本日の夜実況。
ローラが「人魚姿で入浴」していたアバンのシーンがこの回の全て。
人魚姫のように何かを犠牲にすることなく、人間と人魚の間で自由に行き来出来る様になったローラ。
この回の本編も普通に面白かったけど、ローラが人間としても楽しくやっているという事実がこの回の全て。
「観た人に笑って欲しい」という、このシリーズの方向性がこれ以上なく雄弁に伝わってくる。
本日の夜実況はキュアラメール誕生、前後編の後編。
そして、構成上は折り返し回に相当。
前回は、人間を好きになっていたことに気付いたローラの描写がとても良かったが。今回は若干詰め込み気味のせいか、本来感動的であろうシーンが淡泊に感じられた。
キュアラメールのコスチューム、技、変身バンクなど。どれも「足」を意識させるものになっていて、そこは上手いと思った。
本編以上に感慨深いのは、後期ED「あこがれ Go My Way!!」だ。吉武さんは北川さんを、プリキュア歌手の先輩としてとても慕っていたらしいことを察していたから。
北川さんはこのEDでプリキュアを卒業した様だけど、最後にふたりでEDを歌うことが出来たのは粋な計らいだと感じた。もっともいつも通りにEDはオーディションで、ふたりはあくまで自力でED歌手の座を勝ち取ったのかも知れないけど。
1日遅れだけど、小原好美生誕祭として視聴。
メルル最大の見せ場はこの回ではないけど、ポップをめぐってマァムと口論するシーンがとても好きなのでここを選んだ。
原作「マ、マァムさんがそんなだから、悪影響でポップさんがいやらしいことに興味を持つんですっ…!」
アニメ「マァムさんがそんなだから、悪影響でポップさんがやらしいことに興味を持つんですよぉ」
微妙にニュアンスが違う。
それにしても、悪影響ってなんやねんw このクソ真面目さがまったくかわいい。
本日の夜実況。
不器用なところがある陰キャ美人。しかし、正義感や熱量もあるというド直球で自分好みだったキャラ。
それが彼女、昨シーズンの推しキュアであるキュアスパイシー。
初見で「今年の推しはこの子になるだろうよw」と確信しながら観ていたことを思い出していた。
普段大人しいここねが、キュアプレシャスやハートベーカリーを救いたい気持ちをパムパムに訴えるシーンが熱い。
TOKYO MXで、たまたまこの回だけ放送していたのを視聴。
聞けば放送20周年だそうで。
ナージャは初めてなので、映像から受けた印象だけで大変恐縮だけど。
アルハンブラ宮殿のシーンで、奥行きを感じさせる美術や、ナージャやフランシスの作画に圧倒された。
ナージャの瞳の作画は特に印象的で、こんな子に見つめられたらドキドキしちゃいますね。
母の形見という大切な万華鏡を、好意もない女の子に理由もなくあげることは決してないのだが。
「私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」というやつでしょうか。(よく知らずすみません)
本日の夜実況。
構成的にはプリキュア恒例、折り返しの前後編。話数的には少しだけ早いけど。
隠れて図書室で「人魚姫」を読んでいたローラ。そのローラを最初に見つけたのは、前回のエピソードを経て、ローラの一番の理解者であろうみのり。
みのりはローラに、「願いを叶える為には何か犠牲が必要なのかもしれない」と言った。人間の世界も、人魚姫の物語と違いはないのかも知れないよと。
魔女の力で人間になれるとしても、「人魚姫」同様、大切なものを犠牲にすることは間違いなさそうだ。
いかなる悲劇も相応しくないこの世界観で、一方、魔女の甘い誘いは不幸へのフラグにしか見えない。折り返し回に相応しい正念場だ。
本日の夜実況。
このシーズンの推しキュア、キュアパパイアの当番回だからという理由を差し引いても、この回は楽しい。
「入れ替わり」は、トラブルや事件として扱われがちな定番エピソードだが。悲劇性がなく、お互いの体をむしろ楽しんでいたのは新しい。
特にローラ。折り返しの直前の回に人の体(で出来ること)の楽しさを知ったことには、シリーズ構成を踏まえた意図が当然あるはず。
