ダメかもしれないけど頑張らずにはいられない。そんなメッセージが込められた熱い作品でした。
1年生編を2クールかけてやったということもあり若干尺不足なのかなと感じる部分もあったけど、低音パートに入ってきた1年生たちに触れていく中で頑張ることの意味を考え直し、"先輩"になっていく久美子の姿が印象的でした。
劇中では秀一との恋愛も描かれましたが、やっぱり恋する女の子は素敵だなと思いました。
コンクールはダメ金で終わってしまったけど、涙を貯めながらも泣かなかった久美子の姿からは来年こそはという覚悟が感じ取れました。
色々あって続編がいつになるかは分からないけど、いつまでも楽しみに待ってます。
尺不足で描ききれていないと言われてるのを見ましたが、個人的には気にならなかった。続きを見たいと思ったし、良かったよ。
MOVIX京都で響けユーフォニアム 誓いのフィナーレを観てきた。待望の2年生ストーリー、新入生を迎えた北宇治高校吹奏楽部の新たな幕開け。リズと青い鳥とも時間軸が同じで、のぞみぞコンビにも会えたしコンクールでのリズも観られたのは良かった。ストーリー的には、それぞれのエピソードをもっと掘り下げて描いてほしいなってところだったけど、それは劇場版だし仕方ないか。
黄前ちゃん、麗奈が夏にリズソロパートを吹くシーンが、黄前ちゃん麗奈側からの描写であったら良かったんだけどな。
3D描画への多少の違和感とか、引き絵での描き込みの足りなさとか、コンクールシーンでちょっと感じたかな。あと、京アニ特有の「外すカット」みたいなのが少ないようにも感じて、良くも悪くもこれまでの京アニ感とはちょっと違う?とも感じたり。
ストーリー的にはあと1期、あと1作は行けるしやって欲しい気もするけど、リズと今回の劇場版とで自分のユーフォ熱はちょっと治ったかも。
オープニングのおっさんおばさんホイホイな演奏で心がグッと掴まされたw ただ個人的には滝先生が活躍するような話が好きなので、人間ドラマ中心の話はあんまり興味が無かったりする。
合間合間に相変わらず音楽に真っ直ぐな高坂麗奈が見れてよかった。久石奏は観ている人から共感を得られやすそうなキャラクターだし僕も奏の話を聞いてわかるーと思ったけど、ユーフォでは麗奈が持っているような普通の人が持ち得ない強い執着心が観たいんだよな。
しかし一年があっという間に過ぎてしまった。コンクールに至るまでに他にも色々あっただろうし、1クール以上かけてじっくり見たかった。
あ、大吉山での麗奈の服装が最高でした。
久石みたいな人間を出したら話が転がってはいくんだろうけどこういう感じの作品でそういうの観ると疲れちゃう。
あと最後の演奏の3Dのカメラワークが個人的に苦手な感じでした。
「リズと青い鳥」と同じ時間を描いていて、自分が興味がない要素がこっちに集まってたって感想。
尺の割に要素が多くて、演出がしつこく感じた。
シナリオがいい分もったいない。
視聴記録:2024-01-08 (Eテレで年末年始に映画4作放送分)
久美子たちが2年生の1年間、TVA 1,2期(および 劇場版の2作)と3期の間になるのか
で、 リズと青い鳥 は、同じ時間軸か
コンクール演奏シーン鳥籠みたいな演出するやん…。リズと青い鳥ではみぞれが青い鳥だったけど久美子と麗奈はどうなんだろうね。
どこか覚めていて外側から眺めている印象だった久美子も進級し、しっかり奏に向き合ったシーンが印象的だし、空の風景が大雨の分厚い雲から日差しが綻ぶ演出が綺麗でした。ラストシーンで奏に悔しいと言わせた久美子の見つめる先はすでに来年を考えていたのかなぁ。そこからの部長発言には期待しかないなぁ。
塚口サンサン劇場にて特別音響かつ静寂上映という最高の状況で3回目の鑑賞。
間違いなくアニメ史に残る最高傑作。
ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。我々に夢を与えて下さり感謝しかございません。
一生愛し続けるであろう作品。
良かった。正直なところ自分はこのシリーズにはたいして思い入れがなくて、TVシリーズ一期は見たけど二期は途中までしか見てないし、劇場版も一作目も二作目は見てないというぐらいで、二期目の内容知らなくて楽しめるかなという疑問もあったのだけど、そんな自分でも良かったと思えるぐらいには満足度が高かった。久美子は一年生のころに比べてたくましくなったなあ。三年生編はあるのだろうか。