花守ゆみり凄い。
破滅に向かおうとする龍二に何かできるなら今しかないのは分かるけど、八虎みたいに動けるか?でも自分と向き合い続けないといけない絵描きにとってはうやむやにできないか。
次回の俺たちの青い色が既にかっこよすぎる。
「色が使えないのではなく、色を気にしてないから武器にできない」は刺さった。(気にしてないところは成長しないよね...)
「溺れている人に救急セットを用意しようとするのもいいが、助けようと飛び込むことで一緒に苦しさを感じてあげることが心としては最も救いになる」は深い。(僕はバタバタして、結局何もできない気がする...)
龍二の提案に主人公が乗るシーンの主人公の表情好き。(焦りもありつつ...の表情)
ここで出てくる
自分も救命道具は渡すけど海には飛び込まないタイプです。
八虎は溺れてる人がいたら救命道具を持ってきて飛び込む人だと思うけどなあ。何の策も無く飛び込むことはしないが、相手を助けられると感じたら飛び込む。冷静さ、冷徹さはありつつ、でもそれ以上の熱意も持っているのが八虎な気がする。でなきゃ藝大なんか目指さない。
まあ、すがるものも逃げ場もない龍二からすれば、まぶしいくらい真っ直ぐに突き進む八虎に皮肉のひとつも言いたくなったというなら分かる。助けてのひと言が言えなかったのは、それで何が変わるという諦めもあったろうし、何よりそれは救いようのない今の状況を認めるってことでもあるし。
色使い問題、赤は赤でも微妙な違いがある。それを雑に赤と纏めるのは正しくても、その色の美しさを理解しているとは言い難しい。色に対して神経を研ぎ澄ませなければ良さは見えてこない
これは家族や周囲から良さを理解されない龍二の境遇と重なる部分が有ったのかもしれない
冷静で優秀な八虎は正しさを理解している。だから自分を美術の道に引き込んだ龍二も美大に進むのを当然と感じていた
でもそれは八虎の正しさの押しつけだと、桑名の言葉ですぐに思い直せるように優等生の八虎は選ばない選択の大切さも理解している
嫌味なくらいに正しさを理解している
世間の正しさに背を向けているように見える龍二も自分の正しさに苦しめられているね。祖母に進路を話せない苦しみ、部屋が壊されるまで家出が手段に上がらない苦しみ…
龍二の行動全てが間違いではなく彼なりの正しさは有るものの、それは少しでも自分の正しさを優先する者には理解されない正しさなのかもしれない
バーミリオンの赤と同じように鮮烈な美を増す龍二。けれど、それは本人だけでなく触れる者をも傷付ける赤
試験直前の夜遊びなんて正しくない。でも正しいままでは龍二に寄り添えない。正しくない領域に足を踏み入れつつ、譲れない領分は譲らない八虎はどこまで龍二に触れられるのだろうか?
色を塗るか、塗らないか
龍二にはもう自分以外の色で塗りたくられていて息ができなくて、だったら八虎が上書きするしかない
鋭利というか鈍重というか、
龍二が日本画やりたいってのはおばあちゃんの影響なんだろうな。自分のやりたい事とは違うんだろうね。服のデザインとかしたいのかな?
溺れた人を見て救命道具は持ってくるが飛び込まない。なかなか辛辣。
でも結局は飛び込んでいっちゃうのが八虎か。
色をよく観察して自分が使いたい色を使うか。難しそう。
龍二深掘りエピソード。めっちゃ良かった。絵を描くという行為自体は共通してるかも知れないけど、本来やりたいことと周囲からの見え方のギャップというテーマはトランスジェンダーの龍二だからこそかかえる深い問題だね。
八虎に対しての言葉も、耳が痛いけどひとつ突き抜けるきっかけになりそうだ。
Ep.09 さまようナイフ
https://blue-period.jp/story/
龍二こんな可愛かったっけって思ってたら八虎が言ってくれた。
龍二の両親、気持ちはわかるがやり方が良くない・・・明らかに逆効果。
救いになってくれ八虎・・・
「救命道具は持ってきても水に飛び込みはしない」ってかなりの悪口だと思う
プラットフォームのシーン
飛び込むのかと思ってヒヤヒヤものでした
予備校の先生は口紅とエプロンの色が合ってるのね
『ヴァーミリオン』ってゲームがあってね……
この作品において青は特別なのに、なんでヴァーミリオン?
ラピスラズリの青色じゃないの?高価だよ?
選択。選ぶこと、選ばないこと。
正しい場所。
一緒に溺れる、溺れない。
龍二のやりたいことは絵を描くというよりも服のデザインなのかな?とか思いつつ、一緒に水に飛び込む八虎。受験も控えてる中、どう転ぶのか気になるところ。
小田原で溺れる