本日の夜実況。
今の時点では、めぐみの親友とはいえ、友人のひとりに過ぎない描写のゆうゆう。
しかしそれにしては、存在感はものすごいw
まだ始まったばかりのこの回、ひめの人見知りでだめなところを描いておくのは意味があること。
本人も言っている通り、自分のペースで成長してゆけばよい。
「友達を100人」というめぐみのフレーズがちょっとひっかかる。
100人もいたら、それは友達ではないのではないの?友達を「たくさん」つくろうとしてはダメ。
そもそもめぐみ自身が、100人並の扱いをひめに対してしていないでしょう?
本日の夜実況。誠治が正式に仲間のひとりに。
ホッシーワが戯れで「誠治に乱暴された」と言った時、キュアラブリーはホッシーワに「嘘つき!」と言い切った。
ここはすごくいいね。
ブルーの有名な迷言「恋愛禁止」はこの回で初登場。
もっともらしいことを言っているが、とても私的な理由だった真相を知っているから苦笑してしまう。
「どうせ大した理由じゃないんだろう」と思って観ていたら、本当に大した理由じゃなくて驚いたw
本日の夜実況。実質的にはここまでが初回。
正義感がないわけではないが、自信がないキュアプリンセス。
戦いに勝てないとプリカードが手に入らず、フォームチェンジが出来ないから戦略の幅も広がらない。余計に勝てない。…という悪循環もある。
少し前の周回から、2話を観ると泣けてくるようになってしまった。
その理由がわからず、「自分は何故、こんなにも2話に感動するのか?」と自問していたがやっとわかった。気弱なキュアプリンセスが勇気を振り絞り、サイアークと戦う。この子もダイ大のポップと同じなのだ。
「キュアプリンセスが残念だから」という理不尽な理由で、作品まるごとひどい評価を受けがちなハピチャだが。この回を観て本当に感動しないのか?
その様な回でありながら、プリカードで探偵にフォームチェンジするシーンや、ふたりで決めポーズを考えるシーン等。クスリとするシーンが適度に挿入されてて、説教くさくならない様に工夫されてると感じる。2話にこれが来るのか。すごいよ。
シリーズ構成の成田さんもまた「説教好き」と言われがちだけど、キュアプリンセス同様がんばっているんだよw
ジャンプコミックス34巻収録分。真大魔王の登場に合わせて、OPも一部変更。
大魔王にふさわしい能力を考えあぐね、ゲームでの「複数回行動」を漫画で再現するというアイデアにたどり着いたのだそう。
34巻の三条先生の表紙裏コメントは、今回サブタイにもなっている、この「天地魔闘の構え」について。
それにしても、ダイ大を代表するワードのひとつが遂に解禁されて感無量だ。
自分の世代の共通の話題のひとつはジャンプ漫画だが、その様な会話で自分が真っ先に振る話題は「天地魔闘の構え」であることが多い。(もちろん、相手がダイ大を読了していることを確認するけれども)
能力がわかりやすく、またその一方で戦略的な要素もあり。「この完璧に見える技をどの様に攻略するか」という謎解きに、当時の多くの読者が参加したに違いない。新規さんにも、この「天地魔闘の構え」がいかにして破られるのかを見届けて欲しいと思う。
「天地魔闘の構え」はこの先しばらく我々を楽しませてくれるはずだから、この話は一旦終わりにしておく。
ミストは正体を現してから、急に安いキャラになってしまったな。ハドラーと会話していた頃のミストバーンと、本当に同一人物なのかが疑わしいぐらい。
そして、企みも思いのほかせこい。今まで数百年も大魔王に仕えてきたというのに、自分の予備の肉体にする為に育てたヒュンケルは20歳ほど。スケール感がおかしくない?ヒュンケルが老いたら、またべつの子供を育てるつもりだったの?
