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普通

性事情の説明に16分とか藤原書紀はどこまで詳しく説明したんです?
後、イマドキのアニメで自転車二人乗りの描写とか久しぶりに見たなぁ

でも、EDの藤原書紀の可愛さに全てを持ってかれた気がした。あれはちょっと中毒になりそうな気がしますよ?



普通

ストローの反対側を加える折紙の絵面に狂気を感じた。彼女の本能に忠実過ぎる行動はいつもコチラの斜め上を行くなぁ



普通

混乱した状況は続き、各自が持つ情報も制限されたまま。一番この状況に精通しているはずのミロの指示に従ってパペット回収の任務が行われるけど、それに同行する大介達とミロの間には情報の齟齬が生じているのが印象的

特に意外だったのは大介が誘拐された際にミロはそれぞれに助言したようだけど、それぞれが聞いた言葉を他の面々は聞いた覚えがなかった点。又、助言を発している際のミロの表情も異なるように思う
もしかして、五人が経験した過去の事件は平行世界のようにずれている可能性があるのだろうか?

不確定要素が多すぎる状況の中、今目の前に居るミロと過去のミロが繋がっているかすら判らないのに変わらず「俺はミロを信じる」と口にする大介。戦闘になれば俺だけが戦えるんだとミロの指示を無視して独断専行。彼がここまで無神経で身勝手に行動できるのは自分だけは特別だと思い、他人の気持ちを考える力が劣化しているから。そうなったのはミロによって大介だけが戦える、大介が戦わなければいけないと制限された情報を与えられていたからなんだけど……
大介が居なくても問題なく、むしろ大介よりスマートに敵を撃破したガイとルウ。大介がこれまで築き上げたアイデンティティが侵食され始めたように感じられた



良くない


とても良い

今回の戦いでブチャラティとペッシは離れた場所で釣り糸を介して駆け引きを行うわけだけど、その糸はスタンド能力だから普通の人には見えない代物。
今回は釣り糸のように見えない何かを通して伝わるものが盛んに遣り取りされた内容だったように思う

冒頭、列車から落ちかけたプロシュートを咄嗟に釣り上げたペッシ。その重さからブチャラティも居ることを知るが、二人がどんな状況かは判らない。
プロシュートは確実に殺したはずのミスタが生きていた事にようやく可怪しさを感じるが、そのスタンドがブチャラティに何を伝えていたかは判らない。だから糸を狙う攻撃手段を読めず敗北する
糸の重さが軽くなり老化現象が解けかけたことでペッシは落ちたのがブチャラティではなくプロシュートだと知る。しかし、同時に老化現象が復活したことで落ちたプロシュートが命懸けでスタンドを維持していることも知る。姿は見えなくてもプロシュートの教えがペッシの中に蘇り、これまで彼の中に蓄積されたプロシュートの言葉が形になり彼に覚悟をつけさせる心の力になる。

一方のブチャラティも繊細な糸捌きで真に用心すべきスタンド使いが他に居たと知る。ここでブチャラティは姿の見えないペッシが簡単に倒せる相手ではなく、相手以上の覚悟を見せなければ勝てないと理解する
ここからの駆け引きは凄まじい。釣り針から心臓を守るため、自身をバラバラにして何もしない覚悟を決めたブチャラティ。ブチャラティの奇作に対して一度は慌てるものの、プロシュートならこう言うだろうと見えない言葉をきっかけに探索を続けるペッシ
ペッシの覚悟は凄まじく一時はブチャラティを死の淵まで追い詰める。しかし、ペッシを助けたのが見えないプロシュートの存在であるなら、追い詰めたのも又見えないプロシュートだった。

プロシュートに危険が迫っているかもしれないという想いは止め方が判らなかった列車を止める力になるが、それがブチャラティには起死回生の幸運となってしまう
そこからは見えなかったものが見えてしまう状況。対峙する段階ではブチャラティに凄みを感じさせる面構えだったが、殺す前に「ぶっ殺す」と発してしまう先走り、死ぬ前に仲間を殺そうとする底の浅さ。ブチャラティにはペッシが敬意を払う敵ではなくただのゲス野郎であったと知れてしまう

結局ペッシは一人前のギャングになりきれなかった自分に負けてしまったのだろうね



普通


良い

ラフタリアが何の説明もないまま大きくなってて何話か飛ばしてしまったのかと思ったよ
又、災厄の波が唐突に始まってすぐに終わった点は驚き。災厄の波はクライマックスだけに登場するのではなく、定期的に出現する感じなのかま?

