レティはじめクセ強めのキャラ達が賑やかにわいわいしてるのが見ててすごく楽しかった。つい笑ってしまうようなワードチョイスのセリフまわし、謎効果音と同時に視聴者に話しかけてくるレティと面白い要素いっぱいだった。
評価:S
2025年冬アニメのダークホース。
妃教育から逃げるためあらゆる方法を企てるヒロイン・レティシアとそんな彼女をどこまでも追いかけるクラーク王子の掛け合いを、個性的なサブキャラたちも交えてコミカルに、時に真剣なラブロマンスとして描いた良作。
田頭しのぶ節が随所に発揮された演出とテンポ感で唯一無二の魅力が生まれていた。
基本的にギャグで回していたけど、要所のラブストーリーをキチンとキメてきていたのでグッと作品に惹き込まれていけた。
6話が非常に好み。
デェェェェンといい、テンポといい、かなり独特な本作。王宮ものに潜む高尚さみたいなものを、ギャグやテンポ、作風、バラエティー番組的なリアクションで解体し、さらに、作中の「妃教育」から逃げるという一種のフェミニズム的な文脈を持ちながら王宮という居場所を変化させて、私らしさ、王宮という鳥篭をおおらかなものと変容する(ように視聴者の印象を変化させていく)のが良かった。最終的には「妃教育」、ましてや妃になるというイエ制度の鎖とも言えるものからは逃げられず、また、互いに愛しているふたりは結婚という旧来的な契約を自らの意思で結ぶ。その結末は急進的な私からすると正直残念なものだったかもしれない。初期のクラーク様の異常行動についても、色々と言いたいことはある。だとしても、この作品にあったおおらかさは私の目にはキラキラと輝いてみえていた。最終話ED入りは脱帽です。ED後の後日談がこの作品そのものであろう。
お転婆なレティシアを起点にドタバタなラブコメでありながらラブロマンスをしっかり決める、全体的にほっこりする作品だった。
ノリとギャグが古臭いが、後半にかけてのラブロマンスは良い。闘争や戦争などが無く悪役が存在しないため平和的で安心して視聴できる。NHKの子供番組で放送されててもおかしくない位の内容。1クール内に綺麗にシナリオが収まっているのもポイント高い。
非常にシンプルなシナリオながらギャグとロマンスを上手く組み合わせていて見応えがあった。
#妃教育
丁寧な古風。ストーリーもそうだが,細かい演出,例えば「ほへ?」とかジャン!(決め顔)とかに昭和っぽさというかシチュエーションコメディぽさがあふれつつ全体が調和してとても良かった。キャラデザインは何となく犬っぽい印象を受けた。
最初の方は、面白さに欠ける印象だったが、最後の方はかなり面白くなってきたアニメでした。
上質のコメディ作品だった。二人は相思相愛だったし楽しかった。レティシアの奔放さが作品の楽しさにつながっていた。
独特な演出が光る一作
嫌いじゃないよ
最後まで絵の面ではかなり不安も残しつつも独特な空気感で1クールでちゃんとまとめきったアニメだったね。タイトルの通り主人公のレティがひたすら妃教育から逃げてしまいたいという願望を前面に押し出しながらの皇室ドタバタ生活という感じだったけどギャグの差し込み方とかテンポ感は小気味よくて良かったし、レティはなんか憎めない可愛らしさがあったよね。最後にはちゃんと二人で愛し合って着地させたのも良かった。
爆発力はないけど毎週観るには良いアニメでした。