そんな低い志だから、ヒュンケルを「武器」呼ばわりしてしまう。
袂を別ったとはいえ、ヒュンケルもショックだったのかもしれない。アバンに対して、「あなたにとってオレはなんですか」と、同じことを尋ねてみる。ミストはヒュンケルを「武器」と呼んだが、アバンは「誇り」と呼んだ。
アバンとミスト、ヒュンケルにとっての師弟としての優劣もこの答えで確定し、「闇の師弟対決」はこれにて終了。
話は変わって、大魔王とダイの会話。
大魔王がダイに一気にとどめをささない理由として、「戦いそのものを楽しみたい」という動機もあると明らかにする。老バーンと真大魔王が同一人物とはいえ、この様な感情を持つのは真大魔王だけなのだろう。
そしてダイも、大魔王の気持ちがわかると渋々認める。「大好きっていうわけでもないけど」と言い訳はするものの、大魔王が言った通り、ダイも決して戦いが嫌いというわけではないのだ。人が変わってしまったかのようなダイにレオナは戸惑ったが、ダイの「みんなのダイだよ」という言葉はその戸惑いを察してのもの。敵地にあってもレオナとダイの対話が多くあり、その意味でもこのパートはとてもいい。
リアルイケメンである真大魔王は、ふたりの関係を察したかのように、レオナに「余の側に仕えるのだ」と言う。
原作では、その意図をもっと強調した台詞「そなたは余の物となるのだ」だった。これはもうまるっきりワル男の台詞でw、時代が変わったから台詞は変えざるを得なかったのだろうけど、意味は大きくは変わらないものとして引き続き楽しんでいきたい。
こまかいところで、ヒムが薬草をむしゃむしゃ食っていたシーンはじわじわくるw
だいぶ遅れたが、2回目視聴。
ナルシストルーとキュアフィナーレ、同門対決を思わせる演出が多くあり熱い。
また、キュアフィナーレがコメコメを叱るシーンがある。この様な厳しさを持ったプリキュアは今まであまり居なかったので新鮮。
セクレトルーは「長所を生かしてください」と再三忠告。ナルシストルーはまだ本気を出していないらしい。また、それがハッタリではないことがわかる。
デリシャストーンとよく似た宝玉、これがどう使われるかは次回わかる。「気に入ったおもちゃ」を簡単に壊したくはない。その時間稼ぎに使われるようだ。
本日の夜実況。
自分は、変身してスカっと敵を倒す初回が好き。
初回に入れなければいけない情報が多いと、戦闘の尺は削られてしまう。このハピチャの初回タイムテーブルで言うと、「キュアフォーチュンを登場させるか否か」という判断か。
改めて観ると、キュアフォーチュンが華麗にサイアークを倒すシーンや、キュアプリンセスを嫌っているという伏線は是非入れたいと思う。しかしそのおかげで、キュアラブリーの活躍を収め切れておらず、残念なところもある。なかなか難しいね。
ところでそのキュアフォーチュンは、復讐というプリキュアらしからぬ動機を持つ。
正義の為にだけ戦っているとは言いがたいキュアフォーチュンだが、のちの回では「ぴかりが丘最強のプリキュア」とも呼ばれている。
プリチェンミラーは、持ち主の善悪に関わらずプリキュアの力を与える危険なアイテムなのかもしれない。
序盤はなかなか盛り上がらなかった。
前作のラストがあのgdgdだったこともあり、内心「プリキュアやばいかも」と思っていたことを思い出す。
特にまどかさん。「父におびえる押しの弱いキャラ」という設定も災いして、正直、ラスト近くまでずっとキャラが立っていなかったと思う。いや、この子は最後の最後に化けるのだけど。
終盤の畳みかけるような怒濤の展開。改めて見直してもやはりすごい勢い、設定面でも興味深いものだった。
宇宙そのものがイマジネーションから創造されたことや、内面宇宙(イマジネーション)を持つ定命の人間たちが、神々によるものに等しい奇跡を起したこと等々。
本日の夜実況は最終回。
久々のネタバレ指定。
劇中の戦闘、まるまる夢オチという斬新な展開。
まぁはっきり言うとこの部分は蛇足なんだけどw、涙を流しながら小声で「キラやば☆」と言うラストシーンはとてもよい。
この後日談から察するに、ひかるは、ララの姿なり気配なりを見つけて感極まっていたのでしょうね。
とても良いは、このラストシーンに対して。
それにしても、ひかるは宇宙飛行士。
約束の為とはいえ、めちゃくちゃがんばったね。
本日の夜実況は、ラス前回。
ここ数年の慣例通り、実質的な最終回。
蛇子がブラックホールを生み出すビジュアルがなかなかに格好良い。
彼女はなんと、ブラックホームを無尽蔵に生むトンデモ能力を持っている様だ。
宇宙の大半を苦もなく、本当に消滅させてしまった。なんと恐ろしい。
そんな、歴代最強と思われる敵ボスへの逆転のきっかけになったのは、ひかるの「わたしが考えた最強の星座」が描かれた黒歴史ノートだった。
プリキュアたち…特にキュアスターは、自分のイマジネーションで一旦は消滅した宇宙を元通りに復元してしまった。蛇子を傷つけることなく。
宇宙の再生を行ったのは、プリキュアの内面宇宙に由来する力だった。神々の行いにすら手が届く、なんという桁外れのオタク力!