見た目がおおきくなり、それ以外にも表情がコロコロ変わるなど精神面での変化も感じさせるラフタリア。
対して尚文はラフタリア程の変化は出来ていない。少々表情が柔らかくなっているものの、自分を馬鹿にする元康達には言い返す事が出来ないし、自分の無実を誰かが信じるなど想像できないまま。だからラフタリアが「何処へだって付いていきます」と言ってもイマイチ信じきれない
けれどラフタリアへの対応はほんの少しだけ優しくなっている部分もある。見た目が変わり、言動も様変わりしたラフタリアへの尚文の対応は小さい時とそれほど変わらない。分相応に扱って欲しいラフタリアを子供扱いする尚文。もう尚文の中でラフタリアは奴隷でも道具でもなく庇護する対象となっていることが判る
ただ、あの見た目のラフタリアに対しお子様ランチを注文をしてしまう尚文は流石に空気が読めてない気がする

後半は戦いの局面に移ったことでそれぞれの戦う理由がクローズアップされる
尚文は勇者であるけれど、国に絶望しているから積極的に前線に出たいという想いはない。だから三勇者が見捨てた村を守る道を選ぶ。自分と同じ境遇になってしまいそうな人を助けることを目的とするラフタリアも同様
その姿に触発されて村人や少数の騎士も尚文と共に戦う道を選ぶ。全ては自分の村を守るため、国民を守るため。
対して波を振り払うことを目的とする三勇者は尚文の戦いと趣がかなり異なる。そもそも彼らはこの世界とそっくりなゲームを知っていたことも有って、退治した敵を「今回のボス」と表現したりどこかゲーム感覚が抜けていないままなのは今後が不安になるところ

守るしか出来ない尚文はどんなにボロボロになっても前に出る。村に留まりひたすら村人を守り続け、後に感謝された尚文。見捨てられた者を守ろうとする彼の姿は確かに勇者と呼ぶに相応しいものに思えた



普通


とても良い

何の為に生きるのか、生きる為には何が必要かが問われる内容だったように思えた

正式な跡取りの多宝丸は父親に可愛がられつつ元気に暮らしているように見える。だが、首無し観音に目を向けた際に表情が曇るように、彼は母親の愛が自分だけに注がれていないことを察しているよう
多宝丸が稽古に精を出すのはもっと母親に見て貰いたいからかもしれない。子供が健やかに生きるには親の愛が必要だと判るシーン

百鬼丸は足りないものばかりでまともに生きていくことすら難しかったが、寿海に拾われたことで手足を得て自由に動けるようになる。しかし、摘んだ花の魂が消える瞬間を見てその直後に獣に襲われてからの彼は、殺される前に殺せと言わんばかりに殺生を繰り返す。更に鬼を倒せば自分の体が戻ると知って殺しこそ必要なのだと判ってしまう
足りないものが多すぎる彼は生きるためには奪い取り戻すしか無く、生きるためには戦うしか無い。

そして今回のキーパーソンとなった寿海。彼は己がしでかした罪に押しつぶされて身投げする。この時に彼は生を失ってしまったのだろうね
手足を補う技を得た彼は自分は生かされた、すべき事があると考えるがその道の先で出会ったのはかつて自分の罪によって親を失った少年。寿海に出会い幸せ者だと言っていた彼は過去の罪を知り彼に恨みをぶつける。「貴方は俺を救えない」と寿海の生きる意味を否定する
その後、生きる意味を無くし再び落ちた寿海は百鬼丸を見つけ、彼を育てることこそ自分の生きる意味だと見出す。しかし、育った百鬼丸は生きるために他者を殺す必要のある人間だった
百鬼丸が自分の体を取り戻す度に付いていくことは出来ず、何もしてやれなかったと悔やむことになる

