巨人=敵
それがいつからか、だれが悪者で、なんのために戦っているのかわからなくなって。
気が付けば、10年という月日が経っていた。
種族差別、人間が大きな力を持った時どうなるのか、なぜ紛争はなくならないのか。
なぜ人は、争いを繰り返すのか。
そして、それを繰り返してもなお生きようとするのはなぜなのか。
いやあ…本当に苦しい作品だった。
どんな理由であれ、人類の八割を虐殺したエレンはどうしようもない大馬鹿野郎だし、でもその運命を背負ってしまった彼の心中を想うといたたまれないし。
どうしたってほかに道はなかったのかとも思ってしまうし…でもそれも「人間」である以上仕方なかったのかなとも思わざるを得なくて。
そんな残虐な人間たちだけど、たった少しの幸せを感じるために、やっぱり生きていく生き物なんだよね。
本能とか生物とかそんなたいそうなことを考えている人なんかほとんどいなくて、「この時のこの気持ちのために私は生きていたんだ」っていう、ただただ日々の小さな生きる理由を積み重ねていきたいっていうのが、人間の本質なんだと。
それでいいんじゃないかと、そんなことを感じた最終回でもあった。
辛く苦しい戦いの果てに待っていたのは、決して全員の心が安らぐ世界ではなく、エレンがあれだけのことをしてもなお、戦いは終わらなかったけれど、
それでも人間が戦う理由を書き記したこの作品に触れられたこと、触れられた人がたくさんいたということが、この作品の持つ意味なのかなと思う。
この残酷で、でも美しさにあふれている世界で、私たちはこれからも生きていく。
リアルタイムで追ってきた進撃の巨人。
最後まで見届けられてよかった。
良作過ぎる良作でした。
サイコパス10年分の集大成的映画。
以後、ネタバレ注意。
人が戦いを始めてしまう、またはそれを防ぐコードを巡っての一連の事件だったわけだけど、そこからシリーズの根幹であるAIが人間を統治するのは正しいことなのかという話へと綺麗に繋がっていた。
中盤はシビュラ関係なく、とにかく肉弾戦、銃撃戦で。
このあたりの流れは映画一作目にもあったかな。
ドミネーターも効かないし、やっぱり法がないとダメだな、むしろAIなんてあったとて裁くことなんかできないんだなと思ったけど、最終戦で朱ちゃんがシビュラで裁くと宣言していて。
そうだ、朱ちゃんはシビュラはいらないものだと言ってるんじゃない。共存の道を探してるんだって。
それをすごく感じた一連の戦いだった。
あと今回の親玉の告善の考え方ね。
危ないのはわかってるけど確かになあと思ってしまうところもあって。
絶対的ななにかがないと争いは生まれる。
その絶対的なものを人間にすると、その人の感情が入ってしまう。それがない存在は神であり、AIは神に近い存在だと。
ジェネラルは「人間の感情の客観視の部分を切り離し、感情の部分を引き取ることができるAI」だったけど、それって実はたくさんの人がその方が「楽だな」と思ってるんじゃないかとも思ってて。
でもそれって果たして人間として正しい在り方なのかを問われると、やっぱり違うのかなとも思う。
絶対的な存在を、AIを神にしてしまえば、無駄な感情を排除した上で、より平等に裁けるし、より平等な判断ができる。
それもまた、必ずしも間違ってるとは言えない。
その思想と、朱ちゃんのように、人間の手でも裁けるその余地をなくしてしまっては、真の正しさは貫けないという思想のぶつかり合いがこの映画だったかなと。
とはいえ最後の展開は一人の女性だけが背負っていい責務の重さじゃないのよ…
「さあ、クリアな色相を持ったまま人を撃った私を、シビュラは裁けないでしょう?法の必要性を、シビュラとの共存方法を皆で考え続けなさい」
誰にも相談することなく局長を撃ってその問いを投げかける常守朱、凄まじすぎる。
でもラストに、亡くなった人のこと、自分がしたことの重さを感じてわんわん泣く彼女の姿に、人柄を感じて少しホッとした自分もいたな。泣けてよかった。
AIが広がるこの世界への忠告であることはもちろん、作画もさることながらアニメーションとしても素晴らしく、今までを踏襲したからこそ、今まで以上に脳が刺激された作品。