プリキュアのマジカルな力を失ってひかると意志疎通ができなくなったララが、ひかるに何とか感謝を伝えるラストシーンはすばらしい。
ひかるはララとの再会を約束をしたが、その約束は果たされるのか?次回、必見の最終回。
本日の夜実況。
怒濤の展開が続く。ノットレイダーたちとの共闘が熱い。
カッパードがおにぎりを美味いと言うシーンは本当にいい。
蛇子の口から語られる宇宙の創造やプリ・キュア、イマジネーションの器たるフワの真実。
特にフワの正体。本来、スタープリンセスから語られるべき真実が蛇子から知らされてしまった。
スタープリンセスは秩序を守っているに過ぎず、神々にとってもフワは器に過ぎない存在。
プリキュアたちは神々に与えられたのではない、己の正義を持たなければいけなくなった。
最終盤に明かされた神々のいびつな正義が、スタプリを趣深いものにしている。
実質、魔法つかいプリキュアと聞いて視聴。
二人の関係や会話劇は面白いけど、この甘々なネタだけで1クールもたせることは難しいだろう。
そんなことはないと思うので、次回以降にも期待。継続。
本日の夜実況。
ダークネストの正体は13柱目、最強のスタープリンセス。通称「蛇子」。(そう呼んでいるのは自分だけか)
「宇宙を乗っ取る」という部下にむけた鼓舞や、その根底にあった各々の悲しい動機も、元はといえばダークネストが生み出したブラックホールによる惨劇。
ノットレイダーという賊軍自体が壮大な茶番であり、蛇子にとっては初めから、自分以外の全員が捨て駒だった。
それにしても、部下全員が捨て駒だったという大悪党。既視感があると思ったら他でもない、大魔王バーンではないかw
この悪党っぷりにぞくぞくする。歴代で言えば、デスパライアやディスピアに匹敵するキャラ立ちだ。
いま気付いたけど、存在感のあるラスボスは、そういえばみんな女性格だな。
前回覚醒した、キュアスターから溢れ出るヒロイズムからもわかる通りに。
艦隊戦など一見プリキュアらしからぬシーンもあるが、これはまぎれもなくプリキュア。
度肝を抜く急展開、ここからがスタプリの真骨頂。
本日の朝実況。だいぶ遅れてしまったけど、2回目視聴。
推しキュアの当番回とあらば、当然「とても良い」にしなければいけない。
ここね以上に、ここねに対して不器用だった両親に感情移入してしまった。自分も子供の扱いがあまり得意ではないからだろうな。
一方、ゆいママは貫録の人間力。ゆいママがおばあちゃんを「母」と呼ぶシーンがあったが、さすがはあのおばあちゃんの娘。
本日の夜実況。
ひかるが行き詰まった時に頼った相手が、僚じいであるというのが良かった。
ゴールは人との比較からではなく、自分の中に見つけなさいという。それを既に成し遂げている僚じいの言葉は重い。
このあたりは以前、ひかるの生誕祭でこの回を観た時に感じたことと同じ。
もっとも、ひかるは本来、僚じいが言った様なことが得意な子のはず。
家族を持たずにきた僚じいは、自分とは別の道に進んだ幼なじみふたりの孫娘との出会いに、運命を感じただことだろう。
自分とよく似たところがあるひかるのことを、実の孫のように思っていたかも知れない。
そして、ひかるに足りないもう一つのピースを持っていたのは、やはり親友のララだった。
ひかるは確かに自分を救ったのだから、悲しみを抱えた別の異星人に手を差し伸べることも、ひかるには出来るはずであると。
何かを知らないことを恥じることはない。今までと変わらず宇宙への強い好奇心を持ち続け、隣人を知り、そして救う。