結局、生を取り戻せず何処へも行けない寿海は生者ではなく死者に対して手足を接ぐしかなくなる。どうしたって生きる意味など見いだせそうにない彼の後ろ姿は哀しい。
だからこそ百鬼丸との別れのシーンは印象的だった。何も言えず何も見えない百鬼丸が別れを惜しむように寿海の顔を探る、対して寿海も感極まったように彼を抱きしめる
生きる意味は見いだせなくても、彼の生かされた命が何の意味も無かった訳では無いのだと伝わってくるようだった



普通

原作やアニメでは精霊たちが勢揃いしてわーきゃーするシーンが多いせいか、士道と二人っきりの時の四糸乃が普段に比べたら活発な一面を見せることもある設定とか忘れてたな
ホットケーキの美味しさに感動する四糸乃とか可愛すぎるよ

けれど、後半の夕弦で全て持っていかれた気がしなくもない。あの夕弦からはメインヒロインの風格を感じてしまったよ



普通

何故あんな無茶苦茶な恋愛相談からカップル成立に繋がるの……?
ていうか、それで彼が成功するなら白銀はかぐやとあっさり恋人関係とかになれるんじゃないの…?



とても良い

死んだ時に煙が出るあの演出、久しぶりに見たせいも有ってかなり衝撃的……。ここでミスタが退場してしまうなんて……
そして本来は敵スタンドの名前であるはずのサブタイトルがまるでミスタの死を表しているようにも思えてしまうギミックにも脱帽

互いに居場所が判らない為に様々な探り合いが行われた前回から、今回は互いの姿を表し直接対決に移った為、如何に相手の隙を作り出すかに焦点が当てられていたように思う
ミスタは冒頭から何の警戒心もないまま空調をつけようとしたことでペッシの罠に引っかかってしまう。ここでミスタが逆転の一手として狙ったのは敵の傍にある氷。老化現象の対策である氷を砕けば敵は慌てるし、自分が反撃する隙も作れるという妙手。
しかしこれは老化していない、又は氷を欲している人が敵であるとの認識から生じる戦法。だから老人は敵ではないとの思い込みが生じ、老人に擬態していたプロシュートに気付くことが出来なかった
面白いのはこの時、完璧にミスタを殺したかに見えたプロシュートもミスをしていること。頭部に三発の銃弾は一見確実に殺したように思えるけど、ミスタのスタンドを知らないままだったから、彼のスタンドが最後の会話ができるくらいには弾をギリギリで止め、更にブチャラティに必要な情報と氷を届けていた点に気付けなかった

又、隙は相手の意表を突くことで作り出せるけど、一方で覚悟を固めておくことである程度軽減出来るものでもある
プロシュートはペッシがスタンドを解除したことを責めながらも、自信を持てと励ますことを忘れない。自信の無さから相手に隙を突かれやすいペッシの弱点を補おうとしたのだろうね

しかし、そういった準備も既にリーダーとして充分過ぎるほどに覚悟を決めているブチャラティには届かない
プロシュートはブチャラティを老化させ更にそれを指摘することでブチャラティの隙を作り出そうとする。けれど、任務の遂行、部下を守る。どちらも覚悟の上でやると決めていた彼はその事態を隙にすることはないし、むしろ勝利を確信したプロシュートの隙を突く手段として利用する

