組織を抜けた凄腕工作員の「クロエ」は、
別人の「ビクトリア」として新たな一歩を歩みだす。
たどり着いたアシュベリー王国で出会ったのは、
母親に置き去りにされた少女・ノンナと、騎士団の誠実な団長・ジェフリー。
ジェフリーはノンナを引き取ったビクトリアの身元保証人を引き受け、
それぞれに傷ついた過去を持つ3人は、お互いが大切な存在になっていく。
ビクトリアが夢見ていた“幸せ”の行方とは――?
工作員、子供を拾って育てる。
淡く切なく暖か味のあるドラマ、9話という短さに脚本構成が濃密で見応えがあった。
2期製作決定ということで、今後も期待したい。
全9話構成で無駄なく最初から最後まで面白さを高水準で維持できていたアニメで個人的には凄く好きな作品だった。全編通して描きたいことが明確で、回による下振れなどが一切なく常に一定以上の脚本を提供してくれるので毎回観るのが楽しみになる作品。工作員を辞めて孤独だったビクトリアが最後には自分の素性も開示して家族になっていく様を見事に描き切っていたね。
こういう作品は一気に観るよりもクールの中で追った方が面白さを体感しやすいのかなとも思った。
脚本面で隙がない以外に特によかったのはキャラクターとアフレコ。主人公の元工作員のビクトリアと、保護され一緒に過ごすことになるノンナ。この二人が一緒に暮らすことでビクトリアは救われていき、ノンナは成長していく。その中で描かれる感情の起伏や変化を安済さん若山さんがそれぞれアフレコで繊細に表現していて引き込まれたね。このアニメが良い所ってビクトリアが全然完璧じゃないところなんだよな。工作員として、武力や作戦遂行力は優秀だった描写が多かった一方で、組織を抜けてからは詰めが甘かったり人生経験の少なさが露呈したりと、そういった人間らしさが魅力。個人的には序盤の「自分の胸囲に自信を持っているモノローグをするが、実際はそこまで巨乳ではない」というのがめちゃくちゃ好き。今思えば自己評価と他人からどう見られているかのギャップみたいなのが結構あることを象徴してる脚本だったのかな、とも。
続きの新エピと2期もやるらしいので凄く楽しみです。
とても良かった。ビクトリアのとある行動から始まった物語が楽しかったのと、アニメが素晴らしかった。ちょっとしたノンナの動き、光のあて方やランプなどの光源の使い方、効果的な絵コンテといった、極めて(計算高い技術的な意味での)リッチさを感じさせるアニメ。そしてそのアニメを彩る劇伴もとてもいい曲。
なんだろう、この家族がとても愛おしい。団長さんはかわいいし、ビクトリアもノンナもかわいい。それぞれ何かを失い、その失ったものを互いに補うことができる関係。見ていてとても愛おしいと同時にいいなぁという羨望も湧いてきそうになる。とてもいいアニメでした。2期ありがとう。
話が少し地味で、インパクトに欠ける印象。ただ、水準が下がるようなこともなくずっと同じくらいをキープしていたからそこは良かったのかなって思う。9話構成で、無理やり伸ばしたりしなかったのもよかったんだと思う。地味ではあるけれども、話としては普通にいい話だし、個人的にはあまり刺さらなかったけど、刺さる人には刺さる作品かなって思う。2期制作決定もしたし、続きに期待かな。
捨て子と訳あり美人と訳ありイケメンの恋愛話。
合間合間に入る何とも言えない問題に何とも言えない感があるし、どうしてそうなるという気持ちも多々あるのだが、捨て子が幸せそうなあのでそれだけでおっけーかなと。恋愛といいつつ、一般的な恋愛要素がかなり薄く(見逃してたら申し訳ないがキスしてないよね?)、見ていてよかった。
心が温かい気持ちになりたいときにはおすすめのアニメだった。
ビクトリアのキャラと行動には疑問が多く、物語は単にコイツがイキって余計なことしてるだけの時間が長いのだが…最終的にはそれを作品として全肯定することなく、きちんとそれなりの対応をした結果ビクトリアにとって不都合なことが起きていて、全体的に雑ではあるが、ある程度納得できるところはあった。キャラクターは、ビクトリア以外はモブも含めてわりと良いキャラが多く、特にノンナは終始物語の支えになっていた。最終話手前まではなんだかんだ普通なのだが、締め方は良かったのでやや評価を上げた。
地味なんだけどとても素晴らしいアニメだった
ノンナとビクトリアに全て詰まってる
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
安済×若山コンビが視聴のきっかけ。途中で小清水さんも出てきて勝手に盛り上がっていた。
かなり手札が多めなのにそれが嫌味になっておらず心地良い作品だった。
裏切りと策謀の世界の住人だったにしては打算なく行動する主人公。そこは違和感があるけど、つらい話が見たいわけじゃないし、いいと思います。あと声優さんが適材適所な感じでとてもいい。
地味ながら特に切りどころも無いなということで見続けた本作
確かに最後まで盛り上がりというよりかは不穏な安定を描ききったように思える
正直途中まではノンナのキャラ性というかデザインが良すぎて見てた節はあるのだが、最後の方はストーリーにも良さを見いだせて見れていたのは良かった
最終回のビクトリアはもう露骨にジェフリーに見つけられたがっていて人間強度がへなちょこになっていたのがこの作品のテーマの一つなのではないか
疑似家族物だから割と耐えてるというかノンナの感謝を打ち明けるシーンは良かった、あれは実物の家族だったらわしめっちゃ白けてたし
時折、スタジオディーン特有のシナシナ作画が目についたがギリギリキャラの崩壊まではいってなかったのでそこは問題なかった
OPED共に作品の雰囲気をよく現していたと思う
なんだろうな、別段めっちゃ好きな作品ではないんだけどなんとなく見てしまうそういう雰囲気のある落ち着いた作品で良かったです
5点中3.9点
★★★☆☆