冒頭から非常に一人称的なのが印象的だが、その予感させる通りアイビーの内面については心の傷を徐々に緩和していくのが終始丁寧に描かれている。
アイビーがほとんど常にかわいい。OP曲が素晴らしい。
星の数とか作戦会議とか時々恐ろしく話の運びが露骨になるのが難点。
「とても良い」の個人的条件としている「アニメファンなら見るべき"良さ"を含む作品」とは少し違うかもしれないが、物語というのは本来このくらいは「何か」(この場合は心の傷の緩和、ある意味では成長)を描くべきことを思い起こさせる点で高く評価したい作品。まぁ私が内的物語を志向するのもあるが。
いやぁとても良かった。自分のツボだった。
作画は動きが少なかったり感じたりすることもあったけど、作品自体の雰囲気を損なわないようには作られていたので好印象。そこは終始守ってくれたと思うし。
最初の陰鬱な雰囲気から、旅先で出会う人たちは基本的に優しい人たちでアイビーを助けたり気にかけてくれるし、アイビーもそれに甘えっぱなしってわけでもないところが良かった。
OP、ED曲含め作品全体になんか優しい雰囲気を感じた。
あとアイビーがひとりごちるところとみんなの前での声色が男の子を思わせるためか違っていてそこも良かった。
これは是非続きが見たいなぁ。
スキルの星1つ~3つという星の数によって人の役割や仕事が決められる世界で、まさかの星なしのテイマーというスキル持ちとして生まれてきた女の子の物語。
星なしを理由に故郷の村で殺されそうになって逃げ出すという悲しい始まり方をするけど、旅先で最弱のスライムや最強の魔物と仲良くなり、立ち寄った街で様々な大人に出会っていく様子がとても良かった。
本作の良いところは立ち寄った街の大人たちの温かさだと思う。主人公のアイビーは故郷での出来事がトラウマになって他人と話すのに恐怖を感じていたけど、優しい大人たちと出会って少しずつ他人への信頼感を取り戻していく。もちろん悪い大人にも出会うけど、良い大人と協力しながら問題を解決していったり…。
とにかく全体を通して優しい話だったと思う。こういう雰囲気の作品は好きだし、OPやEDなどで作画も頑張っていると感じたので続編も期待したいな。
★★★★★★★★★★
rated on myani.li
スキルがテイマーで星(レベル)が0の異世界転生少女の話
その星がない状態がおかしいので、誰からも疎まれてしまうため
居場所がない状態がしばらく続く
唯一テイムしたスライムとの旅を続けているうちに
信頼できる仲間と居場所を見つけるまでずっと孤独だったので
心を許したときにうるっときた
不遇な主人公なお話は久しぶり。それだけに終盤では感動してしまった。
故郷を追われた弱者が仲間を得ていく旅物語。
絵が美麗でストーリーが、丁寧だと思いました。
後半はソラの力でヨイショされるご都合展開に感じて微妙だったかな。前半の危うげな旅の方が好みだった
周りが敵だらけだけど、その中でも微かな光を見出して頑張っていこうとする少女の健気さが良かった。いつ折れてもおかしくないようなギリギリさ、危うさと、その中にある温かみに引き込まれた。ひとりぼっちだった女の子が、ソラという友達を見つけて果てのない旅に向かっていく。その雰囲気がかなり刺さった。背景美術も最高で、派手な話では無いがこの丁寧さがすごく良かった。
ただ、後半はソラの能力で悪人を見つけ出して、それを密告してヨイショされるだけの作品に感じちゃったかな。周りの人間が、聖人すぎる人かクズすぎる人しかいなかった。仲間というより、保護者ができたように感じた。もっと旅の仲間、友達ができたんだというのを見たかった。
前世設定はマジでいらなかったなかっな。まあ、そんなに出しゃばってはないから邪魔には感じないけど、なんのためにあったんだ?とは感じる。これからなのかな?
