ジャンプコミックス、28巻から29巻にかけて。
29巻の表紙裏コメントは稲田先生、週刊連載のハードスケジュールについての話題。お疲れの模様。
また今回からは、最初から数えて4番目にあたる、ダイの軌跡を追うかの様な新ED。
大魔王がミストバーンに対して、帰還を命じるシーンが少々前倒し。
常に超然としていたあの大魔王バーンが、アバンの力を見誤っているミストバーンに対して「たわけ」と言った。歯車が狂いはじめていることに苛立っているらしいことがわかる。キルバーン同様、少し落ち着きがない。
また、アバンの使徒の力についての台詞は、「異常に増幅されそうな、そんな気がする」から「異常に増幅されるだろう」に変更。より強い危機を感じている描写になっている。
ヒュンケルの「アバンは弱い」発言は、ジャンプ漫画あるあるを踏まえてアバンの立ち位置を改めて示した、読者(視聴者)にむけた代弁と思う。大魔王が危惧している通りに、アバンとダイは強さの質が異なっているから、「単純な力比べはできない」というのがその答えになる。
このシーンには更に、ヒュンケルが「後続を断つ」為に別行動するという意味付けもされていて、アバンがヒュンケルの真意までを察した描写がなかなかに上手い。
このヒュンケルの「茶番」に対して、ポップが「一人でいいところを全部さらっていって!」と言った。これもこれでメタ台詞でありw、いつも美味しいところで登場するヒュンケルを知っていればこそ、思わず吹き出してしまうところ。
茶番とは語弊があるだろうか?ヒュンケルはこの演技をやり遂げたあと、お茶目にもサムズアップしていたではないか。これが茶番でなくてなんなのかw
原作では後ろ向きでピースサインだったけど、サムズアップの方がヒュンケルの気持ちをより表していると思う。
今日の朝実況。
あすか先生が割と本気で、「一緒に仕事しない?」とみなみを誘ってる。特に2回目、普段は誘われても出ない船上パーティに顔を出したのもその為。
ほんの少し会話しただけの中学生の女子に、「この子は見どころがあるなぁ」なんて普通は思わないだろう。だから、これは余程のこと。
みなみは一旦は誘いを断るのだけど、実際には心はぐらぐらと揺れ動いている。
握手して別れたあと、振り返ってあすか先生の方を見つめていることからも、それはわかる。周回勢にとってはニヤリとする演出。
みなみの進路に関する回は、すべて成田回。
本日の夜実況。
感情論を好む熱量の高いあきらさんと、冷めてて論理的なゆかりさん。
どちらが正しいわけでもなくて、互いを補う関係。そんなふたりの名前呼び回。
…で終わればよいところ、同じ顔のコピー高校生10人が登場、キラパティに中学生をいじめに来る。
このコピー高校生たちがあまりに非道くて、せっかくのあきゆか回をぶちこわしにする。君たちの顔はもう見たくない。
直接の医療行為ではないが、執刀医をリラックスさせる為のヒーリングという、なかなか秀逸なアイデア。
長丁場のヒーリングゆえ、交代で休憩して水分補給するシーン。架空の現場にも関わらず、リアリティがあって面白かった。
執刀医とヒーラーのそれぞれに見習いのスタッフがいたが、トラブル発生にも関わらず凌ぎ切ったクライマックスは見ごたえあり。
サブタイの、一歩とホラーと初仕事。Cパートまでに全て回収してキレイなオチ。
ソニアが登場しなかったのは残念だがw
神回と言っていいレベルで面白かった。
Aパートのラップネタでペースが上がりすぎて、「この回は本当に風呂敷を畳めるのか?」と心配になったぐらい。
古典の桃原先生、よく見るとかわいいメガネっ子なのに。
「あはれアンドをかしだわ」「あはれオブザイヤー」名言連発。
ざーさん、さすがだな。桃原先生の出番、大幅増量を希望。
楓の花言葉と一緒に渡した菓子が美味そうだった。
それは花言葉同様の、甘くて切ない思い出のような味であるというが。
本当のことはあえて言う必要はなかったのだろうか、手紙の言葉だけではあまり救いがなかったけど。
「菓子には情感が込められる」と和が言ったが、菓子の甘さでぼんは多少は救われただろうか。
「そんな簡単に片づかない関係」という佳乃子の言葉はよかった。
互いを大切に思っているのは傍からも明らかで、そう思えば全くじれったいすれ違いだなぁ。
ステージで謝礼を受け取っていた、ゲストのアーティストに見覚えが。
一果だけは何かを察したようだけど、なるほど、話が少し見えてきた。
水着回だったけど、Aパートと何か関係があるかと思ったら特になかったw
ソニアが出てこないと物足りないなぁ…と思っていたら、Bパートで大活躍してて満足。もっとやれ。