いい映画だった。
個人の恨みの話からどんどんきな臭くなり、最後はアヘンを絡めた長崎全体の話へと広がっていったREVENGER。
実際に昔はびこっていそうな設定や、それでいて不思議なものを身に着けていたり人とは思えない身体能力が備わっていたり、ファンタジー要素もところどころあって、リアルとファンタジーがうまく絡み合った作品だった。
同時に何かが足りないような印象もあったのは、キャラクターたちの過去や背景が見えづらくて、感情移入しづらいところがあったからかも。
あと振り返ってみると主人公がかなり報われなくて。
最愛の人の親を誤って殺してしまって、婚約者は自殺した上に実はめちゃめちゃ恨まれていて、それもわからないまま最期は…
書いてても辛い人生ね。
だからこそのエンディングの真綾さんの優しい歌声に毎回心浄化されてたなあ。
久々の虚淵脚本作品、虚淵ワールド全開でした。
やっぱりツルネの表現はとっても好き。
一期は湊の心の動きを丁寧に描いていたけれど、二期は弓道部員みんなの気持ちを細やかに描いてくれてて。
”いきあい”とはなにかを掘り下げていくうえで、弓道部のみんなが弓道に対してどんな想いがあるのか、周りのみんなに対して
何を想っているのか。
いろんな関係性を知れたのもよかったし、新しく出てきた辻峰高校も、良い刺激を与えあってて、高校生部活ものの良さもたくさん出てた二期だった。
あとはもう絵の力が相も変わらずすばらしすぎて。
きれいな弦音が響いた時の波紋がずっと鳥肌。こういう感覚的な描写を伝わるように描けるのは流石京アニ。
部活ものとしても人間ドラマとしても、とっても素敵な作品だった。
またいつか、湊たちのツルネが聞ける日がくるといいな。
漫画から面白いと言われ、アニメも絶対面白いだろうという
世の中の期待にしっかり応えた良作。
漫画読んだことなかったから、てっきりガチガチな
スパイもののサスペンス系作品だと思っていたけれど、
結構ギャグ要素が多くてそれがまた疲れた心にしみわたった。
作画もおしゃれで見ていて楽しかったし、何よりアーニャが可愛すぎて!!
ずーっと見ていたい、聞いていたい…ってなったよね。
2期は10月ということで、それまで楽しみに待っていようと思います。
今期の自分的もっとも心揺さぶられた作品。
自分もバレエをしていた経験があったからこそわかる、
練習の辛さや大変さ、それを乗り越えて舞台に立つときの高揚感と、
お客さんの拍手と、先生たちからもらえるあったかい言葉たち。
それをしっかりとストーリーに組み込んでくれていたのも嬉しかったし、
なによりMAPPAの作画がものすごい。
美しすぎる手先つま先。でもまだまだ未熟な軸のブレまで、細部にわたって丁寧に描かれ、
動いている。もはや実写だった。
バレエ以外の人間関係、友情も熱かった。
特に潤平と都、流鶯の関係性は、見ていて切なかったな…
おばあさまの呪い、いつか解ける日が来るのだろうか。
バレエを題材にした漫画というと、だいたい女の子が主人公で、
トップを競い合って女性同士がどろどろした展開をする、
そんな作品が多いイメージがあったけど、
今作はまさかの男の子を主人公にすえた
一種の青春ものでとても新鮮だった。
でもちゃんとバレエの辛さ、難しさ、そして楽しさを描いていた、
本当に素敵な作品。
良作でした。
遙たちと同じ歳だった自分が、いつしかだいぶ追い越していた。
シリーズ初期からずっとリアルタイムで追い続けてきたアニメ。
この映画は、そんなずっとFreeを応援してきた人たちへの
プレゼントのようなお話。
クライマックスのリレーシーン。
切磋琢磨して、大きな声で応援しあって、
信じ切った「仲間たち」に次のバトンをつないでいく。
そんな彼らの姿に、ああ、私がずっと好きだったFreeって
こういう仲間の絆を描いた物語だったなって強く感じて。
今までのFreeシリーズを踏襲した「絆」を
スクリーンいっぱいに感じて、自然と目頭が熱くなった。
映画を見る前は、見たらすごい喪失感が生まれそうとか、
私の夏が終わってしまうとか、そんなことが頭をよぎっていたけれど、
