物語序盤と終盤で雰囲気がガラッと変わる作品。12話という多くない話数の中でしっかり主人公格である2人についての深掘りもされていて見応えがあった。他作品のパロディも多くその点もGoodです。個人的には凄く良い作品。
異世界転生した天才アニメーター(監督)が、あこがれの世界を壊しながら成長する物語。きれいにまとまりました。
最初はパターン化された展開で不安だったけど、とにかく映像が良くて続けて見れた。
後半にかけてどんどん引き込まれていく展開で、なつこの回想で理解が深まった。ルーク視点の回は若干総集編感が拭えないが、その視点は見たかったから良い。
描き分けとかしっかりしすぎてもうさすがですとしか言いようがない。作画だけでも見る価値はある。最後まで見たら1本の映画を見たような気分だった。
ユニオの目の模様とか好き。目に重きを置いてるのかってくらい、ここって時に象徴してる気がする。
これ、いろんなアニメの名シーンや演出を知ってるか、知らないかで評価も変わりそうよなぁ。
自分も全部把握してたかは怪しいけど、知ってるのが出てきたら嬉しかった。
物語としては王道だったけども、戦い方がアニメーター、アニメ監督らしいというかw
そこがキモで面白かった。
あと仕上がったデスティニーちゃん大好きw
よかったです。
最初はMAPPA版SHIROBAKOかと思って見始めたけどラブコメ(コメ?)だったのは意外だった
主人公・ナツ子が最初性格好きになれなくてハマるか微妙だったけど見ていくうちに精神的に成長していくのが良かった
メモ
Date:2025/1/7-2025/3/26
Score:90.6 (互:94)
各話平均:9.04 /10.0
脚本:9 /10
映像:9.5 /10
音声:9 /10
全体:9 /10
最初から数話はパロディネタでギャグ作品なのかなと思いきや、5話ぐらいから話が変わってきて9話ぐらいから、これは最後まで見てしまうなという作品に変わった。
最終的にはハッピーエンドになる事はわかっていたが、そこまでのストーリ展開がうまい。
もうちょっとエピローグをやってほしかったなと言う気がないではないがこれぐらいが余韻が残ってちょうどよいのかもしれない。
久しぶりにオリジナルアニメを12話完走した。
食あたりで死んだと思ったら自分の好きな作品の世界に行って特殊なスキルで活躍するっていう割とよく見かける異世界転生設定だなぁという序盤の印象だったが、キャラクター作りと作画が本当に丁寧でそこだけでも十分視聴を続ける理由になった。
中盤にナツコの過去を明らかにする回があり、そこでどのようにしてナツコという主人公が生まれたか、言動への理解が深まる事でルークへの気持ちに気付いた所がよりワクワクドキドキさせてくれた。
終盤で物語が動き出して一気に面白くなってきた。
1人1人がどんどん消えてしまう演出というのは何度見ても良いモノだ。
物語のあらすじとしてはかなりシンプルだけれど、キャラの心情の見せ方や画力がすごい作品でしたので人にオススメしたくなりました。
12話アニメだけれど、映画一本で収まりそうな気もした。
私のために作られたアニメなんじゃないかと思って観てました。
最高でした。
セリフよりも本当に微妙な表情・色の変化とか絶妙な間とかから察する心情や状況も多くて、
MAPPAじゃなきゃ成り立たなかっただろうなって思った。
絵が綺麗だし、声もイントネーションもぴったりで楽しめた。
ルーク推しになった。