烏丸師匠の更に師匠にあたるのが、穂丿坂のおばあさまであるとわかった。「この老婆、きっと重要キャラに違いない!」とわくわくしながらEDでキャストを確認したが、「しのぶの祖母」って役名で特に名前もないみたいだし。え〜、この設定必要だった?w
合格祈願の神頼みで、たまたま神楽の舞に遭遇。
そのシーンで響が、「神も奇跡も、元々ヒーリングと同じ起源のものではないか?」という旨の面白い考察をしていた。
歌が力を持つ世界ではある意味当然の疑問であり、この話題は面白いのでもう少し掘り下げてほしい。
本日の朝実況。
カナタの記憶が戻らないという、考えようによっては死よりもつらいシチュエーション。悲しいだけのシーンにはならない様に、ネタを織り交ぜる等、どうにか演出で工夫してはいるが。
兄を強く慕うトワは当然として、比較的メンタルが強いと思われたはるかですら、さすがに堪え切れなくなって涙を流してしまう。いつも元気なはるかが泣いているのを見ていると、我が身のことのように悲しい。
それでも、初めて出逢った河原にカナタを連れ出し、たとえ記憶が戻らなくても、お友達からやり直してみようと言ったはるかは強い。この河原で、プリンセスを夢見る少女をゼツボーグから救ったことにも運命を感じる。
宿場町然とした町並みから、はるかの故郷は川越がモデルと思われる。とすれば、この川も入間川だろうか。きっと本編同様、少女をプリンセスにさせる素敵な場所なのだろう。
豊永利行生誕祭として。
この回のポップは別に格好良くない。しかし、ポップ本来の格好良さは、ポップの代わりにメルルがたくさん語ってくれる。
かような、ちょっとメタな要素のあるポップ推し回。
本日の夜実況。頭文字Dの男、だいすけ登場。
冴えない男っぷりに満ちた、だいすけのキャラデザ。意図は分かるけどちょっと行き過ぎでw、逆にすごい存在感。
年下のはずのゆかりさんにもイジられててちょっと気の毒なぐらい。
みどりちゃんは天然入ってて、男を惑わせるタイプ。
だいすけが特に好きなわけじゃないなら、ちょっと距離が近すぎるんじゃないかと感じる。
まぁ、ラストのキラパティでのデートシーンを見る限り、まんざらでもないのか。
割れたクッキーも十分おいしいし、何より、パズルのようにつなぎ合わせるというコミュニケーションにつながっていた。
今回のお題パンダクッキー、結果オーライ。
本日の夜実況。
最初は噛み合っていなかったが、少しずつお店が出来ていくのは観ていてわくわくする。
絵本「バーバパパのいえさがし」でのシーンだと思うけど、バーバパパたちの家づくりを何故か思い出した。
プリキュアたちが、段々チームの形になってきているという回。
みんなを引っ張るのはリーダーであるいちかの役割だけど。年長者2名(特にゆかりさん)が細かいところに気付いて、さりげなく皆をサポートしていたのがよかった。
一方、戦闘はとってつけた感じで、消化試合の印象がぬぐえない。
烏丸師匠のヒーリングのお披露目。
「歌の上手さ」をこんな映像で表現できるのかと、目からうろこ。
笙子さんが言っていた通り「すごい」。
吉武千颯さんが演じるキャラ、ソニアが登場。よいツンデレさんだった。
ソニアはこの作品の視聴を始めた元々の目的でもある。吉武さんの役が、歌唱シーンのある役でよかった。
そのうち仲良くなれるでしょう。ごちそうさまでした。
あれ?イロモノと期待して観はじめたのにw、なんでこんなに、普通にいい話なんだろう。
孔明は「一蓮托生」と言ったが、互いの夢を共有してパートナーであると認識した。具体的な目標も見据えた、実質的なスタートと思う。
孔明のことがいつの間にか、カレシではないにしても大切な存在になっていて、焼きもちを焼いてた英子は可愛かったw
焼きもちを焼きつつ作った曲がEDという構成も、とてもよろしい。
師匠に禁じられている治療行為を行ってしまった。これを美談にされてしまうのはどうなんだろう?…と思ったらそれは治療行為ではなく、患者を安心させ痛みをやわらげる為の歌だったという、納得のきれいなオチ。
ライセンスを持ったヒーラーの治療行為も、本質的には今回かなが歌ったような、患者を安心させる為の歌なのだろうね。技術面はともかくとして。
少し説明的台詞が多かったことには目をつぶる。ミュージカル仕立てのシーンは楽しい。
細かいところだと、玲美のクラウチングスタートはかっこよかった。
吉武千颯さんの演技を観る為に視聴を始めたが、出番は少し先のようだw
本日の夜実況。
甘味のお店を始めること自体はおおかたの予想通りだけど、その目的が泣けてくる。