この回以降、ローラとみのりんは特に親密になった様に感じる。
4話でも言った様に、みのりんが創作に戻ることを一番応援していたのはローラだった。ふたりがその様な関係になったきっかけもこの回。
本日の夜実況。
面倒見がよいという、ローラの意外な一面。
女王を目指しているというから、実はそれほど意外でもないのかもしれない。
ゲストキャラのわたる、なにこのフラグw
本日のエア番組実況。
見どころがありすぎる密度の濃い回だが、今朝はバランの気持ちでこの回を観た。
ラーハルトがヒュンケルに語ったテイで、バランの悲しすぎる過去が語られる。その「冥土の土産」は必要かと思いつつもw
作監はプリキュアでもおなじみ小松こずえさん。儚くも美しいソアラの作画も、悲劇を引き立てている。
こんなに愛らしい娘の死に優しい言葉のひとつもかけずに「恥さらし」呼ばわりのアルキード王、この男は本当に人の親なのか。何度観ても、このシーンには強い憤りを感じる。「逆鱗」という言葉をカジュアルに使うことが自分にもあると認めつつ、このバランの怒りこそが真の「竜の逆鱗」だろう。
竜の騎士を構成するはずの「人の心」は、こんなにも儚く脆いもの。大魔王バーンの真意はどうあれ、バランに人間の愚かさを説く説得力になってしまっている。
悲しみが尽きることがないバラン編。この回想シーンが最後か?
いいや、そんなことはない。このあとにまだ特大の悲劇が。
本日の夜実況。
プリキュアたちが放送から抜けたあとの場をつなぎ、放送が終わったら現場に急行。ローラ大活躍。
最初はプリキュアのサポートにあまり乗り気ではなかったのに、今ではすっかり、プリキュアの仲間になっているローラ。
そういえば大活躍といえば、この回も成田さんの脚本。成田さんはトロプリでも大活躍だ。
ローラの「なかよしのうた」のアカペラが印象的。
ローラの「なかよしのうた」の初出はこの回ではなく、実は3話での鼻歌だったりする。
それを聞いていたのはさんごで、今回はその時の話題をローラに振ってもいる。小ネタだけど、気持ちのいい伏線回収だ。
「キボウノチカラ」に咲舞が登場することを祝して、ふたりの絆が感じられる回を視聴。
「無印」にも、ふたりが分断される回がある。
なぎさはほのかに会えない悲しみで落ち込んだあとに猛烈にブチキレたが、そのなぎさに比べれば、咲はいくぶん理性的だ。
お互いに卵焼き弁当を持ってきてたオチはかわいい。
本日の夜実況。
ひとつも美点もない、あの風紀委員長が全く好きになれない。
最後まで改心せず、本音を言えば二度と見たくないキャラ。
そんなひどいキャラだけに、ローラに出し抜かれたシーンでは溜飲を下げた。
それはそうとこの回からも、ローラが人間に歩み寄っていると感じる。
本日の夜実況。
折り返し回にローラがプリキュアになるまでの間、ローラの心の動きに注目したい。
人間に憧れる気持ちが徐々に強くなっているのがわかる。
本日の夜実況。
ローラがまなつの為に汚れた水路に入っていくシーンや、まなつが自力でやる気を取り戻してプリキュアに戻るシーンなどがなかなか感動的。
いいシーンなんだけど、かといってお涙頂戴でもなく、ちゃんと笑わせるのも忘れない。
まとまりの良い出来過ぎた脚本と思ったら、EDで脚本にクレジットされたのは成田良美さん。
しばらくプリキュアから離れていた、ミズプリキュアが帰ってきた。
本日の夜実況。
今日のゲストである、女優の山辺ゆなとさんごが交互にスポットが当たる構成。
自己肯定があまり高くない点は2人共よく似ているんだけど、ママの目からはさんごは少し変わり始めているという。
トロプリでのメイクは「自信のスイッチを入れる小道具」という位置づけで、このテーマに主に関わっていくのはさんご。
この回は、一連の当番回の初回といったところか。
本日のエア番組実況。
悲しいシーンだけで構成されているかのような、涙なしに語れないバラン編の中で、笑っちゃう一休みの回。
ガルダンディーとボラホーン、台詞がいちいち小悪党じみていていい味出している。
