話の展開に無駄がないからか、スッと話に引き込まれる感じで、30分があっという間に感じるほど引き込まれる作品だった。
特に戦闘シーンは手を抜いてない気迫が画面から伝わってくるようで、臨場感があり、すごく良かった。
ヴィヴィが作り始めた曲がエンディングテーマだったので、なにか感動的な演出がまっていそうと勝手に自分でハードルを上げていただけかもしれないが、最後は少しあっさり終わった印象を持った。
残念に思うのは、ヴィヴィの声優と歌声を分けたところ。個人的には、歌うと別人な感じがして違和感を覚えた。
「キモいですね先輩」とあの表情で言われるのは流石にちょっと・・・と、見ていて嫌悪感を感じたのが第一印象。
見続けると、愛あるイジりなのは分かってくるし、友達に嫉妬したり、可愛いと言われて照れたり、いじらしい一面もあるのだが、イジりといじめは紙一重。そこまで好感の持てるキャラクターではなかった。
話が進むに連れ、先輩とラブコメしてる所は、ニヤニヤできた。
1期に引き続きノリと勢いがあって、テンポよく話が進むので、見ていて飽きなかった。
流石に、あの終わり方はどうかと思うが、3期もあるよというメッセージと前向きに考えたい。
タイトルの時点で少し敬遠してたけど、思ってたよりは地に足のついた現実味のあるストーリーだった。
ゲームとしてリアルを追求するとどうなるか、コミカルに描かれていたと思う。
ただ、そこまで惹きつけられる面白さには欠けたし、主人公の演技は大げさに感じるところもあったりで、全体的には物足りなさを感じた。
淡々とした語りに物足りなさや、小熊の声優さんの拙さを感じたけど、初めてバイクに乗る描写などと相まって、序盤はいい雰囲気のアニメだなと感じていた。
学園祭辺りから、小熊の性格がガラッと変わったように感じたのは、カブに乗って成長したってことなんだろうけど、小熊は変化したのに、アニメの雰囲気がそのままで、序盤に感じていた雰囲気が壊れてしまったように感じた。
小熊の玄人ぶった態度や、スーパーカブなら何でもできる的な言動は少し気にかかったけれど、全体的には良かったかなという印象。
異世界転生すると、何故か無双する主人公が多い中、一歩一歩自分の能力を発揮していく過程は、個人的に好印象。イケメン複数いても乙女チックな展開にもならず、すんなり最後まで見れた。
ただ、ストーリー的には淡々と話が進み、これといった盛り上がりもなく少し物足りなさを感じた。
いわゆる少年漫画の青春部活モノ。
ストーリー、人間関係的には、どっかで見たことある感じで新鮮味はなかったが、話が進むに連れ、カバディのルールや競技の奥深さが分かってきて興味深かった。
正直、会話やストーリーについて行けない所は多々あった。それでも、迫って来る危機感などは映像や演技で伝わってくるものがあった。
ゴジラ上陸からの描写は迫力があったし、平成のゴジラ映画を見ていたので、やはりゴジラのテーマ曲や鳴き声が聞けるとテンションが高まって見ていて楽しかった。
最後に昭和のメカゴジラ風なのが出来上がってたり、行方不明だった葦原が登場したり、ぜひとも続編を見てみたい。
これと言って突き抜けたものは無いけど、つまらないわけでもないって感じのアニメだった。
モンハンのパロディやオープンハウスとのコラボCMとか、愛されてる作品なんだろうなと思う。