評価:S
詩的な感情表現と瑞々しい画作りが素晴らしい。
あきらの女子高生らしい刹那的思考と
店長の夢を追い求めつつ現実にもがく様の対比が徹底して描かれている。
個人的にアニメのこのラストは好み。
徐々に恋愛ものが苦手になってきたのもあり、ましておじさんとJKとなると犯罪っぽくならないか危惧するところもあるが、おじさんの性格もサッパリしているし、恋愛に重きを置いていないストーリーも口当たり軽くて素敵。うだつの上がらないおじさんキャラがまず、すごくいい。
恋愛中心から、後半は友情や夢中心のストーリーにシフトしていく。全体通して対比が効いているのも面白かった。シンプルだけどしみじみと味わえる作品だった。
序盤のチャラいコックが不穏な事言うからヤケクソにヤバい事件でも起こすんじゃないかとドキドキしたけど、いつの間にかモブ化してて安心した。最後、全く別々に歩き出すみたいになっちゃってたけど、これからも会うんだよね?
おじさんにガチ恋する女子高生のお話。
前半は恋愛要素強かったけど後半はあきら、店長の過去のエピソードに焦点を置いていて恋愛要素は弱め。
恋絡みはなあなあになったまま終わってしまったが、最終回の2人揃って夢に向かって再始動するっていう終わり方は個人的に良かった。
梅雨から夏にかけての演出が素晴らしかったので毎夏見そうな気がするw
音楽と作画は他の作品と比べて頭ひとつ抜けてる作品だと思った。あと、心理描写がすごく丁寧に描かれていて、言葉のチョイスも綺麗だったので、言葉が結構印象に残る作品だとも思った。
ストーリーに関しては、前半はおっさんと女子高生の恋愛という奇を衒っただけの陳腐な作品かと思ったが、話が進むごとに面白さが増していったように感じた。
キャラに関しては店長の文学的な言い回しが魅力だと思った。あれは歳を重ねた大人だからこそ出る言葉で、同年代同士の恋愛作品では出ない味だと思った。あきらが店長を好きになった理由もなんとなく分かった気がした。
ストーリー7 心揺さぶり度4.5 キャラ3.5 音楽映像5 トータル4
文学的なセリフと美しい映像が素晴らしい
働くおじさんに焦点が当てられててよかった
撮りためてて見る時間がなくずっとそのままにしていて、やっと視聴。おじさん×女子高生、年の差ってそんなに好きじゃなかったけどこれを見て結構好きになったかも。でも、九条ちひろさんに1番やられた…。
あと何にせよ映像がとても綺麗。作画もとてもよい。原作絵は漫画の表紙ぐらいしか見たことなかったけど、原作リスペクトされてるなぁって感じる場面がたくさんあった。
実写キャストもはまり役っぽいのでぜひ実写映画も見てみたい。
序盤はイロノモでこれからどうするんだという印象だったが、恋愛物から文学物へとでも言い換えられる作品の空気の変化が自然で見入った。実写化されてまたその辺の恋愛物かと思われてそうだが一線を画す事だけはハッキリと伝えておきたい。
WIT STUDIOと言えば圧倒的な作画で迫力ある映像を生み出すイメージだったがこんな作品も作れるのだと感心した。
3.41点
設定でイロモノだと思われがちだが、青春の挫折というテーマを優しく包み込む素敵な作品だった。最近の作品では珍しく心理描写がとても丁寧で、且つ、雨や文学作品をモチーフにして情緒的、詩的な香りを漂わせており、ドラマチックな何かを求めるならおそらくあまり楽しめないだろうが、じんわりと響いてくる心の機微を味うことができるオトナな作品だと思う。
映像演出が抜群に良い
純粋な思いのやり取りもとても良かったです
ラブコメに見せかけたJKとオッサンの再生の物語。
挫折しかけていた2人がお互いに刺激されて再び夢に向かった走り出す姿は見ていてとても爽やかな気持ちになれると思いました。
また、キャラクターの感情が湧き上がってくるシーンで使われたカラフルな演出が印象的でした。
ただ、何となくはるかが自分勝手なキャラに見えてイマイチ好きになれず感情移入出来なかったです。
良作だと思います。
劇中の雰囲気の統一感が高く、安心して視聴できました。
写実主義的な手法で、ややもすると野暮になりかねない心理描写を、巧く溶け込ませているように感じました。
