12話で麻奈さんを取り巻く物語を描ききっていて良かった、ほかメンバーはゲームをやってねって感じかな。
曲が強い。
麻奈というキャラの現在の状況から、そこをしっかり描いておいて本当によかったと、今となっては思うけれど、麻奈から始まる物語をメインに追い続けた展開は、深掘できて良かった反面、他のキャラやエピソード、楽曲などに対する広がりを持たせられなかった部分もあるようにも思う。
まだまだ、展開できる材料は有り余るほどあると思うので、今後の展開にも期待したい。
サニーピースと月のテンペストが成長していくお話に見せかけた麻奈と牧野の物語であり牧野が麻奈から卒業する物語。ライブシーンもよかった。
衝撃の1話から始まるも、その後は多少変わった設定はいくつかあったけれど割と王道なアイドルもの。
アイドルとしての活動としてトーナメントバトルという道筋がわかりやすくアツい舞台で、なおかつよくわからんアルゴリズムで機械が判定を下すシステムにしたのはキャラの感情や諸々の干渉の余地がなく、ストーリーに無駄を生じさせない画期的でとても良い設定だったと思う。
ダンスシーンは3Dと作画の合わせ技でどちらもクオリティが高くてよかった、特に作画ダンスは息をのむクオリティで今期では無職転生のバトル作画と双頭を成すレベル。
長瀬麻奈を追って琴乃やさくらが成長し、彼女たちが自分としてのアイドルを見つけていく姿はアツかった。麻奈の心臓の謎についての展開も衝撃を以て楽しめた。あと、CMの完成度やセンスも今期アニメでは断トツで良かった、とにもかくにもアプリゲームは早く出そう、ラピライの二の舞にならないためにも....。
長瀬麻奈は私たちの心の中で生きている
評価:A
長瀬麻奈のストーリーかと思いきや、まさかの退場。
サヨナラからはじまる物語。
アイドルは多いけどユニットごとに話が分かれているし、主要キャラにだけスポットを絞っているのでごちゃつき感はない。
ヴィーナスバトルとかいう茶番はなんなんだよ。
いい心臓アニメ
ちょっと最後駆け足であまりにも出来すぎ・・・とは感じるけどこうするしかないのかなと。
キャラクターは魅力的な女の子も多く、曲もよかった。ストーリーもきれいではあった。
マナ軸のストーリーは面白いのだけど 琴乃とさくら率いる 月テン サニピ軸のストーリーは深掘りもなくアプリやってくれよなって感じで微妙
一人の少女から始まり一人の少女との決別で終わる
この作品関わる主要人物のほぼ全てが一人の少女に何かを求め、失い、抗っている、囚われている
その抗っている、囚われているものと決別し今、この瞬間を楽しんでいるアイドルがランクバトルに勝利するというある意味一貫性があった作品だと思う
衝撃的な展開が数話ごとに合ったためアイドル系には珍しく物語の転調が数回に渡ってあったのは好印象
最終回に関しては物語と曲のつなぎが非常に綺麗で拍手を送りたい気持ちでいっぱいだった、曲数多かったのに
全体的にアイドルの曲数も多く、ライブパートも豊富だったため映像としては非常に綺麗だったと思う
これから配信されるアプリの前座のお話のようだが物語的にここが頂点なんじゃないか思えて来るので心配になる
最後に、推しが見れて大変満足させていただきました
ありがとうございます!
