まどかさんは人を応援するのはアツいけど、震災の人物写真をきっかけに彼なりの信念が真っ向から否定された過去があって、自分自身が輝くようなポジションに立つことを恐れているようだった。
でも、今のはるかくんを撮るまどかさんは人物写真も撮ってた昔に戻ったようであり、それが今のまどかさんの輝くためのやり方なのかもしれない。
だけど、「応援なんて相手のためなんかじゃない、自分のためじゃないか」ってはるかくんの父親がレースで事故死したきっかけが自分にあるかもしれないという言葉。だけど、「でもあんたが…」と重ねる言葉ははるかくんを応援することに輝きを見出しているまどかさんに刺さるものだった。
そして、それははるかくんがまどかさんの応援を受け入れたということであると同時に、何よりもはるかくん自身のレースで勝ちたい理由が「亡き父と一緒に表彰台へ上げてもらった時を再現したいから」というどこか迷いのあるものから、自分の内なる本心と向き合った純粋に「ただ勝ちたい」というような動機に移り変わったということであるようにも思う。
ドタバタハートフルドラマって感じでした
最後の北極百貨店の良いトコをバーバリライオンの女の子が紹介するとこはちょっとじーんと来てしまった
「自分のカッコいいと思うものを輝かせたい!」っていうのがカメラマン主人公の原動力だけど、プライベーターとしてF4で車を走らせるっていうのも自己満足に近いようなスケールで輝きたい!っていうところで、似たようなマインドがあるのかも
だからこそ、自分の中のノリと勢いにかかってるのかもしれない
面倒事に関わりたくないとかいいつつ、カオルちゃんはこの状況を引っ掻き回すの絶対楽しんでるだろ
そして、ツッコミでタライを落としてくるセレスさまのバラエティ理解度の高さよ
月愛ちゃんとの関係ええやんええやん
そして、双子の姉……、こっちの嫉妬も楽しみになってきた
普段は激強Sランク冒険者なのに、ベルグリルのもとに帰ってきて「おとうさん!!」って甘えたがりのだだっ子になってるアンジェがかわいすぎる………
それに、ミリアムが獣人の耳を隠すために帽子を脱ぎたがらない時も、「耳が寒かったのか!」なんて言ってしまうベルグリフさんなんか本当に優しいおとうさんって感じで和むし心があったかくなる
アトラちゃんを奴隷から助け出したけど、村が襲撃されてしまって...とフ異世界ァンタジーなんだけど、ただではいかないリアリスティックさみたいな世界観を感じた
それに、だからこそ、この兄妹の救い出された運命というのもより光るように見えた