というわけで、前半は話は地味だが目を見張るものがあり引き込まれたが、後半は保護者たちにヨイショされるだけの作品に感じたかな。区切りは良かったし、原作もここで終わりなのかな?
あと、OPは神of神
丁寧な作りで作品に合っていたと思う。
ひとまずの区切りまで、キレイに終わって何より。
当人としては波乱万丈な割に、たくましさと真摯な態度で周りに恵まれるようになり
あまり不幸感を感じさせないのも良かったかと。
なろう系。異世界転生(日本人の前世の記憶がある)。生きている世界では皆スキルを2つ授かり、星いくつでスキルの強さが決まっている(星1~3)。しかし主人公は星0のテイムスキル1つしか授かれず、そのことが原因で家族を含めた村の人間から忌み嫌われ最終的には殺されそうになり、逃げるため旅に出る。旅の途中、レアスライムや強いモンスターと仲間になり、旅を続ける。
主人公には有用なスキルはないが、前世の記憶があり、レアスライムにはレアスキルがありそれらを駆使して旅をしている。主人公が小さい女の子なので、なろう系にありがちな嫌味はあまり感じない。ただし、主人公もスライムもろくに戦えないため、戦闘シーンは騎士団と組織の戦い以外ほぼ無いためそういった楽しみはない。OPがよい。
【視聴理由】
<異世界転生> <なろう系>
ゴミクソ田舎やゴミクズ共に追われながらも行く先々での出逢いと経験の中で、少しは何か変われたのかなって思うし、やっとここから旅をはじめられたのかなって感じる。
なろうの系譜なのにアニメーションクオリティがガチで凄く映像面で見応えのある作品だった。設定やシナリオも一話の導入をはじめとしたクール序盤は非常に魅力的で、アイビーが孤独な旅の中でテイムしたスライムのソラとの信頼関係の描き方や壮絶な過去の描写など本格派アニメ感出ていて凄く好きだった。何よりアイビーが可愛い。
ただし前半が良かった分、後半街の中で組織の中でとにかくアイビーがヨイショされまくる展開は本当に気持ち悪くてとにかくアイビー持ち上げたいんだなというのが見え透いた展開で冷めた目で見てしまった。最終的に元の軌道に戻してくれたのは良かったけどね。
あとは鈴木愛奈のオープニングがめちゃくちゃ良い。それだけでも見る価値はあるかな。
良かった(組織編以外) 1話の凄まじさとかクール前半の表現とか本当に良かった 組織編は………うん…………、…、 最終回の後半やCパートのやり方も良かったねぇ
https://abema.tv/video/title/248-17
https://ch.nicovideo.jp/saijakutamer-anime
https://tver.jp/series/srqm3kbrms
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=26675
https://fod.fujitv.co.jp/title/90lr/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CJPBBMP8
https://www.b-ch.com/titles/8420/
https://www.nicovideo.jp/series/451396
生死を分ける程に星の数に縛られてる設定なのに それを証明する物もなく
星の数を照合されることも無い。
洗礼の時以外では 星の数は全部自己申告のみ。
いくらでも詐称できる仕組みでは社会は縛れない。
過酷な状況に陥ったのは最初だけ。あとはゆるゆるだった。
親さえも見捨てる存在にもかかわらず、自分の村以外では虐げられる事もなく
世界観の設定に一貫性が無い。
惜しいアニメだった。
風景や動植物の動きなど、結構綺麗な作画だと思った。op edも悪くなく(すごい良いわけではない)、効果音も嫌いではなかった。
それだけに、設定の詰めが甘すぎたり、ストーリが陳腐なのが勿体なかった。(原作が悪い?)
1番大事なはずの星の設定も適当に感じた。主人公が追われるほど重要なものに見えなかった。
悪くなかった
11/23先行上映会にて1~3話
映像美とアイビーの可愛さがとても良かったです。