サービス開始日: 2022-06-26 (1266日目)
最初期待させられたのがサスペンス的な展開。それが見破り方が分かることによって早々に壊される。最悪の結末を回避する頭脳ゲームの様相になった。しかもそれぞれの戦闘能力にも見どころがあってバトルマンガのような興奮もある。戦闘が盛り上がれば敵が更なる手で絶望させてくる。剥けば剥くほど味がでる、驚きの作品。
聖先輩が掃除優先させるの確定演出かと思ったら見てなかったんか笑。紗和の「その薄紙一枚分が…」の台詞が、努力型が天才に追いつかない認識や苦しみを表現しててめちゃ良い。竹井先輩や大木先生、メインじゃないキャラも魅力的ですね〜。
説得力がハンパなかったです。溜息が出るくらい。
小野寺先生が「教師だって人間です。どうしたって自分が才能を見出した子を応援してしまう‼︎」と言ってたけど、身体は男だけど心は乙女な背景をもつ彼だからこそ、振り切った欲求が映える。で、結論ありきで見方が変わるかというとそうではなく、山田さんの歌唱を聴いて「間違ってなかった」となる。そこに贔屓がないことは、山田さんの歌唱を聴けば納得できる。入りから上手すぎた。紗和のディヴォルトも良かった。鬼気迫る表情が違和感なく受け入れられた。