その決意がひかるのトゥインクルイマジネーションだったのだろう。
ひかるに一番近いふたりの人物が、ひかるを覚醒させた。
主人公であるひかるの葛藤は当然として、もう一人の主人公であるララの想いも、物語のテーマと直結している。
だいぶ過ぎてしまったけど #キュアアース生誕祭 として視聴。キュアアースの良いところを観たいなら、この回を観るべきではないかといつも思ってる。
加入後ポンコツっぷりを披露することが多かったけど、この回のあすみんは凛々しく格好いい。一方で物静かで少し天然ぽい、少し抜けたところがあるのも良い。
「いま行きます」というサブタイ通り。
プリキュアの中ではアースだけが使用できる、風エレメントを使ってのワープ能力も披露する。
のちのち大事なシーンで使う能力なので、よく憶えておくように。>自分
だいぶ過ぎてしまったけど、 #喜多村英梨生誕祭 として視聴。
ネタキャラのようにいじられがちなキュアベリーの美人っぷりや、とても真面目なところを再確認。
この回のみきたんが尊いのは仲間の為に滅私奉公することよりは、自分に必要なものを自分で判断できるところね。
本日の夜実況。
サンタクロースの正体は、子供を驚かせ、喜ばせるのが好きな「サンター星人」だった。
とてもスタプリらしい底抜けに楽しい回。サンター星人が実在する、この狂った世界観も最高!
ジャンプコミックス34巻収録分。
34巻の表紙裏コメントは、三条先生。次回のサブタイトルにもなっている、「天地魔闘の構え」について。
ラストに向け、この作品を特徴づけるキーワードがすごい勢いで解放されており、今回解放されたのは「真・大魔王バーン」。ハドラー決闘回(72話)同様、文字による演出も冴え渡っている。
大魔王本人が、「第2形態」がどの様な存在であるかを説明してくれる。この説明を初めて聞いて絶望を感じた理由は、「ニコイチ」という強さの理由付けが論理的で(なおかつわかりやすい)、絶対に敵わないという説得力が強くあるからだ。多くのバトル漫画と一線を画している点のひとつで、世のバトル漫画はこの令和の世にも、ダイ大から学べるところが多くあるだろう。
そして、真大魔王の担当声優は満を持しての子安氏。この新アニメでミストバーンが登場した後に「ミストバーンが子安ww」と言ったが、わかっていなかったのは自分の方だった。素顔ミストバーンが現れた頃から薄々気付いていたが、初めからこの日の為のキャスティングだったのだと思う。
一方の場面では、こちらも満を持しての「ミストマァム」の登場。
これもう絶対に、三条先生の趣味だと思うのだけど、魔力炉同様のエロ展開にはまったく恐れ入るww 自分はコトブキヤの鎧化マァムのフィギュアをずいぶん前から予約しているけど、ミストマァムもフィギュア化希望。
閑話休題。
格闘を得意とするはずのヒムもまるで相手にならず、それどころか、ラーハルトと二人がかりですら手に余るミストマァムである。たとえロン・ベルクがこの場に居ても同様だったことだろう。クロコダインがストレートに「強すぎる」と言ったが、まさしくその通り。
ミストマァムのとんでもない実力についての、ヒュンケルのモノローグが原作にはある。(句読点はぷーざによるもの)
……人間は誰しも、無意識のうちに力をセーブする。
自分の肉体までも破壊してしまわないようにだ!ミストはマァムの身体が壊れてしまうことなど
おかまいなしなのだ!!だからあれほどの力をしぼり出せる…!!
