用地買収で終わることになった老舗の花火工場の若い後継たちが、行政代執行の入る最後の日に家伝の花火<シュハリ>を打ち上げるストーリー。
閉塞感のある若者たちが、自分のルーツと向き合いながら、有毒性から今は使われなくなった花緑青を使った花火を打ち上げる。三人の主人公たちの感情が交錯する。生まれ育った家と周りの海がなくなるやるせなさみたいなものがパッションと共に最後の花火のシーンとなっている。
全体的に手書きの淡い緑がかった映像で、花火工場と住居の古い建物のシーンは、雑然とした室内の画面構成も、キャラクター達の動きも、どこを見ても良い映像だった。
原作脚本監督は四宮義俊。長編初監督作品。日本画家という経歴だそうで、画面の美しさが光った。新海誠や湯浅政明をオマージュした様なシーンもあり。ぜひ映画館で見てほしい作品でした。
~の魔法というお題で色々大喜利を楽しむYoutube短編アニメ。1回1~2分といったところ。声優さんの演技によるところが多きい作品ですが、かわいくて楽しめました。
タイトル出落ちなんだけれど、 ヨウキ(CV:天﨑滉平)がセシリア(CV:花澤香菜)と出会って、付き合うまでの物語でした。周囲のキャラもヨウキのおかげでうまく回っていくのがよかった。
お仕事モノとして個人クリーニング店の日常感があってよかった。金目綿花奈(CV:鈴代紗弓)の声が良かった。キンメさんの過去は分からないままでしたが、原作には何か展開があるのかな?真面目な作品かと思いきや、ちょいちょいエロスが差し込まれる作品で、こういうの好きだよ。が一般にはオススメしづらい。
両親を突然事故でなくした主人公 田汲朝(CV:森風子)。小説家で色々デコボコのある気質の叔母、高代槙生(CV:沢城みゆき)と住むことになる、朝の視点と槙生の視点から、2人の世界の違いが描かれる。周りの影響を受けながら、少しづつ歩き出していく朝と、彼女に変な影響を与えたくないと悩む槙生もまた変わっていく姿を描いている。
原作既読。アニメで更に良さが増していた。ヤマシタトモコはBLでも有名だが、繊細な感情の機微を描くのが本当にうまい。お互いに話が分からない、通じない「異国」感を砂漠のシーンとして描いているが、アニメでも良い描写になっている。
軽音部の新歓ストリートライブで歌う朝が眩しい。新人の森風子の歌が良かった。原作ではライブシーンはさらっと描かれるが、アニメではしっかり歌っているところを描く演出で、情感があってよかった。
原作7巻(11巻完結)がアニメでは最終話。その先の原作のシーンも少し入る感じ。12話だとやはりこのあたりまでということで、ゆっくり2クールで描いてほしい作品ではあったが、それでもアニメ化されてよかった作品だった。
ホラー作品。日本風の呪術系でもあった。序盤は幼稚園で素行不良なカヤちゃんが、実はその辺の野良怪異を祓っているということにチエ先生が気づいていくというストーリー。圧倒的ワンパンなカヤちゃんの活躍が爽快感ある。後半はカヤちゃんの家と母の実家の秘密に迫っていくストーリー。カヤちゃんにも祓えない怪異が出てきて…という展開。最終話は カヤママ(CV:能登麻美子)の演技がさすがだった。ラストで締めて、しかも余韻を残す感じがまたホラー感あっていい。とはいえ理由のある呪いという展開は前半とはちょっとテイストが違ってホラーモノの難しいところではあったか。
レースバトルのシーンが熱い。やっぱりしげの先生はこれだよね。手に汗握る展開。公道バトルする頭文字Dの感じが出てる。映像も当時とは比べ物にならない高レベルな3DCG作画で、また街なかの背景作画がこれもすごい。もうこれだけでいいんだよ。ずっとレースしててくれ。
…と言いたいところだが、やっぱり箸休め的な日常パートは必要なのか。緩急大事だし。あとMFGエンジェルスの描き方は昨今のコンプラ的にああいいう扱いで良いのかってのはありますが、オッサン向けアニメだからな。そういうことにしておこう。OP/EDもイニD感があって良い。