いざ最後まで見届けてみて思ったのは、これからも彼らの日々は
ずっと続いていくんだなということ。
まだ、ただの人になるのは少し先延ばしにした遙。
彼の、彼らの物語は、私たちが覚えている限りずっとずっと続いていく。
最高の夏をありがとう。これからもずっと大好きな作品です。
一人の少年の自殺から次々と投げかけられる定義。
「生きるとは何か」
「幸せとは何か」
「人は何のために生きるのか」
「この世界は誰が作ったのか」
「神は、だれが作ったのか」
どの問題定義も、それに対する答えも衝撃的だったけど、
やはり最終話の「神の存在の答え」の示し方は群を抜いて衝撃だった。
神になってしまったからこそ、世界の様々な出来事を目の当たりにし、
自分の存在意義のなさに絶望し。
最期に残された使命「博士に『神とはなんであるのか』を伝える」という行動を起こすため、
「神の自殺」に手をかけた。
「誰にも迷惑をかけることなく死にたい」という少年のとった行動が、
一つの星を滅ぼすことになろうとは、つゆ知らず。
この展開だとやはり「神が人間を作ったから、人間を作った神が消滅すれば人間も消えてしまう」
という答えにたどり着いてしまうのだけど、博士はどう考えたんだろうか。
ナッセだけが神よりも先に存在していたというのも気になる。
ナッセのような存在が無数にいて、「死がある生物」を作るきっかけを与えているのか…?
今回ナッセはその生物として「神」を生みだし(生むきっかけとなり)、その神から人間が生成された…?
ここはもう視聴者に答えをゆだねるところなのだろう。
そのナッセが選んだ、神候補、架橋明日と、妻となった咲。
消えることを恐れることなく「幸せ」を受け入れている明日と咲。
神の存在を知り、自分にとっての幸せを見つけている二人だからこそ、
すべてを受け入れることができたのかな。
自分も、最後こんな風に幸せだったといえるような日々を送りたいと
思わず思ってしまったラストシーンだった。
前半の神候補バトルからは想像がつかなったラストを迎えたプラチナエンド。
今まであまり考えてこなかった自分の死生観について改めて思考したアニメだった。
良作でした。
最後まで見てよかったと思える作品。
前半はかなりあっという間にいろんなお話が進んで、
原作既読済みの身としては、この話飛ばしちゃうのもったいない…!と思うこともあったけど、
三角と冷川の関係性を中心に描きたかったんだなと、最後まで見て感じた。
関係性が進む話を主軸において、二人がどんなふうに関係性を築いていったかを
最後はかなり細かく表現していた。
個人的には音楽がEvan callさんで、エンディングも含めた冷たい音質の曲たちが
映像のおどろおどろしさを際立たせていたのもまたよかった。
間の飛ばしたところはドラマCDで補うみたいなので、また聞いていきたい。
最後まで突き抜けてギャグアニメ。
とにかくキャラクターが叫んでボケて突っ込む。
テンション常に高くて気軽に見れたなー。
すぐ死ぬ吸血鬼と代替大声を出している吸血鬼ハンター。
周りのハンターや吸血鬼たちも個性強くて見ていて飽きなかった。
疲れた時に頭空っぽにして見られる、いいギャグアニメでした。
ワード、言動一つ一つが際どくて観ながらあわあわ。
こうしてアニメで見るとBL色強く感じるなあ。それも一つの魅力なのだけれど。
しかし冷川の執着心やばい。
なぜここまで三角に入れ込んでいるのか…
あとえりかの存在も気になるところね。
原作既読。アニメ化楽しみにしていました。
PVの時から思っていたけれど原作以上にかなりホラーチックに描いているように感じた。
それもジャパニーズホラー的な。
グロいではなく、あくまでおどろおどろしく表現される霊や死体たちが印象的だった。
あと羽多野さんが度々インタビューでおっしゃっていた、
「会話しないように演じた」の意味がとてもよく分かった。
原作読んだときはあんまり感じなかったけど、
なるほど確かに冷川の外国人感すごい。それを表現している演者さんもすごいね。
原作の話結構飛ばしているところもあったけれど、今クールで原作最後までやる感じなのかな?