今回の攻防は素晴らしいものばかりで大変満足できる内容だった



良い

瑠衣は淡白かと思いきや、まっすぐで不器用なだけだったのね。彼女についての印象が少し変わった気がした

前回に引き続き急な事態に戸惑いつつもそれぞれの間に存在する線を取り払って家族になろうとする三人の様子が描かれる
その最たるものは陽菜の態度。元々生徒に対して近い距離感で接する人物ではあったけど、夏生と家族になったことで他とは違う特別な距離感になりつつあるように見える。事あるごとに夏生の姉として振る舞おうとする姿は印象的なもの。
瑠衣はその性格ゆえにあまり態度は変わらないけど、夏生の方は変わる。教室で転校初日からぼっちになってしまった瑠衣を心配するのは身体の関係があったからとか、彼がそういう性格だからとかではなくて、家族になったから気になってしまったともの
普通にしていたらキツイと思われクラスの中に入れない瑠衣の態度も夏生というフィルターを通すことでノリが良いと思われ、クラスに受け入れてもらうきっかけとなる

ただ、そういった家族になろうとする中でやはり問題となるのは前回の夏生の行動。
瑠衣は当初夏生の行動を見境のなさに因るものかと考えるが、学校で自分が助けられたことや普段の彼からむしろ優しさから来る行動、慰めようとしていたのかと悩んでしまう
又、夏生自身も消化不良。想いを終わらせる気持ちで挑んだキスが未遂に終わってしまったために夏生と陽菜への恋心を引きずったまま。

そして家族になろうと遣り繰りする三人の中で明確に線を引いたままで居るのが最も家族になろうとしている陽菜であるのは面白い
彼氏の件について夏生から触れられてもその話はしたくないと答えず、彼氏と家の前で会っていても夏生には「家に居て」と踏み入ることを許さない。

家族の象徴とも言える家の内側にいることで陽菜の家族には見せない事情を知ることが出来ない夏生。それに踏み入ろうとすれば必然的に家族としての線引からは外れてしまう。彼は悩める陽菜を前にしてどのような行動を起こすのだろうか?



普通


普通

大介への不快感が更に募っていく……
敵を前にしてニヤケ顔なんて物語序盤の主人公がしていい表情じゃないよ!

突然の怪物出現、2388年への時間移動。あまりに意味不明な状況に対して皆が段階を踏みながら理解を進めていくのに対し、大介だけが思考を飛躍させているのが印象的

愛鈴は怪物が暴れる状況を前にし、これが大介の言っていた事件だったのかと思考を巡らす。慶作も皆に届いたメールの怪しさにようやく気づく
区長や警察署長も混乱した状況の中、届けられる情報を元に状況を整理しやるべきことを明確にしていく。特に警察は騒ぎの中心にいる大介達から事情を聞くために敢えて逮捕という段階を踏む
終盤の会議室ではそれらの情報が集められ、ミロにより今どのような状況なのかと説明された上で臨時政府の樹立が宣言される。それらは一方的になされるのではなく、一応住民代表を前にして行われる。危機的状況の中でも段階を踏みながら前に進んでいることが判る

そんな中で大介だけが異質な存在として映る
意味不明なまま事態は進み更には怪物に襲われて何人も死んでしまう。だというのに彼だけはこれこそが自分が待っていた展開であり、怪物と戦う中でこれで自分の人生の全てが報われるのだと悦に浸る
又、彼の考えは飛躍したままだから、ミロが大介の理想を否定するようなことを言えば激昂するし、警察がテロリスト扱いした際にはパペットを使って彼らを害そうとしてしまう。大介の中でこの状況は起こるべくして起こった当然の事態で、受け入れられない彼らの方が可怪しいと感じてしまうからだろうね

個人的には人質を助けながら敵を倒した大介よりも、小さな女の子の手当をしどうすれば良いかを助言した幹夫の方が誰かを助けられる人間のように見えた



良い

共生が非常に意識された内容であるように思えた

盾の勇者である尚文は自分で戦う事は出来ないから他の誰かに戦って貰う必要がある。そうしなければあの世界では生き残れない
亜人奴隷であるラフタリアは亜人が差別される世界で奴隷印を抱えながら生きていくためには守ってくれる主人が必要となる
両者の利害は一致しているが、合意によって成立した関係ではなく金で成立した関係。だから尚文は値段分は働いてもらうと冷たい言葉をラフタリアに言い放つ

