これぞ青春って感じの楽しい夏祭りの模様が見れて大満足。屋台を楽しむ様子、手を繋ごうとして照れる矢野くんと吉田さん、どの場面も微笑ましかった。羽柴くんも、矢野くんと仲良くなったことを吉田さんに少し自慢する様子が微笑ましかったし、恋愛的にはライバルだった矢野くんと仲良くなれたことに嬉しそうにしていたり、吉田さんと付き合うことはできなくても吉田さんを好きでいるだろうということを話したりと、優しい面が今回も描写されていた。全編通して楽しい雰囲気で、矢野くんが普通の日々を楽しんでいることを実感できる回だった。
死柄木の隙をついて復活してきたAFO。死柄木の出生の段階から器として目をつけて、死柄木の人生を操っていたとは、ここまで散々卑劣な所業を見せた上でまだ明かされていなかった部分があったのかと思うと恐ろしくなる。絶対絶命のデクの前に現れたA組や相澤先生達の姿には本当に感動した。ヒーローだけじゃなく、デクの腕の回復のために角を折った壊理ちゃん、服や他の支援物資を届けるよう相澤先生に頼む避難所の人達、みんなが戦っていて、誰か一人でも欠けたら勝つことはできないんだということを感じさせる展開が最終章は本当に多くて胸が熱くなる。
晴れて両想いになった矢野くんと吉田さんの素直な部分が多く見られる回。体育の授業でカッコ良い所を見せようとしたり楽しかった時や嬉しかった時にそれをストレートに相手に伝えたりしている所に、吉田さんは付き合うことの理由を小学生に意見を聞いてまで一生懸命考えたり映画デートで楽しそうな矢野くんを見て泣いたりしていた所にそれがよく表れてる。後半で描かれた初めての2人のデートもすごく微笑ましくて癒された。