少し季節外れのホラー、これからの放送も楽しみ。
合間合間のブラックジョークが突き刺さったり、絶妙な歌詞の歌に笑ったり、
あと一昔前のキャスト(本人談)が大変にツボキャストだったり。
30分のなかにたくさんのお話が詰め込まれているから、毎回飽きることなく見れて楽しかった。
やっぱりキャストが最高よなあ…歌も豪華すぎなんよなあ…キング様様だわ。
できることならまた続きも見てみたい、そんなアニメでした。面白かったー
めっちゃギャグ。突き抜けるほどギャグ。
勢いあって、その勢いに押されて最後まで見ちゃった。
吸血鬼ドラルクが死ぬたびに「すなあ…」っていうのめっちゃツボ笑
さらりと見れていい感じ。気楽に見ていこうかね。
急に赤くなる世界。歌詞が風景に溶け込む演出。
急に歌いだして急に剣を取り、お前はヴァンピールだ、歌えと言い放つヴァンパイアたち。
おお…久々に視聴者置いてけぼりアニメきたー!!(褒めてる)
しかしさすがはElements gardenサウンド。曲めちゃめちゃに良いし歌もうまい人集めていて大変に刺さった。
あと意味がありそうでないと言われていた意味もよく分かった笑
2話あたりで世界観の説明してくれるのかな?
頭空っぽにして次回も楽しみたい。
SF×超能力という、自身の好きと好きが合わさった世界観。没入しました。
全編フルCGだったけど、ずっときれいな映像で素晴らしい。
あとOPも大変に良きでしたね。近未来的な映像と電子サウンドがぴったりだった。
兄弟の因縁渦巻くストーリーは、後半になるにつれ壮大に、さらに複雑になっていって
追いつくのがやっと笑
でもその複雑さがまた心地よいというか、また見返したくなるストーリー構成だったかなと。
兄同士で戦った後、共闘して世界を救おうとする流れも熱かった。
二人ともとってもブラコン…いや、いい家族愛であふれてましたね。
あと最後、実は黒木兄弟の家族を救ったのは霧原兄弟だったというオチにはぐっときた。
「ここから始まるんだね」という霧原弟の言葉通りの感情を抱いたよね。
最終的に霧原兄弟は2/3の世界線へ戻ることができたのだろうか…それだけが気になるところかな。
なかなか良いSFアニメを堪能しました。
いろいろ…本当にいろいろあったけど、まずは公開してくれてありがとうの気持ちでいっぱい。
劇場でスクリーンいっぱいに美麗なみんなの姿を見れたのは
本当に良かった。
前半は楽しいシーンも多くて、スピンオフかな?みたいな話が続いたけど、
後半は試合のシーンが重なり、遙がどんどん飲まれていく様子にハラハラ。
そしてラストにはまさかの完全に闇落ち…!!
一期の時はあんなに水さえあればいいぐらいの孤高の人だったのに、
仲間を知って、友情を知って、勝ちたい自分の想いを知って、
気が付けばいろんな感情が遙の中に生まれていた。
ある意味、人になるために必要な気持ちを築き上げてきていたんだよね。
でもその築き上げたものが、凛の言葉で崩されてしまって。
「20歳過ぎればただの人」
それにあらがうがごとく、「独り」になることを選んだ遙。
後半、どうなっていくんだ…!誰か遙を助けてあげて…!!
後半は4月ということで、無事に公開されることを願って。
ラストFree!、楽しみにしてます!!
はやりに乗っかってみてみたら思っていたよりも面白くて
今期最後まで見てしまった。
主人公のたけみちの成長物語でもあるんだろうけど、
それ以上にやっぱり周りのキャラクターたちの個性が強くて
こりゃあ人気出るなあといった感じ。
ただの不良アニメならきっと見れなかったと思うのだけど、
過去と今を行き来して事件を解決していくというSF要素が
自分に合っていたよう。
タイムパラドックス的なのは考えてはいけなさそうだったけれど笑
とても中途半端なところで終わってたけど
続きやってくれるのかな?
