとのタイアップがあったにも関わらず、不自然なところもない。
(過去のシリーズを振り返って、今観ると厳しい芸人回もあることをを考えると)
特に良かったのはメンメン。メンメンはらんにとても懐いていて、エナジー妖精たちの中で、パートナーとの関係が一番よく描けているのはメンメンではないか。
また、今回明かされたいくつかの設定も興味深い。エナジー妖精各々が「麺占い」などの奥の手を持つこと、麺のエナジー妖精は麺料理のレシピッピたちのリーダー的立場であることなど。
Aパートでうんこネタで爆笑していたと思えない急展開。
たきなが有能すぎて惚れる。
ツンデレっぷりも美味しく頂きました。
冒頭、真島の似顔絵に吹いたw
オモシロシーンだけど、実は言うほど下手じゃないと思った。
あのちさとも、吉松の前ではいっぱいいっぱい。ただ事ではないと感じたたきなが、影ながらフォローする。
大人たちがちさとに向ける興味はあまり感心しないものばかりだが、ちさとのことを案じるたきなの情が暖かい。
本日の夜実況。
経験豊富なキュアテンダーは、脚本の都合から早々にメンバーから外されるのであったw
このあたりの回にプリキュアたちが強くなった描写が多くあり、徐々に力をつけてきたことが実感できるシリーズ構成はよいと思う。
個別のシーンでは、いおなとまりあの空手勝負が良シーン。
ここだけでなく、キュアテンダーや敵サイアークも空手の動作をしている(気がする)のが面白い。
本日の夜実況。
プリキュア全員がイノセントフォームに変身し、各々マイクを手に、歌いながら敵にとどめを刺す新技。その歌はよく聴いていると、今作の重要ワード「イノセント」を連呼するおもしろソング。
この伝説的な決め技の名は、イノセントプリフィケーション。ビジュアル面でのインパクトの強さは歴代屈指と思う。
キュアフォーチュンとの姉妹対決というだけでなく、姉を操っているのが敵首領クイーンミラージュであるという、幾重にも意味付けされた展開はドラマとして見ごたえあり。この様なシリアスな展開を卒なくこなす手腕は、さすがは成田さん。
クイーンミラージュの背後にいる黒幕がディープミラー(すなわちレッド神)であり、ミラージュがディープミラーの傀儡に過ぎない真相がはっきりと描写されている重要回でもある。
クイーンミラージュの左頬の涙の紋は、感情の動きによって消えたり現れたりする。
彼女がディープミラーに操られている間は涙の紋が色濃く現れるわけだが、キャラクター設定としても意味を持たされた、こうしたデザイン上の特徴も面白い。
本日の夜実況。
いおなの姉が敵として現れる急展開だが、いおなが気にかけていたのは姉の生死。生きてさえいればどうとでもなる。
クイーンミラージュは姉をプリキュアへの刺客としたことで、むしろいおなを絶望から救ってしまった感があるw
誠司のめぐみへの気持ちを知ってか、ひめが誠司を気遣うシーンがある。
ひめは「べつに誠司のことが好きなわけではない」と自分を納得させたが(27話)そんなわけはないないだろう。
いつも調子の良いひめが、真顔で誠司のことを心配しているのを見ると、ひめの本心も踏まえた上で切なくなってくる。
本日の夜実況。
敬愛する成田さんの担当回ではあるけど。めぐみのイノセントが何だったのかわからない、或いは同意できない。
誰かの役に立ちたいことと、相手に感謝されたいことは別に対立しておらず、矛盾なく共存すると思う。
もし善行が感謝されず返ってくるのが悪態ばかりであったら、それはいびつな関係だ。無償の愛が必要以上に美化されて欲しくないな。
この回で言えば、誰かの役に立ちたいめぐみが頑張れるのは、めぐみに対する感謝があるから。
めぐみのことをいつも見ていて、感謝もしている、誠司あたりの視点がクローズアップされれば同意できるエピソードになっていた。
