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原作であるゲーム「Ingress」はある程度プレイしたことがあり、アニメ化の報を聞いたときはゲームとは別物になるのでは(なにせ位置情報を使った陣取りゲームだし)と思っていたが、用語やアイテムといったゲームの要素が意外に取り入られており、驚いた。やりようはあるもんなんだなあ。







とても良い

今回も全編都市破壊描写のみ。構図やエフェクトや効果音が完全にガチで、怪獣のデザイン以外は欠片もヌルさがない。怪獣の能力やその見せ方にも工夫があり、見たことがないような画を見せてくれる。この作品はいったいどこに向かっているのか、目が離せない。





白タイツキャラリストにきぬえを追加。





夜の商店街でナンパしてきたラッパー三人組が、ちゃんとそれっぽく見えるやたらといい動きで、なぜそこに力を入れた。
そして、そのラッパー三人組との遭遇が、その後のステージがラップバトルになることの前フリになっているという、意外と丁寧な展開に驚く。次々と音が重なっていき、次第にパフォーマンスの充実度が上がっていくステージの見せ方もよかった。
次はいったい何が出てくるのか、俄然楽しみになってきた。



江渡貝くんファッションショー、地上波で放映できるんだ……。



とても良い

何これ!?
怪獣のデザインこそファンシーだけど、演出はガチの特撮怪獣映画。第1話は全編都市破壊描写のみという思い切った構成で、「わかってる」画が続出する。怪獣がマジで怖くて、怪獣的満足度で言えば同期の「SSSS.GRIDMAN」にも引けを取らない。3DCGだと非常に手間がかかる破壊描写も頑張っている。
この先どういう方向に進むかは、情報が少な過ぎて全くわからないが、第1話が必見であることは間違いない。



フィリップの恐怖失禁があったので神回……と言いたいところだが、抽象的な表現で不満が残る。白タイツキャラも2名登場したが、悲しいかなどっちも男だよ!



女神官の恐怖失禁があったので神回。





冒頭の木を伐るシーン、座っていたキリトが立ち上がってユージオの方に歩いて行くときの動きが江畑諒真さんっぽかったけど、原画に名前はなかったし、どなたかの模倣かなあ。



他作品での舞台探訪で訪れたことがある藤沢周辺が出くるのが楽しい。水族館も行ったなあ。そういえば、あちらの脚本は本作の原作者だっけ。



白タイツキャラリストに鴨居つばめを追加。筋肉ムキムキだけど。



全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

号泣ではなく気づけばほろりと涙がこぼれている、端正な佇まいでそっとあたたかい、心に沁みる映画だった。
所作まで含めた和服の描写のリアリティと美しさが、自分が見たアニメの中でも最高峰という点も特筆しておきたい。特に、1シーンだけではあるが、たすきがけ&裾からげ&スパッツのおっこには、なんというかこう、新しい可能性を感じた。
それから、眼鏡の描写も最高峰レベル。ようやく「風立ちぬ」に並ぶ作品が出てきてくれた。レンズ部分の輪郭のズレ、顔に落ちるフレームの影、といったディテールが全編に渡って徹底されている。
和服だけでなく、画面に小さく映る小動物まで、ちゃんと「らしい」動きで隙がない。映画に相応しいレイアウトと芝居で、作画面での満足度も高い。原画に本田雄氏の名前があってびっくり。
原作の読者層は、おそらくおっこと同じ歳くらいの小学生が中心だと思うが、過剰に大げさだったりくどかったり説明的だったりすることなく、わかりにくくならないギリギリまで刈り込まれた脚本も驚き。この映画を見る子供達を信じていなければこれはできない。幽霊のような非現実的な存在も登場するが、起こる出来事はあくまでも現実的な範囲で、ドラマの軸は終始おっこに置かれており、揺るぎない。
物語は、おっこが自分の身に降りかかった大きな悲しみを受け容れるまで、とまとめらるだろうか。そんなおっこを見つめるカメラの、彼女が倒れそうになったらすぐに手を延ばせるくらいの、突き放すでもなくべったりでもない距離感が、とても好ましい。そう感じるのは、おっこの両親よりも歳上な自分の年齢ゆえであろうか。おっこと同じ歳くらいの子供達がどう感じるか、聞いてみたいかも。







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