眩しさだけは、忘れなかった。
亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して、
鳥白島にやってきた主人公の鷹原羽依里。
祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、
初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。
海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。
島で新しい仲間が出来た──
この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。
ノベルゲーの映像化として良くぞここまでやってくれた、という所感。
とくに紬√は原作の爆発力そのまま、といった感じで素晴らしかった。
一番直近にやって、紬のところから最期までずっと泣かされていた作品。はいりがみんなのことが好きになってその子のために色々頑張っているけどどうすることもできない後悔や悔しさに傷ついて終わってしまったり、うみちゃんの旅の最後に涙無しでは見ることができない。三人で一緒に過ごすことができて満足そうなうみちゃんが二周目を見るとどこを見ても泣いてしまう
かなり久々に見たkey作品だったように思う
フォロワーが熱烈にお勧めしていたので見ることにしたが、思いの外楽しめて最終的に作品自体にとても満足して終わってしまった
ヒロインごとにだいたい4話くらいの進行だと分かってからは4話貯まってから一気に見る、みたいな感じで視聴した
それぞれのルートの傍らで少しずつ変化するチャーハンと、ルート終わりのうみちゃんの不穏さが全体で1つの大きな流れとして添えられているのが分かりやすくて良かった
個別ルートはどれも好きだが、思い返すと鴎が一番好きだったような気がする
物語のラストはこれまで通ってきたkey作品と似た、儚さや虚しさ、寂しさを織り交ぜたような展開でグッとくるものがあった
後半のOPでちらちら映っていた赤髪のキャラも気になるので、機会があれば原作もプレイしたい、できれば各ルートの記憶が薄れたくらいのいつかの夏に
歴代key作品でも上位に入るくらい好き。
まず作画が綺麗だし、しっかり作っているんだなっていうのが伝わる。背景、表情、OP、EDの変化とか。
曲もしばらく頭に流れてるくらい良かった…
原作未プレイだけど、ストーリーも上手くまとまっていると思う。
どのヒロインも魅力的だし、これはゲームをやらざるをえない。
key特有の雰囲気はあるけど、おすすめはできる作品。最高の夏でした。
久々のkeyアニメ。最初はリアルな話で進むのかなと思っていたら、ちゃんとkeyしていた。keyらしくないところは、野球回が無かったことぐらい。
ゲームは買っていたんですが積んでしまい、そうしていたらいつの間にかアニメ化が決まり、ならアニメで見るかとなった本作。事前情報は全くなしで、アルカテイルという神曲があることしか知らなかった。
やっぱりkeyは夏の作品が似合うなと痛感した。何よりも特別な時間であった夏休みを、大人になった再び味わえて満足。夏休みのやり直し、特別な時間の共有、そして夏の終わり。BGMや青空も相まって、夏の特別さと終わりの悲しさ、そして、終わるからこそ夏休みは何にも代えがたいんだというのを心に感じ取ることができました。
個別√では蒼が一番良かったが、やっぱり終盤が一番見ごたえあったかな。未来の夏を伝え、しろはを過去の囚われから解放する。しろはが最後お母さんになって羽未ちゃんとゆりかごのうたでお別れするシーンは泣きかけました。存在の消失や死産なんかは今までの既視感を覚えなくはなかったが、ここにkeyの王道が詰まっていると言っていい大団円でした。
原作未プレイですが少し感じたのは、要所要所を抑えたアニメの作りになっているなということ。一言で言えば、雰囲気に対してテンポ感があっていない。ほかの作品であれば、このテンポはむしろ正解だと思うが、夏を味わう今作においては、要所をきちんとはとらえてはいるが、前後の余韻がもの足りなかったかなと。鴎や蒼√ではあまり感じなかったが、紬やしろはではさすがにそう思ってしまった。じゃあその解決策はなんですかと言われたら、もう1,2クールやるしかないとなるので、製作陣を貶めるつもりは全くないです。むしろ、Airや、P.A.のkeyアニメに比べたらかなり良かったほうだと思う(CLANNADという大正解にはかなわないが)。
そのことも踏まえて、今積んでしまっている原作をぜひともゆっくりプレイしたいなと感じました。記憶が薄れたころにやりたい、と思ったけど、最近のアニメの中でもかなり印象に残ったので、記憶から無くなるのは7~8年後ぐらいになりそうだな。またその時の夏で会おう、未来の俺。
記憶を消して見たい作品は数多くあるのに、そういうアニメに限って記憶に残り続けるのは悲しい矛盾だよな。シュタゲとか、もう一生忘れることは無いだろう。とあるとかワンパンマンとかはもうきれいさっぱり忘れてしまっているのに。
一つkey作品で不満があるとすれば、すぐに恋愛に発展するところ。鴎√とか、絶対にキスシーンはいらなかったと思う。美少女恋愛ゲームだから仕方ないところはあるが、二人が恋に落ちるのがあっさりすぎるんよな。恋というのは、もっと時間をかけて描いてほしい。これは毎回思ってしまう。
というわけで、夏とkeyらしさを存分に詰め込んだ本作。非常に満足できました。
「keyらしい」と上記でさんざん語ってきたけど、実はまだKanonとリトバスとrewrite見ていないんよな。AirとCLANNADしか見ていないのに、どの口がkeyを語るんだ。生きているうちに見てみたいが、アニメで見るかゲームをやるかは、まあ後々考えよう
最高。Key作品で原作は2018/6発売、結構最近のノベルゲーム。各ヒロインのルートがあるのはギャルゲーですね。それぞれ異なった夏の思い出がつむがれていく。
個人的にはしろは(CV:小原好美)ルートが良かった。映像がだれることなく動いていたのが良かった。音楽はアルカテイル/鈴木このみが心に残った。しばらくヘビーローテションだった。
原作脚本は麻枝准ではなく新島夕など。麻枝准らしい破滅衝動みたいなものはなくとも、夏の思い出の切なさみたいなものは存分に発揮されていた。KeyらしいSF展開みたいなものもあって、楽しめました。
うみの存在が消滅して、羽依里と島の人達との関係が変わっていた所、良かったです。
大切な思い出があるのだけど、思い出せない。
でも、最後には思い出してしろはと一緒になる。
オルゴールアレンジの曲のエンディング凄く良かったです。
ゲームやってたので、アニメ化嬉しかった。
内容はゲーム向けやから、是非ゲームをプレイして欲しい。
1クール終わった段階では「まあ続き見てもいいかな」程度だったけど最終的にはかなりの高評価。いい夏だった。しろはかわいい。
人生数十年過ごしてきた中で、ここまで心を掴まれた作品はなかなかない。
人に真っ先に勧める作品が、また一つ増えてしまった
見てた期間が自分の夏休みと丸かぶりだったというのもあり,儚い夏の一幕をともに過ごせたアニメでとても好きになってしまった.すべてにおいて 喪失 がテーマの根底にあって良くも悪くも王道のkey作品だったなぁ.個別√のほうで若干駆け足気味かなと感じる部分はあったけどこれだけのストーリーを26話にまとめたのは本当にすごい.RBも含めて原作の方も触ってみたい(来年の夏の楽しみにしておこう)