真面目で誠実なマイラ王女。
彼女が臣下の者たちに愛されている様子や、「好き」を思い出したことが自信につながった成長が描写されていた。
片や、王女と入れ替わったゆい。
この様な入れ替わり回では、例えば「王女としてのハードな公務や責任感を実感する」と言った、それだけでは少し辛気臭いエピソードを想像していたところ。この点は押さえた上で、こちらはこちらで楽しんでいて、その楽しげな画づくりがよかったと思う。
ブンドル団が登場しない、人情が沁みる回。
シリーズ構成平林さんの脚本だが、シリ構自らが本編と関わらない幕間回を書くのは珍しいのかも。
それだけに、この回もデパプリの世界観を構成する1話であるということだ。
本日の夜実況。
特に葛藤も達成もなく、さも当然の様にイノセントフォームに変身する。
それは尊く、そして笑いどころでもある。ゆうゆうはとっくにイノセントの境地に達していた様だ。
弁当に対して理不尽な言いがかりばかり言う、お得意様のばあさん。
でも週4の頻度で弁当を注文するし、出されたものは決して残さないし。
ばあさんのこの、愛情表現が上手くない不器用っぷりが味わい深い。
本日の夜実況。
10周年コメントは、この回のキュアホワイトで最後。
ひめがイノセントフォームに目覚めたエピソード。悪い話じゃないけど唐突に感じる。
「人助けは自分の願いではないから、イノセントな想いとはいえない」、その為にキュアラブリーが覚醒できなかった前回の流れとも齟齬がある。今までの回、キュアプリンセスは勇気と関連付けられることが多かったから、この方向の覚醒エピソードが順当だったと思う。
とはいえ、今まで恋愛とはまるで縁のなかったいおなの覚醒回は、ある意味では唐突だったのにとても良かったことも確か。
では、この回には何が足りなかったのか。
黒電話とかアナログテレビとか、最新の作画で描かれているのは昭和。時代性に忠実で面白い。
この作品の作画面で、一番大事なのがラムの作画やキャラデザであることは間違いない。そのラムのキャラデザが、あくまで古いデザインのブラッシュアップであることに好感。
劇中の用語「インベーダー」は、TAITO「スペースインベーダー」を意識している様だ。
(発表年は、うる星やつらもスペースインベーダーも、共に1978年)
本日の夜実況。
誰かを助けたいという願いもよいが、自分自身の心から湧き上がる願いがなければ、イノセントフォームにはなれない。そもそもイノセントを「探す」というのはどうなのか。
悪くはないけどめぐみに迷走感のある回。この回が構成上必要だったかどうかは、正直微妙。
専門知識がなければ、仕事とは無関係なところでの応援がいい。
汚れた白衣を洗濯してあげたのは、本当はそんなに悪くなかったんだけどね。「汚れたまま着ているのは願掛けで、意味があった」なんて、普通は気付かない。ロケットクッキーのほうはよかったね。
無敵と思えたあのちさとが、後れを取っていた。
ピンチに颯爽と登場したたきなが、めちゃくちゃ格好良かった。
じゃんけんって、そんな方法で勝てるんだ…w
本日の夜実況。
今夜の10周年コメント。お当番は自分の最推し、キュアソードでした。
過去を反省して、復讐者ではなくなり、人間が丸くなったいおなに魅力を感じたのだすれば。
海藤某は、意外と彼女をちゃんと見ていたことになる。チャラいイケメンではない。
それにしても「おれのこと嫌いじゃないだろ」なにこのイケメン台詞。イラッとするわww
ブルーはグループデートに出かけるいおなを、止めないし咎めもしない。
いおなは現にイノセントフォームに覚醒し、恋愛がプリキュアを成長させているのは間違いない。
では「プリキュア恋愛禁止」とは何だったのか?