ネタバレあるかも。
最近観たアイドルものは全て「男性が存在しない世界観」だったのでw、男性が登場した上で恋愛要素が描かれていたのは意外だった。べつにタブーというわけではなかったんだw
守護霊のような存在になった麻奈とか、さくらに受け継がれた心臓とか、ライバルというよりは親友としての描写が多かった主役二人とか。アイドルものとしては珍しい要素が多かった様に思う。
琴乃とさくらが互いに支え合う関係は特にお気に入りで、2グループに分けるという大胆な仕掛けは成功だったと思う。この流れを経てこそ、最終回の全員歌唱に華があったのだろう。
作画はとてもよかったと思う。視聴を始めた当初の理由は、まさにこの絵だったんだけど、期待通りの品質を最後までキープしてくれたことに感謝。
ゲームは…?すぐに始めるつもりはないけど、気が向いたらやります。
https://fod.fujitv.co.jp/title/5g21/
https://tver.jp/series/srbh9p2g4l
https://abema.tv/video/title/481-5
https://ch.nicovideo.jp/anime-idolypride
https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/414006
https://www.amazon.co.jp/dp/B08SGVR3NJ
https://www.b-ch.com/titles/7170/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=24452
https://www.nicovideo.jp/series/195138
全12話、事故死して幽霊になった伝説のアイドルとその妹、レシピエントが自己実現を果たそうとするアイドルアニメ
【良い点】
琴乃とさくらが自己の確立を目指す物語がいい。
琴乃は長瀬麻奈の妹ということもあり周りからは比較され、自分でも麻奈の心残りを晴らそうとその代わりを務めようとしていた。しかし、麻奈の歌声を持つさくらの存在が世間に認知され始めたことにより、自分の存在意義が揺らぐ。自分ではなく、さくらが麻奈の夢を叶えてくれるんじゃないかと。目指すものがなくなった琴乃に対し、グループのみんなは「今の間は私たち月のテンペストのグランプリ優勝を目標に歌って欲しい」と言う。そして、「琴乃ちゃんの歌声を、琴乃ちゃんの歌声が一番だと思ってるみんなで一緒に、みんなのために優勝を目指そう」と言う。ここはジーンと来てしまった。特に「琴乃ちゃんの歌声が一番だと思ってるみんなで」の部分、これほど琴乃の存在を肯定する言葉があるかっていう…姉に囚われていた琴乃を姉の代わりとして生きるのではなく、琴乃として生きてみようと琴乃自身がそう思えるような言葉だったと思う。
ここで気になるのは、さくらもさくらとして生きていけるのかという点だ。麻奈の心臓を移植されたさくら。その影響か、さくらは麻奈と似たような歌声を出せるようになった。世間からは、麻奈の歌声と似ているということで祭り上げられ、麻奈に似ていることが評価され求められる。そして、同グループの琴乃からさえもグランプリ決勝で"麻奈の歌"を、3年前のあの日を再現することを求められる。自分がそう願ったのではなく、他者の願いのために麻奈として歌うことになる。
そもそもアイドルを始めることになったのも、心臓に導かれるように星見プロダクションに足を踏み入れたからだ。心臓移植により歌声だけでなく、意思までもドナーに侵食されたと言っていい。そしてもし、他者の意思によりただ突き動かされていることを自覚していたとしたら、自己同一性をどう保てようか。自分の命を繋ぎ止めてくれたという恩があるからと言って、自分の人生を自分の意思で生きることを諦めることなんてできるのか。
これに対し、麻奈(幽霊)は"麻奈の歌"を歌わない方がいいと告げる。観客は歌手が本当に自分が歌いたくて歌っているのか、敏感に察知するからだそうだ。そして、向かい合うべきは、琴乃や麻奈ではなく応援してくれる人だと。