二人の関係性が変わっていくのは背景にある文化による影響かな?
尚文はこの世界では盾の勇者であるというだけでバカにされる。しかし、亜人の文化においては盾の勇者は亜人を大切にしてくれた存在と語り継がれている。ラフタリアも尚文が盾の勇者だからといって差別しない。尚文にとって穏やかな気持ちで一緒に居られる存在となる
この世界では奴隷であるために暴力を振るわれたり亜人の入店を断る看板が掛かっている程に差別意識が強く存在する。しかし、亜人や奴隷を乱暴に扱う文化を持たない尚文はラフタリアに厳しい態度は取っても大切に育てようとする。ラフタリアにとって尚文は離れがたい存在になる

尚文は当初、奴隷のラフタリアを人ではない、盾と同じだと言い放ち道具のように使おうとした。けれど、育てる内に愛着が湧いたのか鉱山での戦いではむしろラフタリアを逃がすために自分の身を犠牲にしようとした。ラフタリアを道具などではない、一つの命ある者と認めた証拠か
最初は尚文をご主人様と呼んでいたラフタリアは戦いが終わった後、呼び方を変え尚文様と呼んだ。自分を所有する人間と言うだけでなく、彼個人への執着が感じられる描写だった

ラスト、尚文はラフタリアのお子様ランチに付いていた旗を日の丸に。彼が自身のアイデンティティを変わらず持っていることが判ると同時に、ラフタリアの食事を少しでも楽しいものにしたいという気持ちが感じられるシーンだった



とても良い

引っ越し初日、一人晩酌であの量のビール缶を開けてしまう陽菜の腹は数年もしない内に絶対ヤバイことになってしまうと思うんだ

それぞれの関係の中で線を引こうとする遣り取りが面白い
陽菜は人気教師だが、夏生の友人は生徒は相手になんかされない、彼氏だって居るらしいと付き合える可能性を切り捨てる
瑠衣は子供扱いされる、あんたには判らないよと切り離される線を超えるために夏生に性行為を求める。しかし、相手にそれ以上を求める気はないからそういった行為に慣れてなさそうな夏生を選ぶ。行為が終われば「次会っても他人だから」と釘を刺す
夏生は落ち込んでいるらしき陽菜から愚痴を聞こうとするが、お子様は専門外と線を引かれる。後日、更に踏み込もうとしても大人には大人の事情がある、先生が情けなく見えるのかと完全に拒絶される。夏生に踏み込ませない態度を崩さない

二人から線を引かれ近づけなくなった筈の夏生だけど父の再婚によって強制的に近づいてしまう
再婚を機に幸せな顔を見せるようになった父や母を応援し家族として過ごしていくなら、子供達の間で線を引き続ける訳にはいかない
だから、瑠衣は「あの事は忘れて」と情事を無かった事にし、陽菜も男女の仲に踏み込もうとしていた夏生を姉弟として扱うことで線を引く必要がないようにする

しかし、それは同時に以前の関係と一線を引くことでもある
だから、夏生も家族として付き合っていくと決めたから、完全に家族となってしまう前に陽菜への想いに別れのキスをしようとした。それが瑠衣に見られてしまうのだから大問題
三人が家族として過ごすために線を無くそうとしていた努力が無駄になりかねない

夏生の行為を見て瞳を揺らしているかのように見えた瑠衣
瑠衣は夏生との行為後、こんなもんか~と話したがその後も何も思わなかった訳ではない筈。もう一方の夏生は「あんな捨て方で良かったのか」と思い悩むのだから。
そんな相手と再会し家族になり、だというのに夏生は姉に手を出そうとしていた。そこで瑠衣がどう思うのか、次回描かれるであろう反応が気になってしまう



