セカイ系
好きな人は好き
戦時下で彼女が「何故か」最終兵器になってしまうお話。
ネットで鬱作品で二度と見たくない名作とまで言われてたから見たけど、個人的には鬱要素があまり響かずって感じ。原作の方がもっと深刻さ等を感じれるかもしれない。
この作品の魅力は、彼女が最終兵器になって、主人公やその他の取り巻きの心情が交差していくところだと思う。(両者の浮気のシーン含め)
ただ、ホントに急に最終兵器(なぜ最終なのか?)になったり急に爆撃されたりと、疑問な点が幾つかあるのが残念。
何故か人間兵器となった、どじで「ごめんね」が口癖で気弱なクラスメイトのヒロイン「ちせ」と、ルックス的なスペックはイケメン寄り?だが、ストレートに自分の気持ちを伝えることが苦手な主人公「しゅうじ」による二人のラブストーリー。絵柄が可愛くほのぼのしていますが、過酷な状況における心理描写のリアルさとのギャップが印象的だった良作。セリフの強烈な方言に初め驚いたけれど、それがよりリアルさを増して、後半はより心に刺さりました。
悲しくて辛い話。
セカイ系という言葉を知った
①実を言うと、地球はもうだめです……はアニメには出てきません!おまえら、解散!
②ntr…というか浮気か、浮気だらけ。主人公もヒロインも浮気しつつ浮気されているようなもの。脳が破壊される。純愛厨はこの作品に純愛の最初の"じ"すら言わないだろう
③エッチエッチかなりうるさいのが気になる人は気になるだろう。わしは気になる。愛に性欲はいらないと思っている思想上の問題
④愛の為に世界が滅びるのがセカイ系だと定義するとこの津波って世界の寿命オチみたいなものだし、セカイ系でないかも。だとするとこの作品を含めるように定義を拡張すべきだが
少女が兵器になる、しかも人智を超えた兵器という設定の不自然さには目をつぶるとしても、戦争中にありながら普通に授業があるなど市民の生活への影響があまりにも乏しかったり、お互いの政府が戦闘を継続するだけに存在するなど、不自然さを挙たら数えきれない。
細部では人が死傷するのに建物、特に屋内があまりにも綺麗だったり、最終兵器を増やすことができないのにメンテナンスをする技術者だけは存在していたりもする。
一時期話題になった作品なので観たが、何が良いのかわからない。