自分のこと、少佐にもらった愛してるの意味はまだわからないままだけど、少しずつ人の心に触れることができるようになっていってるんだね
第三話にしてついにOPが流れたが、このOPがこれから毎話流れてくると思うとゾッとする。内容に関してはあまりにも良く出来すぎていてただただ見入ってしまった。あらゆる描写が繊細すぎて寸分の隙もなかった。吉田玲子ォ〜…
少しずつ相手の気持ちを汲み取れるようになっていくのかな。
お人形から人間になっていく過程がこうして観れるのすごい良い。面白い。
研修回
むつかしいなー
よかったよかった
ローダンセ教官、歩んできた人生に自信と誇りを持ち毅然と立つ大人。この人の存在が大きく作品の雰囲気を変えてくれたように思いました。
それまでの手紙とも言えない手紙をヴァイオレットは今ひとつ理解できず自分は悪くないとどこかで思っていたのかもしれません。
しかし彼女の長所を十分認めた上でのローダンセのキッパリとした否定で、初めて心から手紙とは何なのかと考え始めたのではないでしょうか。
でもここでもローダンセは彼女に答えを与えることはせずあくまで自立を促します。おそらく自身も葛藤しながら多くの実務をこなし、その上で多くの生徒を導いてきた経験がありありと窺える見事な態度だと思いました。
ヴァイオレットはルクリアと正対し彼女の心を見ます。嗚咽する彼女を前にヴァイオレットに僅かなハイライトが当たります。戦場を生き抜いてきた彼女の勘が(これが心なのかもしれない)と絶好の機を悟らせてくれたのかもしれません。
横たわる兄に手紙を渡すのに2度の言い直しを経て「…手紙です」と言ったときの態度はこれまでの彼女とは全く違います。
必死に思い悩んで掴みかけたそれが確信の持てるものではない、それでも懸命に言い切る姿は儚げで不安そうで、別人のようでした。
暗闇の中2人を照らす小さな灯し火のように、兄へと伝わったルクリアの気持ちがそれぞれの希望となり温もりとなったように思いました。戦いで傷ついた2人の心をルクリアの優しい心がそっと掬い上げてくれたのですね。
再びローダンセの前に立ったヴァイオレット。ブローチをつけてもらってもまだ戸惑っているようでここに至ってもあれが「手紙」だとは確信を持てていなかったのでしょう。
そして厳しいローダンセも本当は全員を卒業させたかった筈で、教え子の成長を前に見せる僅かな笑みが実に素敵でした。
ルクリアが涙をこぼすシーンで彼女に寄り添えなかったりするのは友人としては褒められたものではないのかもしれません。でも不器用な態度が兄妹の心を繋げたように、それこそがヴァイオレットの持ち味なのかもしれません。僕はその方が素敵だな、と思いました。
ルクリアが初めて時計塔に登ったとき、不意の風に攫われた帽子はもう戻りませんが、今の彼女はそれを守る智恵と力があります。お兄さんと2人手を離さずに生きて行ってほしいと心から思える美しいラストシーンでした。
いい話だった。ルクリアちゃんいい子。
ヴァイオレット成長。あっさりバッチGET
周りの人が優しいな。
泣けたー。ルクリアのお兄ちゃんが泣いたとこと、ルクリアがヴァイオレットに涙浮かべて抱きついたとこ。
とても良い回でした。これでヴァイオレットも少し人間らしさを得られたのではないかと思います。
しかし、いつヴァイオレットに少佐のことが伝えられるのか、伝えられたヴァイオレットがどうなってしまうのか、ますます心配になってしまいます。
ルクリアの健気で純粋な良キャラと、泣きの演技と作画の良さが合わさってひさびさにぐっときた。1話内で収めるために話の内容はそこまで濃くないのに、仕草や表情、演出と演技でここまで持ってこれるのは頭があがらない。ほんと京アニってすごいなって感じた回。