いちかは人の痛みがわかる、出来る子。
この回を観ていると、ミスドがタイアップで、本物のペコリンドーナツをお店に出していたのを思い出す。
本日の夜実況。
自分にプレゼントされたチョコレートから新しいチョコレートを作る、いちかのやさしさはとてもよい。
あおちゃんとひまりんの掛け合いも面白いし、ピンチに登場するゆかりさんもおいしい。あきらさんのイケメンっぷりはもちろんのこと。「鼻が利くのさ、犬だからね!」など、粋な決め台詞もある。
少しおまけだけど、「とても良い」はこれらのキャラクターの描写に対して。
「悪い妖精」たちの動機や戦闘の始まりが、この話数で既にマンネリ気味なのはどうにかならないものか。
本日の夜実況。
高校生とは思えない超美人のうえ、なんでも卒なくこなしてしまう天才肌のゆかりさん。
サブタイ通りに気まぐれなゆかりさんのキャラクターに、試しにこの1話の間だけ付きあってみて。
特に動機については、なんとなく分かった気がする。天才は天才なりに、きっと退屈なのだ。
そんな有名人相手に、ぐいぐい迫ってくるいちか。
ゆかりさんが「あなた面白いわね」といちかを評したのは本心だと思うし、思うようにままなならないお菓子作りが楽しいのもわかる。
今のところ、お菓子づくりとバトルとの相性があまり良くないと感じるけど、長身でスタイルのいいマカロンの身のこなしは華麗だ。
敵妖精マキャロンヌを、鋭い爪で裂く…って、あれ。クリームエネルギーを伴わない物理攻撃は効かないのではなかったっけ?
リアタイにて視聴。
ここまでの回に、実はらんらんは結構な頻度で登場していて。だから初対面という感じでもなく、食に対する個性的な語彙などはもうおなじみ。長尺でそれを楽しむことができてよかった。
ぱんだ軒に集まったレシピッピをジェントルーに連れ去られた時、らんは当然怒ったけれども。
それが、お店が続けられなくなることに対する生活への心配ではなく、お客に不味いラーメンを食べさせてしまうことに対してだったのがよかった。もっとも、そうでなければらんにレシピッピが見えたはずもなく、ましてプリキュアになることが出来たはずもない。
らんのそんな気持ちが込められていたであろう、「おいしいの独り占め、許さないよ!」という変身後の決め台詞には重みがある。
キュアヤムヤムの変身バンクにはラーメンをすするカットがあり、また、麺をモチーフにした技で華麗にウバウゾーと戦っていた。
この手の期待を決して外さず、観たかった映像を期待通りに見せてくれるのがうれしい。
バリカッター・ブレイズ。バリカタ?ダジャレかよww
ジャンプコミックス28巻収録分。
言わば「アバンは何故生きていたか」という解決編だったので、適度なアニメオリジナルの台詞も含め楽しむことができた。緊迫した回が続いていたところ、久々にリラックスして観られる回だった。
まずそもそも「アバン復活」はアリだったのか?
この「実は生きていた」展開に多少なりともご都合主義が存在することは、この作品を連載当時から愛してきた自分もさすがに認めざるを得ない。しかし、生還することができた理由付けには十分な説得力がある。
状況に矛盾はないし、結果的にとはいえ「フローラがアバンを生還させた」というロマンチックな真相であれば、もう納得するしかない。「アバンは死から蘇ってでも、我々読者(視聴者)に伝えたかったことがあったのだ」と、自分は解釈したいところ。
その、大魔宮での変化を察したフローラ様。
原作では無言だったところ、ノヴァとのやり取りが追加された。大魔宮を無言で見つめるフローラのほうが自分好みだけど、まぁ、台詞があっても悪くはない。「何か感じたのです。あそこに…」とフローラは言ったが、大魔宮で実際に起きていたことはあなたにとっては「何か」どころではないでしょう。
フローラ様といえば、アバンに「カールのまもり」を渡した回想シーンで、向き合うふたりの間の距離が原作より離れた作画になっていた。この距離にもスタッフの意図が何かしらあるのだろうけど、親密さを感じさせた原作での距離のほうが自分は好き。
ここまでの冒険を振り返るシーンが追加。アバンにも、弟子たちの成長を讚える台詞がいくつか追加されている。
特に、紆余曲折あったヒュンケルには、ことのほか長めの尺が与えられていた。アバンがヒュンケルの改心を喜んだことには、他の弟子たちへの言葉にはない意味も込められていたと感じていて、それはかつてレオナが、アバンの使徒として生きることをヒュンケルに命じたこととも関係する。
レオナはもちろんのこと、アバン本人も「ヒュンケルの生き様は、まことアバンの使徒に相違ないものだった」と認めたのが、このシーンの意味だったのではないかと思う。
