江口寿史氏デザインのキャラクターが動いてそこにかっこいい音楽が付いてるというだけでかなりの満足感。
COWBOY BEBOPやサムライチャンプルーの渡部監督が音楽アドバイザーという肩書で関わっているようだけど、今まで観たアニメの中でいちばん音楽の使い方がかっこ良かった。特にtoeの曲が流れるシーンが良かったな。普通のアニソンは音が悪いものが多いのでそういう所がちゃんとしている曲を使った故の気持ち良さがあった気がしましたが…。
漂流した世界で変わった長良くんが元の世界に希望を見出す終わりではあるのだけど、個人的にはさみしいと感じる気持ちの方が大きいせつない最後でした。
最終回だけ峯田さん弾き語りバージョンED。
どうして漂流したのか、中盤の情報量の多さに理解が追いつかなくて置いてけぼりされた感あるけど、長良が前向きに生きることにしたことだけは受け取った!あと絵がつよい!かっこいい!このアニメの感想は文字にするのが難しいな。ネットの感想も見応えがあって楽しんでる。
ワンダーエッグプライオリティといい、今作といい、この手の作品が増えることは良い傾向だと思う。もっと分かりやすいとありがたいけど…(笑)思考の余地を与えてくれるアニメは、良作。すき
今期最大の不思議枠。面白さをどう書いたらいいものか・・。背景は真っ青だったり真っ黒だったり、南国のようだったりバベルの塔だったり、まったりとかっこいい曲が流れてて、少年たちは超能力を使って事件を起こしたり異空間の謎に迫ったりしていた。猫たちも良かったし犬も良かった。ニャマゾンw いいお葬式でした。前半からちょっと危うい動きだったね <- 全く何かいてるのか自分でも意味が分からない。「偉大なるモンキーベースボール」回は唖然とした。ストーリーというよりは雰囲気で楽しみました。
4.0/5.0
EDすき。
2021年夏期オススメ
理解が出来ていない部分が多過ぎるが、この作品はきっと2021年トップエモ作品だと断言できる最終話な気がしました。あのラストで、最後主人公が微笑むのがエモ過ぎる。あと曲が良い。KAMIに近い何か。しかし理解は出来ない。
特定の人物について深く考えるというよりは、人物の関係や世界のような概観を楽しめた。
心情をセリフとしては言わないし、1話ごとにがらりと説明無く場面が変わるという不親切さが解釈のすきを与えてくれる。
「起こり得ることしか起こらない世界」で起こり得る結末となって後味が非常に良い作品だった。
不思議というか雰囲気ものというかどう書いたらいいかわかんない。
結局、漂流がなんなのか戻れた理由とか色々わかんないけどそれはそれとして主人公や色んなキャラの成長とかはしっかりと描かれていて不思議な余韻の残る作品だった。
※ネタバレあり
面白いし哲学的で考えさせられる内容が多かった。
それゆえにとても良かったかと言われると即答しにくい作品でもある。
膨大な人間の頭の中を駆け抜けていったような混乱を感じる。
結末は、主人公に感情移入すると、あんまりな結果に思えてしまう。しかし主人公はポジティブにとらえることができていて尊敬してしまった。
漂流を経て確実に成長したことは感じられた。
朝風がラジダニは森になって動物と過ごしていると言っていたが、これは人類だって死ねば肉体は分解されて土壌へと還っていくのだから本質的には同じことなんだとも感じる。
理不尽な漂流、超能力とサバイバル、支配とスクールカースト。鮮やかな色彩と独特なタッチでで描かれる映像。
銀杏BOYZのエンディングテーマ。猫と犬。ゴリラ、野球、コンパス、おっぱい。
3話の映像は本当にきれいだった。
異世界からの帰還を模索する前半から、行き先を失った不安や無数の平行世界を相手に可能性を求める後半。
おれはラジダニではないので正直呑み込めていない部分も多い、やまびこ、こだまとは、戦争とは、ヴォイスとは、あき先生とは、漂流とは、モンキーベースボールとは。何もわからない。2000年かかる。好きだ、ラジダニ……。
ただ、漂流の果てに長良と瑞穂は目指していた場所にたどり着いて、そこは望んでいた世界ではなかったかもしれないが、生きていくことを決めた。彼らは前に進んでいく。こういう物語がおれは好きだ。
2021年夏期一番の不思議枠だったな。
毎週ワクワクしながら見ていたけど、結局有耶無耶なまま終わってしまった。
本編とCMとのシームレスな連携やあのちゅーるなCMが、某実況では大ウケでしたね。
2024-05-07 追記
難解すぎてクソアニメって評価にした人が多そうと思った。
俗に言う「雰囲気アニメ」って奴か。
3.1
それなりには面白かった。
言い方悪いけど、雰囲気アニメ感があった。
唐突に始まって唐突にシャットアウトしていくのに置き去りにされた。
終わり方も考えさせるタイプのアニメ
映像がとても良い。猫もとても良い。
もう少し理解するためには、もう一度、真剣に見ないとダメ。いなばさんがスポンサーなのでスーパー猫アニメということで全てオッケー(謎)
頑張って理解しようとしてたけど、難解というか次元が違うというか
だけど、それでもこの異質すぎる世界観は十分に楽しめるものだったし、分からないこと自体を評価したい
かなり音楽にこだわってるようで、確かにきらびやかではないけど雰囲気や世界観を醸成するものとして良かった
絵もシナリオもめちゃくちゃ独特で人を選ぶ作品だったのは間違いないし、毎話完璧に理解できたわけではないがそれでもポイントポイントでの世界観の拡げ方や、漂流の謎の明かし方そして余韻の残し方などに深みを感じる作品だった。どれだけセリフの一つ一つを意味をもって感じられるか、というのが重要なアニメだったと思うがそれにしては節々での画面への引力(と個人的に定義している)が弱かった感はあるか。終盤に多用してた音楽流しながらのシナリオ進行は手法としてはひとつ有効ではあったね。こういう攻めた作品がクールに一本はあるとありがたい。
正直意味わからないシーンの方が多かったが、それでも漂流した世界から抜け出すという明確なゴールがあったこと、そこに向かって物語が進んでいることは分かったのでそれなりに面白かった。主人公の長良の成長も結構わかりやすくて良かったと思う。
個人的には銀杏BOYZというバンドに出会えたのがこの作品の1番の収穫だった。
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
6話と11話すき
閉塞感と万能感と無力感の描き方がもう忘れそうになってる思春期の頃を思い出す
思春期真っ只中中高生の頃に見てたらまた違ったかも
劇伴が少ないのも挿入歌に語らせるのもアニメを見ているというよりかは映像作品を見ているようだった
雰囲気系。美しくて最初は楽しみに見ていたが、いつの間にか冷めてた。
意味深さがそんなに心地良くない方のやつだった…のかな。心が離れた後半は流し見してたから言い切れないけど
序盤を見てるときは面白くなりそうかなと思って見ていたが徐々についていけなくなった
最後までよく分からなかった。解説が無さすぎて何が起きてるのか何を訴えたいのか分かりにくかった
5話切り
耐えながら観たけど5話でギブアップ
兎に角全体から滲み出る気持ち悪さに耐えられなかった
こういう考察系本来大好きなんだけどな
なんなんだろこの何とも言えない気持ち悪さ
見てる人がこういうものが好きだろうということを選択というか前提にして見てるおかげで概ね高評価で迎えてもらえて良かったねという印象しか残らない。最初こそ期待したものの『無限のリヴァイアス』発『新世紀エヴァンゲリオン』行停まりだったのは普通に残念に思う。