ポップが竜騎衆全員を倒すのは、さすがに現実的ではない。その上でのヒュンケルの登場ではあるけど、ポップもちゃんと強くなっていることはわかり、傷つけるようなエピソードにはなってない。落とし所のうまい展開だなと。
本日の夜実況。
「いま一番大事なこと」がそんな身近なことで良いんだ?…という。今回のお題は最初の部活動であり、トロプリの方向をよく示している。
「いつもお仕事大変なママのお手伝いをしたい」というごく日常の話題がお説教にならずに、ちゃんとテンポよく面白いのが良い。
「家族はチーム」という名言めいたひと言は、既にわかっているあすか先輩の義侠心につながっているが。
それだけでなく「お弁当づくりがメンバーで一番得意」という家庭的な一面もある、あすか先輩の魅力がよく掘り下げられている当番回。
本日の夜実況。
このあとの回でも、画面の隅にいるだけでえもいわれぬ存在感を持つくるるん。
特に役には立たないマスコットキャラがすごい存在感。これを狙ってやっていたという、絶妙なさじ加減だ。
くるるんが持ってきた包みはただのお菓子で、女王様のローラへの粋な親心だったと察したのはみのりん。
これはまんま「菓子折り」だ。人情が感じられるエピソードは好き。ベテラン村山功、納得の脚本。
本日の夜実況。テンポよく楽しい回。
具体的な活動内容は最後まで提示できず、「今一番大事なことをやる」ことを熱量で押しきった。
このふわふわした、ひとつも具体的じゃない活動内容で百合子を説得できた熱量はすごい。
前回、妙に印象に残ったペンギンの置物「ペンちゃん」を通じて前回から話がつながった。
前回からの仕込みだったのか、後付けで話を膨らませたのか。どちらであってもセンスを感じる。
小ネタだけど、「なかよしうさうさ村」なる架空ゲームが登場した。
お世辞にも面白くなさそうで吹き出してしまうw
本日の夜実況。
アバンに登場した、時代錯誤感ある「ツルピカってる」先輩のことはともかくw
なんだかんだ言って人のよいあすかさん。「人魚!その力貸しな!」シーンはとてもカッコいい。
細かいところで、さんごの「いろんな可能性を秘めているね…」というツッコミにセンスを感じた。
本日の夜実況はこのシーズンの推しキュアだった、みのりんことキュアパパイアの初変身回。(ネタバレ指定)
「創作に自信が持てない」その為に一度は筆を折ったみのりんを、1年間応援させて頂いたのはよい思い出。創作要素のある趣味を長年やってきた自分にとって、強く共感できる部分を持ったプリキュアがキュアパパイアだった。
1年を振り返ってみると、みのりの再起を一番応援してくれたのはローラだった様に思う。この回でも、遠慮のない本音の叱咤をみのりに向けていたのがローラ。
ローラ自身は故郷を救う為に「強い」プリキュアを探す使命があるから、正直プリキュアにあまり向いてなさそうなみのりの変身を手助けしなければいけない必要は、本当はない。それでもみのりがプリキュアになれる様に言葉を尽くしてくれたのは、一見打算だけで行動している様に見えるローラも、情は持っているということだろう。
自分自身が人魚であるという当事者の視点から、ローラが人魚姫の悲劇性をものすごい勢いで否定するのは面白い。
悲劇(特に自己犠牲)を真っ向から否定し、あらゆる悲劇のフラグを力強くへし折ってきたトロプリの世界観は、最後まで一貫していた。
キュアマカロン生誕祭として。
長身でスタイルのよいマカロンはアクションが映える。
また、悪知恵でも一枚上手。「姉」ネタでジュリオを嵌めるキュアマカロンが痛快。
あきゆかよりこの回のほうが好きで、毎年この回を観ているような気がするな。
#キュアアンジュ生誕祭 として視聴。
HUGプリに本来期待されたような、母の強さが描かれた回。さすがは成田良美さん。
こんな重要に見える回がさあやの最終的な進路とつながってないって、どゆことよw
作画もいい。総作画監督は、後にヒープリのキャラデザを務める山岡直子さん。
本日の夜実況。
さんごが自信を持つこと、本編では「自分のかわいいを信じる」と表現されていた。
