人類史上初の宇宙飛行士は、吸血鬼の少女だった――
世界大戦の終結後、世界を二分する超大国、東のツィルニトラ共和国連邦、西のアーナック連合王国は、
その領土的野心を宇宙へと向けた。両国は熾烈な開発競争を繰り広げ、そして今――
東歴1960年。共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、
成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。
そんな折、宇宙飛行士候補生の補欠、レフ・レプスは、ある極秘任務を命じられる。
『ノスフェラトゥ計画』――有人飛行に先立つ実験として吸血鬼を飛ばす計画――
その実験体、イリナ・ルミネスクを24時間監視し、訓練で鍛えろというのだ。
レフとイリナ、人間と吸血鬼、監視役と実験体――
種族の壁や国家のエゴに翻弄されながらも、
宇宙への純粋な想いを共有し、2人は共に宇宙を目指すこととなる。
史実の宇宙進出をベースとしながら、吸血鬼と恋愛要素を絡めてってことでどうなるかと思ったけども、最後うまくまとまった。
レフとイリナの関係性が好きだった。
アーニャも好き。
二人は月へ行けるかなぁ。行ってほしいなぁ。
宇宙開発で軍事力を他国に見せしめるというリアルな世界観の中、吸血鬼というフィクションでリアルな人種差別を取っ付きやすくさせた作品...というのはバックの話で恋愛がメイン?。この暗い世界観かつ恋愛、宇宙という人類の夢かつ軍事力の指標という相反する要素を上手くまとめた名作。
個人的に最後レフとイリナが出会うシーンで他の宇宙飛行士候補含め、二人が出会うように援護してほしかった所が気がかり。(でなければ、日の光で弱っている吸血鬼を通してしまうスカスカな警備に見えてしまうので...)
令和にCV.林原めぐみのヒロインって何だ!?て思いながら見はじめたけどテーマが好きだった。
異種族交流いいですね〜。政治がからんでくるのも良い。
なんやかんや愛の話だった気がする
あっさり行ったなーという印象
ふ、甘々のラストだぜ・・。毎回エンディングがロマンティック(笑)。もうちょっとソ連感&宇宙感出しても良かった気もする。久々に林原さんのヒロイン見た気がする?低めの声がええんですわ。個人的にはアーニャがよかったです。
本格質アニメだった。隙がなくよくまとまってたし、全体的なアニメクオリティで言えば今年の中でも有数かな。
時代背景をしっかりと反映させた脚本や設定もそうだし、ロシアの風景を忠実に再現する作画、背景技術も素晴らしかった。学生時代トランジットでモスクワ経由したからその時に飛行機から見た風景が思い出されたなぁ。
欲を言えば演出面でもう一、二盛り上がりくらいあると名作入りできたかなぁと思いつつも十分に良作だった。
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
予想していなかった展開でどんどん引き込まれました。話数を重ねるごとに情が湧いてきそう。
思ってたほど感動って感じじゃなかったかなぁ・・・個人的には。
めぐさんと内山君の演技を楽しむのみw
吸血鬼が最初の宇宙飛行士になるという題材自体は面白かった。
最終話前までは派手さはないものの丁寧に作られた良作だと思ってた。
ただ最後がご都合良すぎて、それまでの盛り上がりが冷めるような内容だったのが残念。
考え無しにあんな無茶なことしたら、普通に途中で止められて粛清され、その後は身代わりが立てられて終了だと思う。
もうちょっと納得できるような落とし所を上手く見つけてほしかった。