良い

みやこは花を天使と例え、狂ったように撮影するけれど、話の内容的にひなたの方が天使のような気がするよ?
なんたって見るからに正確に難のあるみやこと問題なくコミュニケーションを取り、落ち込んだ乃愛のフォローなどもしているのだから

ただ、乃愛を「一番可愛い」と持ち上げた後にみやこがコスプレしたら「乃愛より可愛いぞ」と言ってしまうのは悪魔の所業に思えたけど



良い

魂がどうのこうのという遣り取りを見て、ついソウルイーターを思い出してしまった

どろろは眼が見える者であり、百鬼丸と琵琶丸は見えぬ者であるが二人は魂の色を見ることによって常人が見ることの出来ないモノが見える
今回はそういった能力があったことで鬼神退治が成功した。けれど、常人に見えないものが見えるからと言って優れていると言える代物ではない

どろろは百鬼丸が生魚のまま食べようとするのを止めてきちんと火を通す。魂しか見えない百鬼丸にとってそれが食べられる状態かどうかなんて判らないが、見えるどろろにからしたらそんな物食べたら腹を壊すと判ってしまう
化物の脅威に遭っているという村を訪れた際、見えるどろろは出された食事や村の様子から贅沢な暮らしと看破する。しかし、見えないし話せない百鬼丸はその点について何の反応も返さない

ここまでなら見えるどろろが優勢だけど、鬼退治の段になれば見えぬものが見える百鬼丸のターン。既に正体を見抜いていた村長に迷わず切りかかり最終的に倒す。それは作り物の身体で戦い見えないものに向かって刃を振るう百鬼丸でなければ出来ないこと
しかし、鬼の魂しか見えなかった百鬼丸と琵琶丸だから、鬼が人間に擬態していたときの姿が美しく又どろろの母親に似ていたことには気付けないし知ることが出来ない。見えない物が見えるからと言って見えるものしか見えない者より優れているわけではないとなんとなく感じさせたシーンだった

最後は話せない百鬼丸が地面に自分の名前を書く。これはどろろには見えるがどろろは文字を読むことは出来ない。そして、文字を知る琵琶丸は見えないから読むことは出来ない
見えるどろろが見えない琵琶丸の手を導き百鬼丸の名を知るシーンは見える世界と見えない世界が融和したシーンであるように思えた



普通

大介は幼少期のトラウマ、自分が皆を危険に巻き込みかけてしまったという後悔と罪悪感、そしてネロの言葉をきっかけにして「いつか訪れる危機のために自分が皆を守らなければ」という考えに囚われてしまったのかな?
大介の凄い点であり同時に傍迷惑な点は自分が守るという理想を抱くだけで満足するのではなく、皆を守れるように自分を鍛え更に武器や非常食を備えていた部分か。ただ、それは皆がどう考えているのかという点をガン無視した行動でもあるので、迷惑がられるしウザがられてしまう

実際に異変が起き、怪物のようなロボが襲ってきた際に震え行動できなくなった描写には普通の少年っぽさを見ることが出来るのだけど、自分がロボに乗って戦う段階になると再び自分が皆を守らなければならないのだという痛々しい考え方が全面に出てしまう。人が死ぬ瞬間を見た直後なのにこんな思考をしてしまう彼はかなり重症に思える

それもこれも全ては彼がミロの言葉を基準点にし、他人の言葉にも耳を貸さず狭視野的に物事を見ているからか。ここまで自分が戦わなければと平時から考えている主人公も珍しい
ラストにはまるで大介の思考状況を象徴するかのように一部分だけくり抜かれて別世界に飛ばされたかのような街の姿が。

大介の狭視野的な部分が原因となって逆に皆を危険にさせ、糾弾されるシーンがあるかどうかは判らないけど、そういったシーンがどのように描かれるのかがこの作品全体の評価に繋がってきそうな気がする



良くない

どうしてだろうね、原作を読んでいた時はこの辺りのエピソードはそれなりに楽しんでいたように思うのだけど、何故かアニメでは楽しめなかった
会話のテンポのせいか、演技のせいか、はたまた作画のせいなのか?

