家電を買ったら妻になりました。
毎日ご飯を作ってくれる女の子は、<感情がない>家事ロボットだった――。
一人暮らし3年目の社畜サラリーマン「タクマ」は、家事ロボットの「ミーナ」を購入する。
タクマは不器用で恋愛経験が少なく、ミーナも料理は出来るが人間についてはまだまだ勉強中。
人間とロボットという一見ちぐはぐな夫婦の二人は、一緒に過ごすことで互いを知っていく。
そして、感情がないはずのミーナにもやがて――。
原作既読。ちょっと朴訥な感じの量産型ロボ感が、アニメでは結構な美少女ロボになっていてそこは随分盛ったなと思った。
原作ではその後学校編が始まるけれど、ストーリーとしてはここまでにしておくのがちょうどいい感じかな。
前半ロボット生活あるあるからはじまって、タクマとみーな、まもるの関係性から
ラスト2話はあたりからは家族、親族とのありかたなど社会性にも触れた構成で、
声高ではないもののしっかりと考慮された構成だったと思う。
いやぁタクマが気持ち悪い!最初の方とくに!w
でもまぁなれてくのもあるけど、ミーナを大切にしてんだなぁってのはとても伝わってくる。
ミーナがワンオフ機体で特別だから成り立つ話でもあるけど、そこも含めて楽しかった。
あとマモルがとてもかわいいw
OP、EDともに好きでしたね。
人とロボットの恋愛物だと思って見ていたら今まで考えたことがなかった部分を考えさせられて大変楽しめた作品。
個人的にはマモルくんの演技も聴き所。
基本ギャグだけど、人間とロボットの共生の踏み込んだ話までちゃんとしてるのがギャップあって良かった
あとマモル君が可愛すぎる
AIロボ系は哲学的な内容になりがちだけど、この作品は”ロボットとの愛”がメインで癒し系作品で面白かった。
序盤はただただAIロボットに恋愛感情を抱いてる青年がデレデレしてる感じで少々観るに耐えなかった部分はあったが、中盤以降は結婚からの女性として愛してる状態に流れに変わり、二人の会話が面白くなった。ミーナちゃん以外にもマモルくんやスーパーミーナちゃんなど個性的なキャラも特段重たい話もなくて優しいシナリオで非常に見易くほんわかする内容で良かった。ミーナちゃんは表情がないとは言え、目や喋りで表情がだせるから、その小さな変化がミーナちゃんの可愛いさポイントだったね。
OPに”ときのそら”を起用したのはすごくセンスあるなと思った。彼女の優しく包み込む感じの歌声がミーナちゃんと合っていて良かった。
この続きも面白いとのことらしいので、続編があれば見たいなと感じる作品。
思っていたよりもコミカルな作風だったけど、ヒロインがロボットであるからこそできるようなストーリー展開やギャグ、ドラマがあってとても面白かった。ミーナは、タイトルには「感情がない」とあるけど、実際は表情が変わらなかったり声に抑揚がなかったり発言が無機質だったりと見かけの上では感情がないように思えるだけで、自慢げだったり怒っていたり、嫉妬したりしているように見える時とか、人間らしい感情があるように思えるシーンが多くて、そういう表には出ないけどどんどん人間的な面が見えてくるのがとても良かった。タクマとのやり取りも見てて楽しかった。後半から出て来た見守りロボットのマモルくんがとにかく可愛くて、マモルくんを加えた家族の話ももっと面白くなった。タクマやミーナ以外にも、西園寺家やスーパーミーナのエピソード、ミーナの生みの親である大谷博士など、他の人間とロボットの関係性についても、心が温まるような形で描かれていた。ストーリーに関連して、作中の世界観・設定も良かった。作中の社会には、ロボットを妻や子として扱うことに対する理解が結構浸透していて、登場キャラもその点に関して必要以上に反発したり嘲ったりするような人がいなかった。ロボットと人間の多様な関係性を認め、それを尊重しサポートする体制が整っている世界観だったから、ストレスなく見ることができた。楽しい感じで見ることができるとても良い作品だったと思う。
色んな要素を丁寧にひとつづつ包んでいく良いアニメだった
★5
評価:A
孤独な成人男性・タクマと家事専用ロボット・ミーナが、家族になるまでのお話。
序盤は正直気色悪いです。ミーナを性欲のはけ口にするタクマが見てられません。
物語が進んでいき徐々に、他者と交わることで二人の関係性が「主人とロボット」から「夫と妻」の対等なものに変化していくのが良かった。
個人的には実家ご挨拶イベントの、タクマ母の台詞が響いたね。
真面目すぎず、ちょうどいいコミカルさも見やすかった。