主人公は、怪獣の正体が人間だったら倒せないと悩むが……結局主人公の意思はスルーで話を締めたなあという感想。GRIDMANの物語は、戦いメインでいいとは思うが、ストーリの中ですら、主人公の扱いがロボットを動かす媒介でしかないので、存在感がほぼ無い。記憶喪失と関連あるのだろうか。今時点だとヒロインの方が、まだスポットライト当たってる気がする。
ブレスレット登場シーンがかっこいい。グリッドマンがパソコンから「使命」を繰り返し語るシュールさ。レコードばりに同じことばかり言う。相変わらず主人公がふわふわしてて、本人の意思が不明。ヒロインがキーボードクラッシャーかと思った。
2期も全話通して丁寧な作りだった。1期よりも最強の敵ポジションがはっきりしていたので、シリーズ通してメリハリがついているところが良かった。主人公の最強能力披露と家系のあたりはやっぱり面白い。ラスボスも結構すき。ただ、シリーズもののラストという意味では、主人公が寝てるまま何もせずに終わったところはまあ残念。前作にも言えるが、主人公より主の活躍で終わるシリーズ。普段は主人公がもっと主張してくるので、最後も活躍していいのにという印象。主が、せっせ真面目に主人公の家計の調査をやってるのが、非常にご苦労様だった。しかも主人公が、たいして気にしてない所がなんとも哀愁漂う。主の苦労性属性が付与されて、2期はまさかの主忍耐ENDという終わり方で、まさに今期のまとめ通りだった。続編が期待できる締め方ではあるが。
キャラの動きが萌え萌えしててかわいい。色合いも優しくてきれい。主人公の立場になって、ロリのかわいさを楽しむアニメか。主人公がかわいい妹の友達にコスプレさせたい欲望と料理スキル、妹の友達がお菓子好きとコスプレしたくない気持ちが、うまく綱引きされていて楽しい話だった。