忘れないうちに第二期がくること期待です。
最初から最後まで街の情景とキャラクターの絵のきれいさに魅了された作品。
とにもかくにも作画が素晴らしすぎる。
見てるだけで心安らぐとはこのこと。
音楽も梶浦さんで、異国情緒あふれるサウンドがぴったり。
それに魅了されすぎたのか、話はふわっと理解していたけれど笑
分割2クールということで、ヴァニタスのいろんな謎が
今後明かされていくことに期待。
第一期で破滅フラグを回避して、第二期はどうするのかと思っていたら、
めちゃめちゃにラブコメしてた第二期だった。
カタリナフラグ建設士すぎる…いやあでもあんな可愛くて性格まっすぐな子が目の前にいたら
そうなるわな…
個人的にはソラの登場とキース×カタリナがドキドキだった。
ソラCV鳥海さんだしちょっと意地悪だけど基本優しくて守ってくれるなんて
そんな、かっこよくないわけないじゃないですか!!
キースとの話は姉弟なのに…!というドキドキ感と、それでも気持ちを止められないキースに
後半話数キャー!と声を上げっぱなし。
最終的にどことくっつくんだろうなあ…
映画も決まったとのことで、どんな話が繰り広げられるのか、
またフラグ建設しちゃうのか、楽しみに待っていようと思います。
水球アニメかあと思って何となく見始めたけど、
思っていた何倍も面白かった作品。
主人公記憶喪失という衝撃的な始まりだったけど、
どこまでも明るく前向きなみなと君がとにかく眩しくて、
毎話毎話元気をもらってた。
それが後半まさかの再記憶喪失。しかも性格は昔に戻っているし
それがまたきつい性格だし…
でもあの元気で前向きなみなとを視聴者もチームメイトもみんな知っているから、
嫌いになることはできなかったのよね。
こうしたキャラクター構築には初めて触れたから
新鮮だった。
そうしたら今度は周りのみんなと、半年しかいなかった「自分」が
みなとを変えていって。
再記憶喪失になったときは「もう一度記憶失くしたら元に戻るのか」なんて
思わず私も思ってしまったけれど、それじゃあ何の解決にもならない。
前に進むために、周りを少しずつ理解して変わっていくストーリーの流れが
とても丁寧で見事。
絶対的な力で従わせてチームを引っ張り上げるという方法もあるけれど、
仲間に寄り添って、理解して、一緒に乗り越えていくという方法もある。
いろんな勝負の仕方があるなと感じたと同時に、
対比しているからこそそうした勝ち方を目指すスポーツものが
現代のスポーツものらしいとも感じた。
作画も最後まできれいで素晴らしく。
プールの中にいるときの上下にカメラが動く感じや
水に反射してきらきら光る情景、水しぶきが飛ぶ感じ。
流石はMAPPA。
ストーリー構成とキャラクターの際立たせ方がとにかく良い。
今期夏、いいスポーツ作品でした。
月雲側へ行った3人、煽りに煽られ説き伏せ失敗。
対してすみれ側へ行った2人、全く心開けず説得失敗。
マネージャーズの不安募る中、
急にエンディング流れ出してびっくりした…
しかもSEついてて更に体震えた…
ああ、ここでこの曲を流してしまうということは、
次からTRIGGERはもう…
CMあけてPLACESのポスター剥がされていくのが
見ていてゾワゾワしたよね。
完全にこれからを示唆されている演出に震える。
代わりに貼られるのは、見知らぬ4人組。
大きな特設ステージに颯爽と登場。
あんな登場のされ方したらそりゃあ観客も注目しちゃうわ。
私も釘付けだったわ。
衝撃のデビューステージで、これからお前たちを喰い散らかしに行くぞと宣戦布告したところで、今期一旦区切り。
何も解決しないまま3ヶ月あけることになるのか…恐ろしすぎるな…
ナギのストーカー=ソルヴァルトさん。
ノースメイア語で話すとき下に字幕を出して表現するのなるほどなあと。
流暢に日本語をしゃべるナギかっこいい。話している内容不穏なんだけども。
龍さんは花巻すみれ問題に追われ中。
手を差し伸べてくれる仲間たちがいるのは
彼の普段の優しさがあってこそ。
その優しさがまた苦難につながることもあるのだけれど…
楽さんも一つのけじめをつけ。
ゲーム中はどちらかというと陸君目線になって