ところでキルバーンには、聞かれもしないことを喋る一面が以前からあった。
そのおバカ加減をアバンに見破られ、完全に出し抜かれたのは痛快。今まで以上に余計なことをぺらぺらと喋り、墓穴を掘りまくっていたのには笑いが止まらん。「おバカさんだねェ」とはキルバーンのこと。
実力はともかく、駆け引きでは二流。キャラの底は完全に露出してしまったな。
本日の夜実況。
女の子はね、『大好き』から気持ちが始まるの。
だから、時々思い出すのよ。気持ちが始まったそのときを。
日常の中で似たような精神論を聞くことは多いと思うけど、言い方ひとつで素敵なメッセージになるものだ。それは「女の子」への肯定のニュアンスがあるからだろうか。
そう、プリキュアにも「女の子」への肯定がないわけじゃない。そんなものはないと言われがちだけど。
この台詞は、シリーズそのもののテーマに近い。
だから、それを言った今回のゲストまりこさん。今回以降にも出番があるとよかった。
「アンパンマンとナポリタンロールちゃん」は、ナポリタンロールちゃんの初登場回。
空腹の子供たちにナポリタンロールをふるまうナポリタンロールちゃんが、女神のようであった。
ナポリタンロールちゃんの登場回は、今のところ3話あるという。
そのうちの1話をやっと観ることができた。
本日の夜実況。
キュアジェラートは敵妖精を殴っていた。
「打撃が効かない」ことを改めて強調した意味のあるシーンだからそれはいいとして、特に戦闘への話の流れで、似たエピソードが続いていると感じる。
ジェラートのカッコいい系のキャラデザは新しい。
この様なキャラだし、勢いよく敵に突進する熱量あるシーンを期待してしまうところ。肉弾戦封印という方向性とちょっと噛み合っていないかも。
本日の夜実況。
表情豊かないちかと、オタ気質のあるひまり。ふたりでプリンを作る、楽しげなシーンがとてもよい。
ひまりが「その話要るか?」と言われた回想、トラウマになってしまうほど悲しいのがわかるだけに。
この回は戦闘も割といい。
力の使い方に工夫があるカスタード。逃げ足で敵を撹乱したり、クリームエネルギーを拘束に使ったり。(プリズムチェーンを思い出す)
「打撃を封印しても面白い戦闘シーンは作れる」との自信、この回を観れば納得する。このクオリティで先々続けられればよかったけど。
カレシに応援されて、式守さんスイッチが入るシーンはよかった。
このヒロインは「新しい」かも。
和泉くんは見ててつらい。
応援されてスイッチが入るほど、このカレシが好きな理由がまだわからない。
本日の夜実況。今日からプリアラスタート。
プリキュア伝統の肉弾戦を封印という、実験要素ある意欲作だが。この実験は正直言って、あまり上手くいってないと感じる…。
母のいちごショートケーキや、いちかがケーキが焼けるのを待つシーンなどに情緒がある。
この作品世界では「用語」と言ってよいレベルで繰り返し使われるワード、「ダイスキ」につながるシーン。
戦闘はともかくとして、作品の要素としてよいシーンはたくさんあり、今日の「よい」はこれらのシーンに。
Aパートおわりの「イッツ、パーリータイム」に吹くw
サブタイ通り、孔明の進むべき道がかつての主君から示された。
前回のMIAの様な外道でなければ、敵にも礼を尽くす孔明。
小林オーナーも、この軍師然とした男が孔明本人であることを認めざるを得なくなった様子。
英子をこのステージに立たせた「ファン」が、そのステージを観て満足そうだったのがよかった。
本日の夜実況。
最後にギャグを含んだ番外編という構成が、けいおんの様だがw
この構成はまほプリにはよく合っているが、以降のシリーズでパターン化してしまったのはどうなんだろう。
はーちゃんは本人も言っていた通り、宇宙の再編という本来のお勤めを一旦終えて息抜きに来ていた様だ。
そんな桁外れの力をただの悪戯に使うとは、なんという無駄遣いw はーちゃんはお茶目な「後継者」であった。
ただのカオス回かと思えば、リコについて残った伏線の回収もある。
リコが言う立派な魔法つかいとは「出会いをもたらす」存在だという。出会いをもたらす魔法つかい、それが「校長先生」の意味か。
初見ではリコの夢である「校長先生」の意味がわからず、ネタと受け取っていた。いや、ほんとにネタだったかもしれないけどw
仕事とはいえ、あまり好きじゃない相手のことも知ろうとしているひよこに好感。
男子2名が「嫌われヒロイン」にデレるのはだいぶ先だろう。3人娘でのシーンは少なかったけど、今のところはEDが癒やし。