この「かわいいを信じる」、さんご当番回のシリーズを通したお題になっていく。
ローラはトロピカルパクトが光るかどうかで、相手のプリキュアになれる資格を判断していた。
さんごは最初パクトを光らせることができなかったが、それを言ったらまなつも同じだったじゃないか。プリキュアの資格があるかどうかは感情が昂ぶった時にしかわからないみたいだから、ローラは認識を改めたほうがいい。プリキュアになれる資格は、実は人間ではない自分自身にもあったのだから。
ローラが歌っていた鼻歌は「なかよしのうた」。
正しい曲名が分かるのはもっとあとの話だけど。
本日のエア番組実況。
ダイを守る為に手段を選ばない、レオナの本気が感じられる。強い怒りが伝わってくる。
前回、ダイとの想い出をバランに奪われたことが、かくもレオナの逆鱗に触れたのか。
かたやポップ。決断してからの行動が素早い。決断即行動。
皆がダイの為を想って行動しているはずなのに、まるで噛み合わない。
悲しみの絶えないバラン編はまだまだ続く。
本日の夜実況。
夜のプールで、ローラとまなつが語り合うシーンが幻想的で美しい。但し、ローラの台詞は欲にまみれているんだけどw
自分の欲に正直なローラはある意味で誠実。それが彼女の憎めないキャラにつながってるのだろうな。
ローラはまなつの代わりとなるプリキュアを探すが。
太陽のような心を持った、まなつの代わりになる人間なんてそうそういない。
プリキュアは選ばれた特別な者だとわかる。ここ大事。
急に思い立って、本日の朝実況として視聴。
折笠富美子生誕祭として、昨年の年末に観ていた回の様だ。
「交換ステイ」で互いの良いところを見つけた響と奏が、互いのベルティエを交換。「クロスロッド」となる。
言うまでもなく戦闘シーンは、本編と関連した意味があるものでなければいけない。「ノルマ戦闘」ダメ絶対。この回は花マルですね。
あとこの回、作画がキレイ。
そりゃそうでしょうよ、高橋晃さん直々の作監なんだから。
本日の夜実況。
2周目のつもりで始めた朝実況が完走できなり、不本意ながら2周目やりなおし。
どのシリーズでも初回は、シリーズの導入として考え抜かれた回。まず外さない。
変顔やオーバーアクションを連発する、新シリーズの主人公まなつ。理屈抜きに、彼女を見ているだけで楽しい。
初めて会った人に名前を尋ねること。「いま一番大事なこと」をやること。
理由を知っている周回勢は、それを律義に守り続けているまなつの姿に涙する。
本日の夜実況。
ありとあらゆる伏線を回収し、最高のエンディングとなった前回、49話。
その後ろに何を足しても蛇足と思えるが、他愛のない日常回で締めるのはまほプリらしい。
リコの「わたし、校長先生になるわ!」は勢いにまかせた抱負ばかりでもなく、意外といい話にもつながってる。
しかし、前期OPをBGMとして冷凍みかんを配るエピローグに至っては本当に意味不明。この狂ったエピローグも「まほプリらしさに満ちている」と言えなくもない。
最終話が番外編という構成、敬愛する吉田玲子さんがシリ構を手がけた「けいおん!」を思い出す。
ネタが割れちゃうと面白さは半減。時々やるからいいのであって、プリキュアでは以後何年かに渡って、この愛すべきパターン破りがパターン化してしまったのがちょっとアレ。
本日の夜実況。この回も、何度観たか憶えていない回。
初見では、たとえプリキュアになれなくてもメガビョーゲンに対処する、本気すぎるのどかに目を奪われた。
キュアグレースが、自分の2人しかいない最推しキュアのひとりになったのは、この回からだった様に思う。
プリキュアのルーツが「正義ではなく日常を守る」ことであるなら、キュアグレースは対極の「強い正義感を持った」プリキュア。
繰り返し言ってる持論だけど、キュアグレースの表面的な優しさは、その戦隊ヒーローのごとき熱い魂から派生しているもの。のどかの本質は優しさではなく、むしろ強く熱い心のほう。この熱さゆえにこの先、ある時は窮地に立たされ、ある時は苦境を力強く乗り越える。
そんなキュアグレースの本質が早くも現れて始めているのが、この2話だ。