あなたの“はじめて”を、わたしにください。
高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。
「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。
その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。
ストーリーは申し分なくリアリティのある感じ。女性作家さんの書く良い意味で生々しい青春譚。キャラクターは好きなのだが苦手な人が複数人いたので一つランクを下げた形。ただ最後の3話で苦手な人でもその人なりに頑張っていたと感じることが多く、高校生はこういうことに悩んでいた方が健全だと思わされた。
余談だが、数年前に見たクズの本懐のノリに近いところも少しあったので大きな悪意がなく見やすいので、物足りなかった人は悪意マシマシのクズの本懐も見てみると良いと思う。
個人的にはこれくらいがちょうど良かった。
こういういろんな要素が掛け算になってすごい良かったって作品を見ると個別の項目について評価をつけたりどこかが良かったとか書き留めておいたりするの野暮だなって気持ちになる。書いておかないと忘れちゃって思い出せなくなるから書いておくけど…。
上坂すみれ氏の怪演が特にめちゃくちゃ良かったな…。ストーリーの最後だけそれなりに歳を取ってしまってから観るとあまり感情移入が出来なかったけど、青春群像劇として若い人が観たらまた違う感想になりそう。
ただ、音楽についてだけはメッセージ性の強い曲たちを笑いのネタとして消費していて、その点はすごく感じが悪かったと思います。
全部いい
好きな人には刺さりまくる作品
私は刺さりすぎて死にました。
性に振り回される純粋な青春の話
性に対する嫌悪とか興味とかもやもやとか青春って感じ。
純愛、百合、生徒と教師の禁断の恋が同時進行するラブコメの欲張りセットの様な作品。
1話の時点ではあまり可愛いとは思えなかった文学部の女の子たちが、「えすいばつ」をきっかけに悩み、葛藤しながら恋をしていく様を見ているうちにとても魅力的で可愛く見えた。
でも、そんな女の子たちよりも泉くんと天城がピュアで真っ直ぐでとても愛おしかった。
思春期ならではのモヤモヤの表現が秀逸。面白い題材だった。
青年時代の性や異性への興味、好奇心、不安等々を面白おかしく、だけど少し考えさせられたり懐かしんだりするような作品だった。
すべてがまるっと収まるわけではないけど、実際の感情なんかと照らし合わせるとそれはそれで正解なんじゃないかなと。
タイトルと作品紹介文でちょっとどうなるかなぁって思ってたけど楽しませてもらった作品だった。
とにかく演出が素晴らしかった。1話から全開で、最後まで落ちる事もなかった。
中盤以降、たまに作画が厳しめに感じる時もあったが、そんな事、どうでも良くなるくらい面白かった。
作家が踏み込めそうで踏み込めない感情に、怖気ずくどころか、躊躇なく踏み込んでいく岡田麿里エクセレント!!
終始感情剥き出しが良かった!
2019夏アニメの激戦区の中、ほぼトップクラスのクオリティーだった。
河野ひよりさん、今後も期待!
個人的に岡田麿里作品中でもトップ。
92点
第一話を見たときと最終話見終わった時でかなり印象が変わった。性に関するギャグアニメかと思ったが、もっと人間関係にフォーカスされた作品だった。
和紗→太眉可愛い。純粋に応援できる。
百々子→レズ。
曾根崎→うるさい。
本郷→一途で可愛い。
菅原→クソビッチ。見た目は最高なのに見進めていくうちに嫌いになっていった。友達の彼氏寝取ろうとするの最悪すぎる。
顧問教師→なんかいい人感出てるけどJKと出会い系でヤろうとしてる時点でかなりやばい奴。教師やめた方がいいと思う。
監督?→ロリコン。行動、思想、全てが気持ち悪い。特に白髪クソビッチとの接触シーンは嫌悪感がやばかった。死んで欲しい。
ストーリーよかったのに最後の人質籠城とか色鬼とか意味わかんなすぎて萎えた。
中盤つまんなすぎて最終回だけ見ればいいんじゃって思った