そんな中でもストーカー気質を全力全開にしている折紙さんはちょっと面白怖い
一回の瞬きにかかる時間を目測できてるって何なの……?



普通

ナレーションを始めとして色々と鬱陶しいと感じてしまう要素はあるものの、テンポよく心理戦が進む白銀とかぐやの遣り取り、それをかき乱す藤原書紀の行動は笑ってしまう

何か少しのきっかけがあればあっという間にくっついてしまいそうな二人だけど、そうはならないんだろうなぁ……



普通

国のために消費されることは誉れだろうと付いてきた部下を切り捨てたキャーリサ。彼女に対抗するため本来は無関係であったはずの当麻を始めとして神裂やアックア、騎士団長まで集う光景
仲間を大切にしない者とする者との対比構造のように見えるけれど、そもそも自分だけが罪を被って事を為そうとしていたキャーリサからすれば皆が自分を撃破するために協力する光景は実は嬉しいものだったのかもしれないね

ただ、そんな彼女をしても決死の想いで練り上げたアイディアを圧倒する光景を母親である女王がいとも簡単に作り上げた点には微妙な心境になってしまったのだろうけど
そんな切り札が有ったのならもっと早い段階で使ってやればいいのに……と思うけど、女王に有って他の皆に無かったのは、魔術は必ずしも秘匿しなければならない存在では無いという発想か。誰も彼も今のままではイギリスが沈んでしまうという考えを持っていたため行動を起こしたが、全く別の発想を持っていた女王だけは特に焦っていなかったというわけかな

飛行機事件に続き標的となってしまったインデックス。彼女を助けるために迷わずロシア行きを決めた当麻は格好いいね



良い

ペラペラにされたり小さくなったり老人になってしまったりとナランチャは散々な目にあってばかりだね

疑念から確信へ変わる流れが丁寧に描かれていて好感が持てる回

ブチャラティは必死に鍵に合う鍵穴を探す。それは鍵を使うのは鍵穴以外には無いという先入観があるから。それが変わるのは亀にふと目を止めた瞬間。もしやという疑念から実際に亀の背に鍵が一致してこれが移動手段であったと確信を得られるようになる
プロシュートは一度ブチャラティを見失うものの、直前に彼が何かを抱えて列車に飛び乗ったことからそれがボスから与えられた手助けではないかと勘を働かせる。けれど確証は得られないから列車中にスタンド攻撃を放つ無差別攻撃に打って出る
ミスタは当初ナランチャの変化に気づかない。口から歯が垂れるを見て様子がおかしいと感じても実際に顔を見るまで異変が起きていると気付かない
又、スタンド攻撃されているということは既に見つかっているのではとミスタは考える。ブチャラティはそれを嗜めるように自分の考えを述べるがそれも疑念の域を出ない。亀の中に居たのでは何の確信も得られないから、外に出て暗殺するしか無いという結論に至る
そしていつも流れを変える一言を発するジョルノは自分自身が老化する中でも落ち着いて状況を確認して敵スタンド攻撃の特性を見破る。老化スピードの違いという疑念から、氷によって老化は遅れるという確信を得る

ペッシは自分のスタンドで運転席を探った時に二人居ると考えるが、実際は一人しか居なかった点に疑念を持っていた。その後、確信は得られなかったが念の為に運転席に罠を仕掛けていた。そして罠の反応を見てやはり運転席にもう一人居たと確信を得る
同時にミスタは罠がスタンドで仕掛けられていたことにより敵の人数に確信を持つ

正直、ミスタの能力ではあの二人に対抗するのは難しいように感じるけど、どうやって逆転するのだろうか?