あわあわわしながら見ていた記憶があるのだけど、
こうしてアニメで客観的に見ると、自分の気持ちに正直になれない
アイドルの辛さみたいなものを感じてしまった。
辛いながらも、自分の感情を優先せずに
TRIGGERのことを考えていったん恋愛感情は封印する
楽さんは、やっぱりアイドルなんだなとも。
マネージャーの「自分が男だったらよかった」という言葉も
辛かったな…
女だから、周りからも「そういうことなんだろ」と勝手に決めつけられてしまう。
女だから、こんな風に噂されてしまう。。
そういう感情が生まれるような状況になったことも辛いし、
そんな状況下を作った芸能界―――月雲もやはり許せない。
来週はいよいよZOOL本格始動。
どんな登場を見せてくれるのか…。
素敵な曲が出来上がって嬉しそうな面々。
それに反してナギが「陸」という数字からなにか
確信を得たり、月雲たちがTRIGGERを標的にする
話をしたり…
今後悪い方へ流れが向きそうな爆弾が
たくさん散りばめられた場面だらけで、
私の心臓が持ちそうにありません…
月雲の動きがほんとやばいのよ。
あんな動き方と喋り方されてイラつかない人間いないわ笑
対して八乙女社長も、タレント=商品という考えが
あるからなあ…
痛い目見るよってRe:valeが忠告してくれたのに
早速起こってしまった、花巻すみれと十さんの熱愛報道…
いや近くにナギいたのに!
都合のいいところだけ切り取るんだからマスコミは!!
今後の展開…怖すぎる…
色々不安要素も見え隠れしつつ、きました合宿回!
いきなり始まる飲み会、カット多すぎてマネージャー陣の
胃が心配笑
ディレクターの冷静な「Re:vale好きだったのになー」
にも爆笑した笑
道に迷って幽霊拾ってくる大人3人。
はちゃめちゃな料理しかできない元気っ子たち。
幽霊と自然に過ごしちゃう穏やか組。
同じリアクションが可愛い熱血×クールペア。
どの組み合わせも良き良きなのよ。
最後の幽霊の女の子に向かってBGMの役割を遺憾なく
発揮する天にぃには、感動シーンなんだけど
「でも相手幽霊なんだよな…」と思わず冷静になって
笑ってしまったり笑
でもソロでDis one.歌う天くん貴重で良かったなー!
次回、いよいよ月雲社長が仕掛けて来そうだから
それも怖いのだけれど、もう少しだけ続きそうな
合宿回も楽しみたいと思います。
やっぱりRe:valeの過去は重いのよ…
未完成な僕らのとき、「もう歌わないで…!」と思わず願ってしまったよね。
でも万さんがあっさりと「これで僕と千のRe:valeの話はおしまい」と言っていて、
完全に過去の話として吹っ切れているように感じたなあ。
だからこそ、まだ少し引きずっているように見える千と百のことを心配しているのかもね。
万さんが行方不明になって、歌わなくなってしまった千のもとに、
毎日のように通った百くん。
自分を救ってくれた歌が、大好きな曲たちがなくなってしまわないように、
必死につなぎとめようと頭を下げる姿もう健気すぎて。
そうだよね、大好きなアーティストが歌わなくなってしまうことほど
辛いことはないよね。
こうして今のRe:valeができたわけだけれど、このことを話しても了さんの心には全く響かず。
ここの、アイドルはスターじゃなく、銀紙を張り付けて必死に輝こうとしている、というセリフがめちゃめちゃ刺さったなあ。
アイドルだって人間だし、超人じゃない。
でも、ファンのために必死になって、身を焦がして星になる。
とても人間臭いセリフだし、有名人だってみんなそうなんだよなと思わずうなずいてしまった。
ラスト、万さんの話を聞いた陸くんが、「終わり」について語るシーン。
終わりは突然にやってくる、それを自分たちは笑って受け入れられる日が来るのか。
それに対して、自分には無理だと言い切る一織の姿に、
九条さん味を感じたのは私だけではなかったはず。
ずっと終わらない「ゼロ」を追い続ける九条。絶対に「IDOLiSH7」を終わらせたりはしないと願う一織。
やはり二人の思考は似ているよね。今後を考えると少し怖くなる場面だった。
さて、切り替えて次回は合宿回!絶対楽しい回になるぞー楽しみ!