この回のいおな、お当番だけあって素晴らしく可愛い。セピア演出も伊達じゃない。
その一方で、肝心のイノセントフォームに変身後のコスチュームがイマイチ可愛くない。ちょっと残念。
「わたしはリコリスだけど、誰かを助ける仕事をしたい。これをくれた人みたいにね」
真相に近そうな断片が現れ、殺伐とし始めた。謎解きやスタイリッシュなアクションシーン等々、キャッチーな切り口が多くある作品だけど、その根底にある本質はやはり人の情であると信じたい。
たきなが聞こえないはずのちさとの心音を聞こうとするラストは心温まる。
それだけに「20年前に家族を殺された」と、ちさとの情に訴えようとする敵は卑劣。
「何の為にその命をもらったんだ」、この理不尽な言い草が敵の本性か。
本日の夜実況。
ゆうことファントムの関係性が増し、そこから神回41話につながっているエピソード。個人的に重要回。
ゆうゆうのルーツ的なエピソードが語られ、今のようなおっとりした平和主義者になった理由がわかる。
ファントムを仇敵とするはずのいおなも、ファントムを手当てしているゆうゆうの顔を立てて争わない。「自分を倒してもプリキュア墓場のプリキュアたちは救出できない」という重要な情報は、いおなの態度から引き出されたファントムの誠意だったのかも知れない。
全てを終え、歌いながら遅れて登場するキュアハニーは見とれる美しさ。
歌っていたのは、いつものおもしろソングなのにw
本日の夜実況は問題回、アンラブリーの登場回w
アンラブリーがキュアラブリーのメンタルを攻め立てるけど、よく聞くと特別に大したことは言っていない。
褒められると調子にのっちゃう。…え、普通じゃないですか?
悩むキュアラブリーに「らしくない」と喝を入れるのは、最近進境著しいキュアプリンセス。
「悩むほどのことじゃない」、どうやら彼女も同じ感想だったようだw
3回目。劇場で観るのは多分これが最後。以降円盤で。
一旦一区切りなので、以下余談。ネタバレあり。
コメコメの夢は、ゆいの様なヒーロー(プリキュア)になること。過去作のプリキュアたちの扱いに関わらず、コメコメ視点ではプリキュアは大人と描写されている。
ケット・シー視点のプリキュアは、大人ではなかったり(自分のように汚れていないから)、大人だったり(自分に敵対しているから)、不明だったり(技術的に判定が難しいから)状況によってさまざま。
大人(ヒーロー)とは、ゆいが迷子の女の子に見せた様な優しさであったりする一方、大人でもお子様ランチを食べても良かったりして。大人と子供は線引きできるようなものではなくて、誰かの力になりたいという、コメコメが言うヒーローのような「精神」を指していたのかも。
そして、「プリキュア好きな大人が居てもいい」。日常の顔はヒーローである、プリキュア好きな大友たちへの応援だったかも知れない、劇場版最新作であった。
本日の夜実況。
クイーンミラージュを倒すのではなく救うという目的が改めて提示される重要回。
プリキュアたちやまわりの人々の心がよく描かれていて、ミラージュを救わねばならない説得力につながっている。さすがは成田さんの担当回。
いおなとゆうゆうのコンビは大変絵になる。このふたりが語り合う描写もこの回から。
ブルーは300年前に、クイーンミラージュと知り合ったという。
8話に登場した伝説は、1000年前のぴかり神社の巫女についてのもの。それはクイーンミラージュ本人としか思えないエピソードだったけど、成田さん、設定がブレてませんか?w
「さかな〜」
なんというお洒落な会話劇w たきながガードを解いて、ちさとに歩み寄っていく水族館シーンが心地よい。
3話で一区切りついたあとの、新展開の幕間かと思えば。
1クールのシリーズ構成で完全な幕間回なんて挿し込めるわけもなく、相変わらず密度が濃い。
本日の夜実況。
キュアハニー推しだからというだけでなく、「ハワイのプリキュア」という設定が既に楽しい回。
アローハプリキュアが結果を出せないのは、ふたりの協力が足りないという態度の問題だった。
日本から弁当持参で「おなかいっぱいになったら、話を聞かせてくれないかな」と、持ち前の包容力でふたりの関係を修復するゆうゆう。
戦えばすばらしいユーティリティプレイヤーっぷりを発揮。
まさにキュアハニーの「あいつひとりでいいんじゃないかな」という回だったw