普通

第一話は物語が始まる、というよりも風太郎がどのような人間か、五つ子はどのような娘達なのかという点がクローズアップされていたように思う

焼肉定食を焼き肉抜きで注文する風太郎は普通にせせこましく映る。そして食事中であっても勉強を欠かさずテストでは100点を取る姿勢。そりゃ周囲から敬遠され笑いものになるというものだ
そして風太郎の人間性は終盤でらいはが言うように屑で自己中で最低なもの。一度は酷い言葉を言い放った五月に家庭教師のバイト目当てで近付こうとし、自宅まで押し掛けてしまう。他にも多くのシーンでその傾向は描かれる
けれど、らいはが続けて「良い所も一杯あるんだ!」と言うように屑なだけはないのは確か。階段を登っている際は、五つ子に続け様に絡まれた件を全て五月のせいだと考えていたが、いざ対面したらそれらを全て飲み込み前日の件を謝り、五月をパートナーと認めた。それにあれだけ邪険にされても五つ子の誰かが赤点であれば一応面倒を見ようと考えている
最低限の誠実さを持ち合わせていることは伝わってくる

対して五つ子達は個性も考え方も風太郎との距離感もバラバラ。仲が良いのか悪いのかすら今のところ見えてこない
突然家庭教師などの名目でやってきた風太郎を二乃や三玖が邪険にするのは理解できるが、それゆえに四葉が最初から協力的なのが理解できなくなる
そして一花は今のところ何を考えているのかすら判らないキャラ
五月だけは風太郎の生活を知ることで彼が何故家庭教師に拘るかを知るが、彼を理解したわけではない

というか風太郎も五つ子の事情を理解しているわけではない。だから、赤点の子だけ面倒を見ればいいと考えているが実際は全員やばいという点に気付かない

相互に無理解な状態で終わった第一話。この状況が変わっていく情景をどのように描いていくのか楽しみではある

というか五つ子全員が巨乳って今更だけどとても思い切った設定だ



普通

細かい部分に目を瞑れば割と悪くなかった印象。

導入から主人公による自己紹介モノローグ、図書館での音読、唐突な異世界召喚、ナチュラルに見下される主人公、あからさまな罠と続いた辺りの描写には辟易としてしまったが、主人公が全てに絶望して覚悟完了してからは普通に面白くなりそうな感じだった

他の武器に比べて盾という制限の多い装備でどこまで戦えるようになるのか、そして奴隷として出会った少女とどのような絆を築いていくのか気になるな



普通

登場するキャラが尽く可愛いななんて思っていたら、いつの間にか第一話が終わっていた印象

取り敢えず視聴は継続することにしよう



普通

この世は地獄という言葉がここまで当てはまる世界観は強烈と言う他無い

冒頭からしてその傾向は顕著。
坊主は自分が殺されることに感謝する。それはこのまま生きていればあまりの地獄模様に御仏への疑いが生じてしまうからという理由
また、数多の戦乱でそこかしこに死体が溢れている状況は凄まじい
どろろのような小さな子供でさえ自分が生きていくために商売をしなければならない。しかも元手はないから盗品を売っている
何よりも妖怪に襲われたら一瞬にして喰われてしまう世の中は恐ろしい

そんな世界だから他者に情けをかけても自分に返ってくるとは限らない
死なせるはずだった百鬼丸を生かし船で流すという温情を見せた産婆は直後に喰われてしまう
子犬を哀れんで餌をやろうとしたどろろはその優しさのせいで逃げられなくなり大人たちから袋叩きにあってしまう

そんな地獄模様の中でも百鬼丸は異様な存在
産まれながらにして身体のあちこちが欠けている百鬼丸。母はその在り様を儚く愛おしいと言うがその想いが向けられる間もなく取り上げられ捨てられてしまうし、彼を生かしてくれた産婆も直後に死んでしまう。彼は縁を得られない生まれ方をしている
そして作り物で構成された身体を操り鬼を倒すが、口もきけず眼も見えない彼は感謝を受け取ることも出来ない。

人とまともに関われない彼が鬼を倒す中で何を得て何を失っていくのか、そして彼が得る一方で失っていく故郷の父はどのような行動を起こすのか興味深い



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