とはいえ、自分の身体や生命を犠牲にする技はこの作品の中でも前例がないわけでもないし、むしろヒュンケル自身がその様な技を好む傾向がある。
ではミストマァムの「本気」がどうだったかというと、一時的な負傷は闘気を伴わないものだから、回復呪文による回復が可能。マァム自身はベホイミが使えるし、ベホマも使いこなすポップと組めば打撃に専念することもできる。
つまりこのミストマァムの強さは、マァムがその気であればいつでも見せることが出来た「実力」だったはずではないかと想像する。もしこの強さをマァムが発揮できていたら、展開が変わっていた回がここまでの回にもあったのではないか?
真大魔王の担当声優が子安氏である一方、ミストの担当声優は古川登志夫氏。
この方も、今まで多くの作品で自分を楽しませてくれた、納得の大御所だ。
本日の夜実況は、
キュアソレイユのトゥインクルイマジネーションシリーズ、その後編。
鼻の低い者を哀れんだり、お世辞を言ったりする文化を持つ、グーテン星出身のテンジョウを通じて、笑顔の価値について考える。テンジョウ自身は、自分の出生から「全ての笑顔はうわべである」という持論を持ち、それ故に笑顔の価値を一切認めない。
えれなにとって「笑顔」とは、よくよく振り返ってみると自分自身が笑顔で居ることではなく、他人を笑顔にすることに喜びを感じることだった。はて、どこかで聞いたことがあると思ったら…
「アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!」
時々ものすごくいいことを言う、ラブライブ!のにこにーのお言葉と同じ意味だった。
えれなは今回のように「人を笑顔に出来なかったこと」に涙を流すこともあり、こうしたしぐさが普段笑顔で居ることと同根の行動として描かれているのがよかった。
また、えれな本人よりも真実の近くにおり、えれなを励まし続けたまどかの評価はストップ高である。
本日の夜実況。
えれなのトゥインクルイマジネーションシリーズは、前後編という特別待遇。今夜はその前編。
多忙な母親や、場合によっては両親を持ったプリキュアは意外と多い。普段一緒でなくても親子関係は成立すると、肯定する意図があるのかも知れないな。実際、同様の設定を持ったプリキュアは初代のキュアホワイトにまで遡る。
ノットレイダー化したえれな母が「えれなが本当の笑顔を見せてくれない」と言ったのは、「えれなに我慢をさせている」というあくまで母本人の負い目であって、えれな側の問題ではなさそうと感じた。えれなが家族に尽くしているのは、本当はえれな本人がそう望んでいるからであって、仕方なくしているわけではない。
問題をその様に正確に把握していたのは、えれなの両親ではなく、意外にも親友であるまどかの方だった。親友としてのお役目も果たしていることからもわかる通り、前回(41話)での覚醒により、まどかはずいぶん株を上げたなと感じる。
昨晩の夜実況。まどかの誕生日に何度も観ている、代表的な当番回。
小松さんのおめでたが発表されたが、それがこの回の夜実況の日でもあったことに運命を感じた。
ガルオウガと父の共通点から転じて、まどかは「父は自立すらしていない未熟者だった」と気付く。この気付きこそがトゥインクルイマジネーション、そして自らも自立するというおもしろ展開。
この回以降、自立したまどかには心の余裕もあり。年長者らしくメンバーの悩みによく気付く、当初期待した通りの「姉キャラ」にようやくなった。
本日の夜実況。言葉にならない尊い回である。否、尊いルン。
カッパードのハロウィン回(37話)の予言を乗り越えた、ララルンの魂の叫び。それはトゥインクルイマジネーションにつり合う、十分な説得力を持ったものだった。
そして、この様な回にこそ寄り添わなければいけない親友ひかるが、果たすべき役目を果たしたのもよかった。
ゆがんだイマジネーションを持った、言わば汚れた大人は、まどか父のほうだったという状況が何やら教訓じみている。
はっきりと言葉にして言った者は居なかったが、それでもアイテムの力で「この男は悪人である」と認定されたようなもの。
からめ手は卑怯だが、悪人としては利口だったと褒めておこう。
ジャンプコミックス33巻収録分。ちょうど巻末まで。
ミストバーンはかつて「それほど、この姿をさらす事は罪深い」と言った。
ならば大魔王の許しもなく、余計なことをぺらぺらと喋ってしまうことは、素顔を晒すこと以上に罪深いのではないか?黙っていれば「大魔王の秘密」とやらをヒュンケルに気付かれることなど、そうそうなかったはずなのに。
そしてミストバーン以上に、罪深いほど口が軽いのがキルバーンだ。
自分が命を失った直接の原因になったのは、ファントムレイザーの効能をご丁寧に包み隠さず、すべてアバンに話してしまったこと。自分の技をひけらかす悪い癖がずっと前からあったキルバーンだが、この切れ者を装っている男はただの馬鹿なのではないか?
