取り扱う事件が小粒すぎで退屈。
そして主人公が卓越した能力で推理し、種明かしで視聴者を感心させるのが肝なのに、
推理用のヒント、材料も後出しで、先にすべての材料を提示していいたら、大抵の視聴者は謎が解けてしまうぐらい簡単で
種明かし後もへーすごいとはならずになーんだとなる。
古典部シリーズでも似た傾向だったけど、京アニの手腕で乗り切っていたのが今作はそれも無し。
最後に今後に続くような伏線がはられてたけど、2期は視聴しないだろうと思う。
という事で普通の作品でした。
音楽、演出、映像表現、そして原作の良さを補完する形でのオリジナル演出の付けたしで原作の良さを何倍にもしている。
久しぶりに短期間で何度も見直す作品。
ちょっと思ってたのと違った。もっと権謀術数うずまく中を知恵と策略で逃げのびるみたいなのを想像してたら、
わりとアクション寄りだった。好みとしては知略で戦う方なのだが。そこは少年誌連載なので仕方ないか。
そして1クールではまだ序盤という感じ。今後のストーリー運びに期待。
全体的に話を削りすぎで、つじつまの合わないところが多々あり、視聴者に説明する気はなさそう。
原作のダイジェスト版といった感じ(原作未読であるが)
とはいえ、それを差し置いても、主人公に綾小路の何考えているか分からない不気味さと、サブキャラの魅力で
次はどうなるんだろうと、次々と続きを見たくなる不思議な作品。
それにしても綾小路が一番信用が置けない。