更に、麻奈はさくらに、アイドルを始めたのは自分の意思ではなく、心臓の導きによってなのか問う。さくらはこれを肯定するが、心臓の導きは始まりを与えてくれたきっかけにすぎず、アイドルを始めてからみんなと出会い目標を追いかけるようになったのは自分の意思によるもので、自分の本当にやりたかったことはこれであると断言する。そして、心臓の導きがなければ本当にやりたかったことにも巡り会えてなかったと麻奈(の心臓)に感謝し、心臓の導き含めて川咲さくらを構成しているとした。だからこそ、麻奈の心臓を一部にしているからこそ、"麻奈の歌"を舞台の上で歌いたいと麻奈に訴える。
が、麻奈は"麻奈の歌"は麻奈だけの歌であるから自分自身で歌う必要があると言う。アイドルとしての矜持みたいなものが垣間見えるね。そして、さくらと琴乃二人にも自分だけの歌を仲間と共に探し、頂点を目指してほしいと言った。
決勝ステージ、舞台の上で感じた「私自身のドキドキ」は、誰かによって導出された胸の高鳴りとは、また違うものだったろう。
大好きなお姉ちゃんがアイドルになったことにより一緒にいる時間が減ってしまい、その悲しみから「お姉ちゃんなんかいなければよかったのに」と口走ってしまった過去。だけど今なら言える、お姉ちゃんがいてくれて、お姉ちゃんがアイドルで良かったって。お姉ちゃんがアイドルだったから、自分もアイドルになることを決意し、その過程で自分の本当にやりたかったことが見つかったと。
牧野くんと麻奈の話はエロゲーっぽかった。最後のキスして消えるやつとか泣きゲーにありそう。
キャラは見た目含めアイドルソシャゲに出てくるモブキャラっぽさがある。特に青い髪の子とか目隠れショートの子とか黄髪の子×2とか。サブキャラに関してはフィクショナルな感じが目立つ。
メインの子には魅力があり、特にさくらは見た目から元気系かと思いきや、明るさと落ち着きと儚さを同居させたキャラで不思議な引力があった。
作画は1話は良くて、それ以降は若干低調気味で平均よりちょい下くらいの作画を維持していた。
最終2話はレイアウトが凝っており作画も良かった。
ライブシーンの作画は、アップの時は手描きで引きになるとCGになるパターン。アップの時の作画はよく動いていて見入ってしまう。
OP、ED、劇中歌全部良い。特に、月のテンペストがセミファイナルで歌った曲は、クールイメージのグループが王道アイドルソングを歌うギャップがあり良かった。
【悪い点】
本戦出場と言われても、努力している描写が少ないためご都合感が強い。新人中の新人にも関わらず、とんとん拍子で勝ち進んでしまう。見ていて、この子達の秀でている部分を見出すことが出来ず(さくらには麻奈から授かった歌声があるが)、勝ち進んでいることへの説得力が薄い。月のテンペストとサニーピースが決勝に行くのは物語の都合上目に見えててそれまでのバトルがただの作業に見える。
そして決勝、同点という、でしょうねって言う結果。すべてが予定調和。「まさかこんな展開になるとはな」とかいうメガネのおっさんのセリフ、ツッコミ待ちとしか思えない。
ただ、ここでどちらかが勝つなんて結果には絶対してはいけなくて、琴乃もさくらも麻奈に囚われ、自分の意思を抑圧していた存在だ。みんなと出会い、切磋琢磨するうちに自分の本当にやりたかったことに気づき、自分の意思を持つことができた。この物語を通じ、自己の確立を遂げた両者に勝敗をつけることなんてできないだろう。だから、この同点という結果はとても誠実なんだけど、現実の厳しさが反映されたアイドルアニメを求めて見ると、ぬるいとなる。
自己確立の話に関しても、「自分の意思でアイドルをしたいと思う」に至るまでの心の変遷や、アイドルへの想いが十分に描写されていないため、納得度が薄い。
アイドルを志す理由が台詞では説明されるが、具体的な描写に表れていない。観客を楽しませたいと口では言うけど、楽しませたいに至るまでの描写が希薄なので空虚に思える。アイドルのパフォーマンスを楽しむ観客と、その楽しむ姿に感銘を受けるアイドル、みたいな描写があれば楽しませたいに繋がると思うんだけど、それがないので実感が伴わない。
【総合評価】
琴乃さくら周りの自己確立の話は良かったが、アイドルアニメとしてはご都合感が目立つ。自己確立の話の核があったのは8、9話でその時点では結構好印象だったんだけど、その後のご都合展開で好印象を打ち消してしまった気がする。
評価は良いよりの「普通」
キャラクターがたくさん登場する割には、麻奈、琴乃、渚の3名にスポットが当たっていて、バランスが悪く感じた。