ルクリアから兄に対する「生きていてくれて嬉しい。ありがとう」という気持ち、ヴァイオレットはもしかしたら少佐もヴァイオレットに対してそう思っているかもしれないと感じたんだろうなー。そしてそう言われると嬉しいようなそういう感情を自分が感じたからこそ、ルクリアの兄にも必ず伝わると思ったんだと思う。今まで手紙でミスリードしまくりだったのにいきなり手紙わたしにいったのもそういう理由かな。
(いい意味で)泣いちゃう😭 なにか、とても大切なものを教わっている気がする。
ヴァイオレットの成長が、一歩一歩とても丁寧に描かれていた。今回のもう一人の主役、後悔の念に苛まれ自らを責め酒に溺れる兄と、それを見守る妹の話には涙ぐんでしまった。
30分という短い中で、主人公の成長物語に加え、端役のストーリー・背景までキッチリと作り込まれており、この作品のクオリティには脱帽するしかない。
ところで、この作品、ヴァイオレットを通じて、特定のアスペルガー症候群の人から見た世界をとても緻密に描かれているように感じられる。ヴァイオレットを見ていると『感情の輪郭(カタチ)』を正確に把握・理解し、自分のものへと咀嚼していく過程を追体験しているかのような感覚さえ覚える。
ヴァイオレットの言動に妙な破綻も感じられないことから、原作者からこの作品のスタッフに至るまで、ヴァイオレットという登場人物の内面に対して理解のある人達が集まっているのだなぁと、そんなことを思った。
繰り返しになるのだけれど、この作品は、映像はいわずもがな、登場人物の内面描写がとても良い。各回つくり手が伝えたいと思ったであろうことがクリアに伝わってくる。
タイトルの『自動手記人形』が『送り主のココロを伝えることを仕事とする人』であるとするなら、この作品を制作された原作者・スタッフもまた『自動手記人形』と言えるのではないだろうか。
・自動手記人形の学校に入学し、成績は優秀なヴァイオレットだったが、肝心の手紙を書くことに関しては人並み以下だった。友達のルクリアの感情に触れ、その気持ちをルクリア兄に代筆した手紙に感謝され、卒業することになる。
・初めて手紙を書けた所からヴァイオレットの成長に繋がってると嬉しい
色んな手紙を読まないと、手紙らしい文章ってわからないよね。ヴァイオレットは突然身に付けたのかな?一番大事なこと。飾らない文章でというなら、色んな手紙は読まない方がいいか。
ちょっとじんわりした
総じて良いお話なんだけど、最後の卒業バッチ授与は虫が良すぎる気がして少々興ざめ。
ルクリア、良い子だ ( 自分は卒業できたのに練習に付き合ってくれたり ) 。
あぁ、3話にいたってもヴァイオレットはこの調子でまだ人の心が分からない感じなんだ…
と思ったら一歩前進!
ルクリアの手紙は無事代筆できたものの、シンプル過ぎて ( それが効いたとはいえ ) 卒業資格を得たのは “ おまけ ” っぽさもある…ので先生も何だかんだ良い人だと思う。
よい手紙とは思うものの、バッチ授与があっさりすぎて、
同じくバッチがもらえなかった他の面々の心境たるや。。
これはヴァイオレット自身が心に近づいたわけではなく、
教官の言葉をもとに、ルクリアの言葉から抜粋したまでで、
本人にはまだ自覚や実感はないんじゃないかなぁ。
どちらかというと、ルクリアの想いが溢れたがゆえ。
ただ、多くの言葉を紡がずとも、
たった一言で気持ちは伝わるということを、
気付きとして、これからの変化の糧になると信じたい。
ルクリアの兄を想う心に触れることで、ドールとして一歩踏み出せた。
少佐も見せたかったと言っていたきれいな景色を見たりと感情を少しずつ取り戻せてたりするのかな。
きれいな景色の中を時間がゆっくりと流れていくようでいい雰囲気だな。
ヴァイオレットが任務、課題から手紙と言い換えることができるようになっただけで成長を感じる。想いを伝えるシンプルな手紙を書けたのはいいが、これだけで卒業認定してしまうの・・・?