良作。橘さんスタイル良すぎ笑
85
恋愛青春ものではなく、おっさんと少女の再生の物語。
個性的で魅力的なサブキャラたちが気になりました。キャラ描写にすぐれると思いましたし適度にギャグぽい表現もありまして深刻になりすぎずに見れました。ちょっと12回はみじかすぎましたかね。
点数:35点
おっさんとJKのイチャラブが見たくて見始めたのに、途中からチャラ男が登場したせいで、話の途中からずっと脳内でチャラ男がチラついてしまった。雰囲気を乱されるというか、期待してた方向性と違ってきた感じがしてモヤモヤする。ただただ不快だなという感想しかない。
店長(おっさん)は物腰が柔らかく、JKに言い寄られても理性を保っていて現実もちゃんと見ている大人だったので、応援したくなる気持ちはある。ただ、年齢差も大きいし、惚れる理由もよくわからないまま、感情だけで突き進んでしまっているように見えて、「本当に付き合ったとして、いいことあるの?」と冷静に考えてしまう場面も多かった。設定がアニメ的だとわかってはいても、リアルな視点でつい考えてしまう内容だった。
一方で、主人公が理由もなくモテるアニメも多い中で、JKが店長を好きになるのも「まぁ、なくはないか」と感じられるだけの描写もあった。JKの乙女全開な様子は、見ていてこっちの青春コンプレックスが刺激される。ある意味、眩しくてしんどい。
JK関連で喧嘩したり、チャラ男とのやり取りで話が進まなかったりする展開は、もどかしくてモヤモヤが残る。この話は必要なのかを考えることもあった。
「好きなら好きで、親友との問題を片付けてからデートしてくれ!」って感じ。おっさんもJKの気持ちに気づいているのに、本の話題でついデートに付き合ってしまうのは、大人としてどうなのか…。断るべきところはちゃんと断ってくれ。相手の好みを餌に誘われてついて行ってる時点で、優柔不断すぎる。
後半はおっさんとJKの個別シーンが中心になって、「これは恋愛アニメ?それとも日常モノ?」とジャンルすら迷子になりそうな構成だった。でも、キャラに愛着が湧いていたおかげで、学生ノリっぽいやり取りを見せられても不快にはならなかったのは不思議。
最後まで見た感想としては、チャラ男はいい奴ではないけど悪い奴でもなかったし、店長は最後まで煮え切らない優柔不断キャラだった。JKは返事待ち状態でちょっと可哀想だったし、親友とは喧嘩したと思ったらいつの間にか仲直りしてて「結局どっちなん?」という感じ。親友がJKのことを引きずりすぎてる感じもあった。
JKのことが好きな金髪の同級生は、バイト仲間の女の子とくっついてくれたら平和で良さそう。あの二人だけが見ていて安心できる。
あと、たまに出てくるキラキラエフェクトはなんだったんだろう。感情が高ぶった時に出る演出っぽいけどちょっとわかんないです
原作最終話まで読了済。
アニメ最終話には疑問が残る。原作全10巻中、第8巻までのエピソードだけで、急に終わらせてしまった。故に、酷く中途半端である、アニメ製作時点で其処までしか原作が出てなかったからなのだろうか。それとも実写版に合わせてなのか、兎に角残念。
ノイタミナ枠のアニメ作りは、いつの頃からこんなにも酷いことになってしまっているのだろうか。
最終1話前までは、良い出来のアニメだなと思っていたが、最後の最後が、これでは。
WITや脚本家の所為ではなく、現場は精一杯だったんだろうな、とも思うので、最早溜め息しか。はぁ
女子高生とおじさんの恋愛要素よりも、それぞれの道への再始動に重きを置いてる感じ
橘は陸上、店長は小説家
だからこそこの終わり方は高評価
おもしろかった。父と同じくらい年の離れた相手にガチ恋する設定に興味を持てていませんでした。しかし、高評価ということでとりあえず視聴しました。
原作とは少し異なるようですが、それぞれが再始動するという綺麗な締め方だった。あきらと店長の恋物語であると同時に、あきらの陸上への復帰へと上手く導かれていた。最終話の""雨""が上がる演出が好きだ。
三話まで観たけど主人公が無理で断念
オッサンと少女の年の差恋愛モノ好きなんだけどなぁ