今週の土曜朝実況分。
「天地魔闘の構え」の弱点をめぐる攻防が本当に面白くて目が離せない。
大魔道士ポップと大魔王バーンの真正面からの知恵比べは、大魔道士の快勝。
例えばキルバーンあたりは、自分の技を嬉々として自慢してその裏をかかれてしまう浅はかなところがあるけど、同様に饒舌なポップははるかにクレバーだ。
ポップは大魔王との会話では当然ながら、奥の手である「シャハルの鏡」のことには一切触れない。むしろ大魔王の目を逸らすために、精神論も含めた「鏡」とは無関係な話題をあえて続けた様にもみえる。
ポップの奥の手である「シャハルの鏡」は元々は大魔王の所有物。もし大魔王がポップと同じぐらい慎重だったら、ポップの狙いにも気づけたかも知れないな。
真バーンには変な見栄があったり、老バーンにはあった慎重さをなくしていたり。力押しというか、攻め手に雑なところがあるなと改めて感じる。
#子安武人生誕祭 として視聴。真・大魔王バーンが構えを連発して、要するに「大魔王が一番調子こいてる回」として選ばせて頂いた。
また、このあたりの回は、どの回を選んでも自然とポップ回になってしまうが、その例に漏れずポップの当番回としても楽しめる。
「魂などで余は殺せん」と大魔王は言った。「馬鹿笑いしやがって!」ほんとそれ。みんな大好き子安の真骨頂かw
確かに「魂の絆」(劇中用語)は大魔王の命には届かなかったかも知れないが、それでも大魔王は多くのものを失っただろう?
「天地魔闘の構え」こそが最強無二という大魔王の自負を打ち砕いたのは、「魂の絆」と大魔道士ポップの知恵。
ジャンプコミックス35巻収録分。
ほぼ全編にわたってポップの謎解き。とても見ごたえがある。今回、大魔王にとっての最大の脅威はポップの知略だったわけだが、本人はそれを誇るわけでもなく。
皆を大魔王の前までたどり着かせたのは、「魂の絆」の力だと言った。「魂の絆」はスマホ向けオンラインゲームのタイトルでもあるが、最終盤の台詞から引用されたタイトルであるのは間違いない。
かつてバランは、聖母竜に「力ばかりが全てを司る今の世界に、魂をもって悪を討つ」と言った。(59話)これに対して「魂などでは余は殺せん」と、自分の力に絶対の自信を持つ大魔王だが。
しかし、大魔宮を覆う力を打ち払ったのは大破邪呪文を構成する5つの魂の力だったし、今また、「魂の絆」が天地魔闘の構えをやぶろうとしている。
心や魂の力が、大魔王にとって予想外の事態を起こし、そして追い込んでゆくのである。
今回、ポップがいつも以上に、妙に饒舌だと思った。例えば、2回分の観察から気付いた「構え」の弱点のことなど、本人に指摘するのは余計なお節介というものだろう。本来であれば黙っているのが得策。
秘策の本命は「シャハルの鏡」だった。この秘中の秘を大魔王に悟らせない為に話を引き伸ばして、判断を鈍らせていたのかも知れないと想像する。
アバン先生が解説していた通り、あえて「構え」をとらせる挑発をしたのもポップ。この、ポップの駆け引き巧者っぷり。
ひとつ気になったことがある。
カラミティウォールは、ダイによって既に完全に攻略されていたのではなかったか?
ポップの背中が頼もしいんだ…
そこでシャハルの鏡とか熱すぎるぜ!!!
ってか、大決戦の最中でお互い手の内をばらしあうのウケるw
ポップさん、バーンの弱点わざわざ教えなかったらよかったのにw
やはり捨て身の作戦で大技の直後の隙を突くしかないか。
ラーハルト、親指立てたからには帰ってくるよな。
ポップ、そんな奥の手が。マホカンタ的な。FFならリフレクか。
しかし、暗黒闘気のダメージで回復がままならないダイはどうするのかな。きっと何か究極の気合い的なものを搾り出して最終奥義的な力技を出すんだろうなと。ギガの上ならテラストラッシュとか。最後は根性。原動力は仲間達との絆。
ラストがアツい!アツすぎる!!リアルに声出た!!!やばい!!!!
奥義攻略戦!
「もはやこれまで」
ポップが完全に主人公してるんだよな。ヒムもラーハルトも身を挺してチャンスを作る。
ダイがポップに対して全幅の信頼を置いているのもいいし、その過程で出会った人たちに対しての感謝をポップが口にするのもアツい。
ずっとクライマックスだねえ
ポップ。胸熱過ぎやで