窮地に神を自称するという、これ以上ない死亡フラグにもメシウマ。この陰湿な敵は、ハナから読者をスカッとさせる為のキャラだったのだと思う。
「とても良い」はこのメシウマに対して。
「こんな物騒な死神を飼っておくのもまた一興かもしれん」という大魔王の台詞がカットされていたのはちょっと残念。キルバーンも言っていた様に、大魔王の酔狂や器の大きさを表現した良台詞だったが。
一方、マァムのモシャス云々はアニメで追加された台詞で、こちらはとても良かった。
本日の朝実況。
2話でふたりめのプリキュアが登場しない前作に倣ってか、まずは主人公の掘り下げを行う堅実なシリーズ構成。
まなつとローラふたりが実質的な主人公なので、前作と違うのはお当番がこのおふたりであること。
まなつのあふれる「やる気」はゆくゆく「部活」につながり、プリキュアとしての力になってゆく。
だから、ローラには寄り道に見えるまなつの部活動はローラにも同様に重要。「どっちのダイジ」が一番大事とは決められない。ローラは「他のプリキュア」を探すと言ったが、こんなにやる気にあふれたまなつの様な子がそうそう居ないことを、表面上はどうあれローラが認識したのがよかった。
自分勝手なところがあるローラだけど、自分にも他人にも正直で嘘を言わない。
ある意味では誠実、ギャグとしても成立する嫌味のない絶妙なキャラづくり。
本日の夜実況。
えれなと笑顔の関わりも、トゥインクルイマジネーションにつながっている。
「笑顔は無価値」というテンジョウの助言をとりいれたことにより、スピーチがより説得力あるものになったくだりが面白かった。
想いを言葉で届ける。それは手紙でもよいが、手紙に何か小粋なアイテムを添えるのも悪くない。
Pretty Holicの商品、クリスタルシュガーボトルの販促回であることを抜きには語れない回だけど。この回はなんと、販促回であるからこそ良回になっているという新しいパターン。
素敵な商品提案だと感じた。相手あってのものだから、実際に買うかは別としてw
キュアプレシャスのブラックペッパーへの感謝は前回からのものだし、ここねが両親に想いを寄せるシーンは次回につながっている。
朝実況は、今日からトロプリ。
話のテンポがとてもよく、まなつの変顔やオーバーアクションなどと相まって、ぐいぐいと引き込まれるすばらしい導入。
どこまでもアゲアゲで押しの強い主人公まなつと、蓋をあけてみればもう一人の主人公だった、ダウナー系人魚ローラとの対比も面白い。
「いま一番大切なこと」「あなたのお名前は?」
物語の根幹であるフレーズが初回に既に押さえられていて、これらが最後まで貫かれた一貫性を改めて感じた。
いま、夜実況で見ているスタプリが、ちょうど3クール目あたり。
これを観るのは絶好のタイミングでしょう、ということで視聴。
この最高のプリキュア映画の、今さらどこを褒めるというわけでもないが。
クライマックスが大ボスとのバトルではないという異色の脚本が、バトルに本質があるプリキュアにも意外とマッチしていると気付く。