脚本、キャラ、演出、アフレコなど多方面でめちゃくちゃ気合いが伝わってくる優良アニメだった。シンプルに面白かったし、分かりやすかった。
特に素晴らしいのはキャラクター性。さらさとならっちの2人の関係性の変化もそうだけど、100期生の面々がそれぞれ個性的かつバックグラウンドも魅力的。特に星野さん、山田さんの個別エピソードは泣けたな…。もちろん軸となる舞台・演劇への向き合い方がしっかりしているからこその話の広がり方だと思うので厚みのある作品だなと感じた。
続きもぜひやってほしいな。
さらさの歌舞伎仕込みの観客への見せ方。自分の姿をどう見せるか。ならっちもますます本気になっていて素晴らしい。各役1人しか選ばれないオーディション、いろんな感情が交差するよね…。
これからの希望に溢れた形での終わり方。続きやってくれるよなぁ!?
期待していなかった分意外と面白かった。リアル世界ではバリバリの公務員をしていた表題の通り”現実主義”な主人公が王国の問題を様々なやり口で解決していく姿は痛快だった。最近のなろう系でありがちなストレスの溜まるイキリ主人公ではなく、地に足がついたキャラ設定。脚本も回によっては環境問題、食糧問題、人権問題など幅広く扱っていたので飽きずに楽しめた。戦闘がつまらないのはまぁ許容範囲内。
2期も決まったみたいなので楽しみ。
シナリオ部分は劣等生(本編)をそのまま、という感じなので大きな見どころはなし。視点を変えたり、本編ではなかった絡みが見られたりと本作の大ファンにとっては見たかったものではあったのかな?個人的にはそこまでの思い入れのある作品ではなかったため、内容の復習がてらみるのにはちょうど良かった。キャラデザも若干違うのでだれおま感も多少あったが、ほのかはめちゃくちゃ可愛かった。
良い意味で古臭いというか、昔ながらというか、2000年代を思わせるような作風。タイムリープした先の年代の雰囲気を考えて敢えてその雰囲気をアニメーションで表現していたとしたら凄いが果たして。正直終わり方も中途半端ではあったのでこの段階で評価をつけるのは難しい作品ではあるが、やりたいことや面白くしようとする気概は随所に感じられるアニメではあった。細かい部分はかなり怪しかったが、キャラの魅力で乗り切った感はある。主人公のアフレコもう少し頑張れるとさらに良かったかな。個人的には嫌いじゃないアニメなので、続きやるなら応援したい。
2クールかけて放送。前半クールはA組対B組の対抗戦を中心に描かれていて、各キャラの成長過程が表現されていたので盛り上がりに若干かける部分もあった。後半クールはインターンの話などを織り交ぜつつ引き続き生徒たちのヒーロー感の養成が話の軸なのだが、その中で描かれるヴィラン側の話やホークスのエピソードなどはいいアクセントとなり面白かったね。特に死柄木の過去エピソードは夕方アニメとは思えないほど残酷で心を抉られた。
5期通じてでいうと大きな敵との衝突も薄めなのでなかなか盛り上がりに欠けるパートだったとは思いつつ、必要な過程だなと。
インターンでさらに成長したA組の面々。ヒロアカ多用するんだけどナレーション付きで紹介繰り返すのあんまり面白みがないんだよな…。
爆轟とデクのあーだこーだ言いつつも切磋琢磨してる感じはいいね。関係性の変化もありますと。
次の展開への仕込みもバッチリってかんじだね。
1期終わった時に早々に2期放送発表されて「えぇ…」となったのが懐かしい。アニメーションクオリティは相変わらずで戦闘のもっさり感やキャラの魅力という意味では弱かったが、1期と違って壊滅的な崩壊やスベリ倒したいらすとやの演出などがなかったのは良かった。毎週めちゃくちゃ楽しみというわけではなかったが、なんだが見続けてしまう感じ。
主人公の二宮の大胆不敵なキャラクター性を軸にして展開される文字通りブラックな労働環境からの成り上がりという設定と脚本が面白い作品だった。細かいブラック企業ネタや社会人ネタはある程度年齢がいっていないと伝わらないかもね。細かい部分を抜きにして終始テンポよく描きたいことを描いていたし、ワニべやシアなど二宮を支える(?)サブキャラたちも魅力的で良かった。無難によく仕上がっていたアニメだったね。
前回の引きから、シアが密告に協力させられた感じだけど最高の一手でどんでん返し!緊急マニュアルが効果的すぎて素晴らしいなぁ!?
迷宮ブラックカンパニーも大きくなって二宮のマネジメントも流石。そんな気はしてたけどすれ違い勘違いエンドw みんないいキャラだったね。
がまがまとのお別れ、風花とくくるのお別れ寂しさもあるけど前を向く。自分が馴染みだった施設が閉館するとなったらめちゃくちゃ寂しいのに、働いていたところとなるとどれだけの気持ちなのか…。
2クール目の展開が楽しみでもあり怖くもあるな。
2期も素晴らしかった。1期でキャラは出し切った感もあり、2期ではしっかりと個々の深掘りや関係性の変化などを1クールの中で散りばめた構成になっていて毎週楽しめた。その中でも新キャラのイルルは出て来てすぐ既存キャラの雰囲気に馴染んだし、良いアクセントだったね。基盤となる作画や演出、音楽面などが最高品質の京都アニメーションクオリティであることは言うまでもない。
テーマとして掲げられている異文化、異種族間の理解みたいなところもくどくなりすぎないように組み込まれていて、それでいてやはり暖かい作風に仕上がっているのは流石の一言。良いアニメだった!
夏祭り回で最終回。改めて一つ一つのカットの繊細さに見惚れるね。トールの大好きですからの後ろで花火が咲くカットとかギュッと心が掴まれるようなインパクトだよなぁ。
京アニが描くさくらはCLANNADを思い起こさせる。暖かさを感じさせるよね。前回のシリアスから一転、メイドラゴンらしく日常の楽しさをしっかり描いてくれてよかった。最後はやっぱりチュチュイエー!
タイトルとテーマからして虚無アニメになる可能性も十分ありえた中でいい癒しアニメとしてのポジションを確立してくれてた。不作の今期は特にめちゃくちゃありがたかった。脳死で見られる作品は貴重。いろんなキャラ出てきたけど結局レイジ、ミナ、ノエラの3人を軸にしてドラッグストア内のエピソードを中心に終始展開されてたのがシンプルで良かったね。ミナはアフレコも含めてめちゃくちゃ可愛いし、個別エピソードも良かった。
レイジの転生前がうまいこと差し込まれててただの回想になってなくて感心した。ノエラとミナは変わらぬ可愛さでとても良いね。
本編は今週で最終回で来週は特別編らしい。
2期2部は本当に見どころがほぼなかったな….。前半の会議の連続で興味を削がれてしまったし、後半も取り返すにはインパクト不足のシナリオで着地もよくわからず。今思い返すと個人的にはそこまで好きではなかったが1期や2期1部はかなり良かったなと逆に評価が上がった。やはりラノベ原作のアニメにありがちではあるが、文字で読んで感じる楽しさをアニメでそのままセリフに起こしても冗長になるのでやめた方がいいね。
無難オブ無難な仕上がり。特段のめり込める設定や脚本、作画があるわけでもないので盛り上がりは薄め。特段悪いところもあったわけではないし、面白くなかったわけでもないので本当に平均的な作品だった。序盤は結構エグい設定入れてくるのかな、という期待感もあったが膨らみ切らなかったのは残念だった。