所謂「俺たちの戦いはこれからだ!」ラスト。
一応、まとめ方としてはテンプレ及第点になんとか収まった感だが…
当初からツッコミどころと満載の設定の稚拙さと隙だらけの展開は、最後まで変わらなかった。
多くの謎と伏線を残して終わったけど、果たして続編の可能性は?
これで無かったら、それだけで猛バッシングは確定だろうけど、ここまで稚拙な内容だと続編出来ても期待感は薄いのも事実。
そんな思いも込めて、敢えてラストは未評価にした。
とどのつまりは、やっぱり慧輝が全ての元凶ってオチかい!
これまで周囲に居た「変態っ娘ズ」(笑)は完全に添え物・イロモノ扱いだしw
で、結局のところ選択が出来ない優柔不断な慧輝。
義妹ちゃんの想いを、半分汲んだ形の結末にはモヤモヤするし、ある意味で酷いマッチポンプ感が半端ない。
そして、ラストで判明したラスボス義妹 瑞葉の変態性癖www
要は慧輝が元凶であり「変態っ娘ホイホイ」ってことじゃね!?
まあ、面白いっちゃ面白かったけど、インパクト優先で余りにもリアリティが無い展開だったのも事実で、少々、その辺りの匙加減が微妙だったと思うな。
もう、最高かよ^^;
夏祭りは恋の決戦場って感じだった。
散々、西方をからかい倒した高木さんだけど、いちいち勝敗にこだわる西方は一方的にからかわれて連敗してるのかと思いきや、とどのつまりは高木さんはとっくの昔に「恋に落ちて負けてた」ってことなんだよね^^;
夏祭り会場ではぐれた時の、結構、気遣い上手で友達思いな木村のアシストは有ったけど、結局は花火は並んで見るには至らずだったけど…
西方が素直に(?)高木さんに手を差し伸べて一歩前進。
続編の「元高木さん」に至るまでのふたりを見てみたいけど、一区切りとしてはとっても綺麗にまとまったね。もちろん、ラストCパートの浜辺でのオチも含めてね。
いや~(笑)、最後までレティナの可愛さ健気さ大爆発だった^^;
徐々に成長していく彼女のその後もぜひみたいな!
続編熱望♪
控えめに言っても名作じゃね?
設定、人物背景もしっかりと練り込めれていたし、伏線や謎の数々もきっちりしっかりとキレイに回収していたね。
この手の作品で、よく中盤からグダグダの総崩れになることも、決して稀じゃないけど、原作者も大絶賛するだけ良い出来だったと思う。
ミステリーと冒険譚を塩梅良くミックスして、笑いの落とし所も絶妙でとても良かったと思う。
………は?。
妹ちゃんがシンデレラだったのは予想の範疇だから、もう何も言うまい。
だが、今回の「作戦」正体特定のあぶり出しのためとは言え、強引な「水着回」に加えて、余りにも強引過ぎるイベント…しかも、出場者が司会も含めて限定的過ぎるご都合主義を超えた不自然な展開。
更には優勝者ありきな出来レース…
ま、これをおもしろい展開だからいいじゃん! と、するか否かは人それぞれだけど、正直興ざめ。
で、結果シンデレラの特定は慧輝のかなり強引で犯罪チックな「スカートめくり」って手段で特定ってww(失笑)
いや、まて、この作品は確かに常識の斜め上展開が多いが、いちいち慧輝の突飛な行動が目に余るよね^^;
そして、もっと衝撃的だったのは慧輝が妹ちゃんが「義妹」だって「知らなかった」ってこと。
てっきり大前提でそれは知っていて、でも「義妹」でも「妹」だから、恋愛対象にはなりえないからって理性的かつ倫理的な理由で候補から「除外」していたのかと思いきや…
まさか慧輝が、生命の神秘的部分の根幹部分で無知だった、そしてそこに何の疑問も抱かずに、高校二年のこの歳まで生きてきたってぼんくらと言うか、そこそこエロスケな癖に何で??って、非常に設定的に無理があり過ぎる部分で、更に興ざめ。
もっと言えば妹ちゃん以外のヒロインは全員「捨て駒」「添え物」「イロモノ」出演で、極論「居なくても話は進む」。
結構、この手の作品て茶番展開が多いのだが、近年稀なレベルのクソ茶番だと思う。
で、次回は最終回なのだが、このどうにもぶつけドコロのわからない、怒りにも似たモヤモヤを晴らすような納得のまとめ方になるのだろうか?
気になるね。