Re:vale結成秘話回。
二人の会話、周りの風景、音。アプリストーリーだけではわからなかった
ことが、アニメ演出によって丁寧に描かれていたことに感動。
終始画面に釘付けだった。
学生時代の千さん、ほんと刺々してたんだなあ笑
これは周りに敵を作ってしまうやつね。
でもそれは、音楽が好きだからこそ。
自分が生んだ曲たちを大事にしているからこそ、汚い手で触ってほしくない。
ものを生み出した経験がある人がきっとみんな抱えているだろう想い。
千さんが音楽を愛しすぎて苦しんでいることを感じて、少し離れてみようと提案する万さん。
こうして歌って踊るRe:valeが生まれたんだね。
そして、百くんの想いも。
ぽつぽつと自分とRe:valeの出会いについて語る百くんに、
何言ってるんだこいつバリに冷たい言葉を投げる了さん……見れば見るほど確かにかわいそうな人だな…
そしてやっぱり特別EDきたね、「未完成な僕ら」。
踊って歌う千さんと万さんのRe:valeをみるのは初めてだったからグッときちゃった。
百くんのRe:valeと違って、大人でクールなRe:valeだったなあ。
相方が違うだけでこんなに雰囲気変わるのね。
次回は、万さんがRe:valeから離れるきっかけとなることについて
語られるのかな…すでに苦しいんだが…
毎回題名に採用されるセリフどころが面白い笑
今回も後輩の実は諸々嘘でした暴露に対してのセリフで
しかもまあまあ勢い良く突っ込んでて笑ってしまった笑
人によっては結構傷つくことを言われているはずなのに、
めげるどころか、自分を知る人の元へ出向いて、自分の才能を聞き出して。
でも自分は天才なんかじゃなくて「努力」の上で成り立っていた存在だったと知って、
これまた落ち込むかと思いきや、よかったと安心して、これから自分が過去の自分を超えるからと、
後輩に手を差し伸べる。
いやあこんなポジティブでいい子な主人公、久しぶりに見たぞ…
「過去の自分がライバル」
よくあるセリフではあるけれど、過去を失くしてしまったみなとがいうと、
本当にもう一人の自分と競い合っているように思えて
よりその言葉をストレートに感じられるね。
まだまだ問題は山積みだけど、どう成長していくのか、
どんな戦いをするようになるのか、これから楽しみ。
ついにこの4人がが一堂に会したか…な出だし。
この数話でも闇が見え隠れしていた4人だけど、
トウマが紡ちゃんを助けたり、一織と環にきゃんきゃん吠える
亥清だったり、まだそこまでの悪役感はないかな?笑
でも確実に今後の展開をかき乱す要因にはなるよね…
毎回ゲームとの違いを探すのも楽しいアニナナだけど、
今回一織の陸に対する想いが吐露されるシーンはとても印象的だった。
あんまりゲームでは感じなかったけど、この時点で、陸に対して
自分の手元から離れていく、コントロールできなくなる恐怖心を
一織は抱えていたんだなあと。
sakura messageに乗せてその想いが溢れてくるのもまた
ぐわっとくるものがあるね。
第7話はMEZZOとRe:valeという二人組グループがフィーチャーされた回にもなった。
MEZZOは本当に丸くなったね…お互いがお互いの気持ちを汲み取ろうと
意識するようになって、MEZZO尊い以外の言葉が見つからない…
対してRe:valeは、互いを大切に思うからこそのぶつかりがあって。
どちらの気持ちもわかるから、どちらが良いとは言えなくて、
もどかしいやらなんやら…
それを保護者のように見守る万さんの優しさもとても好きです。
あと千さんに対してドライなところも(笑)
そしてついに出ました、「未完成な僕ら」。
次回はRe:vale結成秘話。楽しみだ…
あ、あと今回いつもとEDの入りが違ってピアノオンリーになっていたの
とても素敵でしたね。一瞬アレンジバージョンかと思った。
こういうちょっとしたところも丁寧なアニナナ。流石です。