ミュージックレインの声優さんたちを盛り上げる為に、ゲームを盛り上げる為に作られたように思える。
しかし神田沙也加さんの歌声は本当に素敵だった。
神田沙也加の遺作ということで観てみた。アイドル系アニメはわりと視聴しているが、それらと比べて秀でている点が無かった。主人公は影薄いし、アイドルの人数が多くて全然深掘りできないし(アプリやれって事かもしれないが)、ライブCGもチープだった。曲は良い。
不必要なところで盛り込み過ぎて、キャラクター達の印象が全体的に薄い。
麻奈が主軸だから仕方ないけど、だったら5人くらいで良かったかも。
最後に同点優勝で終わらせるなら尚更。
楽曲は良かったと思う。
でもせっかくいいグループ名があるのに、全員のは「星見プロダクション」名義なのちょっと手抜きでは…
言い方はあれだが、結局は「アプリやってね」ということになるのかな。
グランプリの対戦相手についての話が足りなかったから、メイン2チーム以外の印象が薄く、勝った感動があまり無かった。
ライブシーンは少しカクつく感じがした。
曲自体は良かったし、アニメーションも良かったと思う。キャラも可愛かった。
This is ゲームの宣伝. という感じでした
簡単に言うとアイマスとあの花足して4で割って余ったスペースにソシャゲ原作アニメの悪い所を詰め込んだみたいな感じ。
牧野と麻奈の話をやりながらアイドル達の成長も描くってのを1クールでやろうとしたって尺が足りるわけが無い。その上キャラクターが大量に出てくるもんだから薄い話が更に薄まってしまっている。
1話の出来は非常に良かったから、個人的には麻奈が死ぬまでの話を1クールかけてじっくりやっても良かったんじゃないかと思えてならない。
曲やライブシーンは気合いが入っていて見応えがありとても良かっただけにストーリーの雑さが余計に目についてしまった。
1話目のインパクトは良かったけどそれ以降が弱い。1クールでこのアニメをまとめるのは少し無理があったんじゃないかなと思った。メインヒロインの3人以外のピックアップもほぼなかった。3人をピックアップしてほかを切り捨てたのか?。尺的な問題か。アイドル系のアニメって、推しができるかが売上に大きく関わってくると思うから、そこらへんもっと深堀りしたほうが良かったんじゃないかなと思う。個々の問題点や悩み。個性や魅力が分からない。
序盤中盤はダンスの特訓がメインで、いざステージに立ったらとんでもないスピードでトントン拍子に上に上り詰めるのもなんかおかしいし、その間の問題や特訓風景や葛藤もない。
キャラクターもガールフレンド(仮)のキャラデザの人だけど、ガルフレほどのインパクトのあるキャラクターがいないし、ガルフレのどっかで見たことのあるキャラっぽく見える。CGはアニメとゲームでは違うみたいだけど、アニメは作画に合わせたCG?。CG感は抜けていなかった印象。
アニメ先行でこっからゲームに移行する人がどれだけいるのか、強豪が多い中でずっこけなければいいが…。楽曲はいい曲が多いのでそこは評価したい。
ソシャゲ開始前のアニメ化なので、逆の場合の一見さんお断り感は無く、物語の始まりをきちんと見せてもらった。
ただ、1話以上のインパクトはそれ以降なかったかなー?
女の子可愛くて振りと音楽も良き。
特に嫌いじゃないけど、アニメ的には神田さんにしてる弊害が無きにしも非ずな感じ。別にメインの子たちより先輩の売れてる人なら誰でもよかったのでは?あ、スフィア姉さんたちとバランス取れないか。仕方ない。
【★★★☆☆】
1話は演出脚本含めて事故死したアイドルが幽霊化するという突飛な設定入れてきて驚かされた。
全体を見るとその設定ももちろん生かされてはいるんだけど直接的な視聴者目線での面白さに繋がっているかと言われると微妙な印象。
あと、キャラクターデザインはめちゃくちゃ良いのに、メインキャラ以外のろくな掘り下げもなくキャラ数だけ多かったので勿体なかった。尺も限られてるし詳しくはアプリで読んでねってことなんだろうけど、アニメが面白くないとアプリもやらないよね...。
ライブシーンも気合入ってたし、随所に工夫は見られたんだけどどれも少しボタンのかけ違いが見えるようで惜しかった。特に終盤のガバガバライブバトルで最終的に決勝戦ドローって!笑
光るものは感じたけど、個人的にはあまり刺さらなかったかな。