あらゆる点で本当に隙がない良い出来だなと思ったのですがその感想とは裏腹になぜか自分の気持ちは盛り上がらず。時間を置いてまた観直したいかも。
誰でも知っているお話をアニメにするに当たって羊文学の主題歌と未来が視える人物を登場させたのがすごくいいアクセントでした。
季節の移ろいを咲いている花で描写したり、説明的な要素を最小限にしていろんな演出が詰まっているので真剣に向き合って観ないといろいろ見逃して分からなくなってしまう感じ良かったです。
劇中で琵琶の弾き語りでナレーションをしているの未来のびわなのかな、でも目の力は失われているみたいだと思ったのですが、壇ノ浦の戦いで本来亡くなる運命だった徳子を助けて未来を改変したことで目の力を失ったという解釈で良いのかな。
エンディングと劇伴がagraph / 牛尾憲輔氏で電子音ぽい感じだったのも個人的に好みでした。