サービス開始日: 2016-10-27 (2993日目)
『みかん、人間やめる?』☆☆☆★(3.5)
寝坊して朝ご飯抜きのみかんが、お弁当の箸を忘れてしまい、空腹で人間らしい食べ方を失う話。みかんってかなりアホだし周囲からもアホだって思われていそうなのに、腹の音を隠そうとしたり、人間をやめる寸前でとどまれたと思っていたり、やっぱり周囲からはアホだと思われていないと思っているのか、アホだと思われたくないと思っているのか、はたまたアホだと思われている自覚はあるけれどこれ以上アホだとは思われたくと思っているのか……(「思う」が多すぎて読みにくい文章)。吉岡のパンが本当にもったいない……。
『ユズ、いつもどおりでっ』☆☆☆☆(4)
ユズヒコが本当にかわいかった。個人的には短いのもけっこう好き……。髪質はお母さん譲りなんだろうな、と思う。ああいう風に刈り上げるから、髪が伸びてくると段がついたようになるのかな。お母さん、髪を切るときに躊躇がなさすぎる~。リビングに漂う髪の毛たち。マーチを流す床屋さんはなかなかクセが強い。
【まとめ】
パンダに比べると通行禁止のほうが赤くて丸いからまだ日の丸感があるように思う。ユカリンの声優って池澤春菜なんだ、言われてみればそうだね。
☆☆☆★(3.5)
けっこう勢いで観てしまった回だな。子どもたちは全裸で放置されていた。アダムのことやエヴァのことを優先して考えるゲンドウ。
マギはその名の通り、東方の三博士の名前が与えられている。科学者だったリツコのお母さんの人格が移植されており、それぞれ科学者、母、女としての人格に対応している。カスパールは女の人格だそう。てか脳味噌みたいなビジュアルのコンピュータなのか、脳味噌が埋め込まれているのか、どっちなんだ?
全裸に対する抵抗が大きいせいで、やっぱりアスカがエロ担当な印象を受ける。
☆☆☆☆(4)
ミサトさんの過去が判明する。そこにシンジは自分との共通点を見出す。初めてゲンドウから褒められることで、褒められることの喜び、エヴァに乗る意味を感じるシンジ。ミサトさんはシンジのよくない部分は他人の目線ばかりを気にするところにあるというが、その発端は間違いなくシンジを見ようともしないゲンドウの態度にあり、他者のまなざしはゲンドウに求めているものの代用品にすぎないのかもしれない。だからこそ他者の評価を気にする割に、そこに「本当はそうじゃないのに」という違和感やいたたまれなさを覚えてしまうし、ゲンドウからのねぎらいに心から喜んでしまうのだろう。
父親との関係性に屈託があったとして、ここまでストレートなものを作れるのか? という問いかけには、自分はイエスとは言えないなあと"Fly Me To The Moon" を聴きながら思った。エヴァンゲリオンという表象にはもちろん歪みはあると思うがやっぱりまっすぐさもあって、自分だったら心の奥をのぞかせたくないからと、もっとひしゃげた、誰の心にも響かないものを作ってしまいそう。
綾波の肉が嫌いという設定は庵野秀明本人に由来しているのか?
「母、アジアンリゾート」☆☆☆★(3.5)
お母さんが思いつきで家をゆったりアジアンリゾート風にする。みかんには好評だが、父とユズには不評。みかんは「とりあえずもう遅いし、一晩はこの配置でいこう」と言うがみかんの部屋に邪魔な家具を置いていたことが判明。お母さんの味方をしたみかんが割を食う話だった。しかも結果的にブーメラン発言になってしまうし……。「クソバ(自主規制)」。あとお母さんのうめき声が格ゲーでタコ殴りにしたときのソレみたいでおもしろかった。
「吉岡、こつン」☆☆☆★(3.5)
金欠のみかんが友人たちに見栄を張ったことで、ご相伴に預かれないし、残り少ない小遣いがますます減ってしまうという話。みかんの気持ちもわかるが、やっぱり素直が一番なんだろうな……。ただ推測だけど、みえはきっとああいう風なおうちで育てられたからああいう雰囲気なんだろうし、みかんはタチバナ家の母に育てられたからああいう態度をとってしまうんだろうと思うな。
【まとめ】
シルエットクイズ、Bがお母さんかと思っちゃったな……。
☆☆☆☆(4)
手動でエヴァの準備をしているゲンドウを見て、今回の全話見返しの中で暫定一番の笑顔がこぼれた。マギが三系統のコンピュータであることと、シンジ、レイ、アスカが三人で事態の解決のために決定を行うのは、重なっているのかな。
やっぱりこういうイレギュラー回というか箸休め(?)回というか遊び回というか、こういう本筋と若干逸れてキャラクターの今まで見せなかった一面が見えるような回っていいと思う。2クールアニメだからできたことなのかもしれない。そしてエスカレーターに閉じ込められ続けたミサトさんと加持さんもいい味を出していたね。あと足を冷やすゲンドウたちも。
☆☆☆☆(4)
アスカかわいかったな。加持さんのセカンドインパクトへの言及から始まり、ミサトさんのセカンドインパクトの古傷で終わる。シンジくんの(熱)膨張もあるし、やはりアスカはお色気要員。たくさん叫ぶよ。やってきた温泉ペンギン。落ちたナイフ、届くナイフ。
☆☆☆☆★(4.5)
やっぱりTVアニメで一話ごとにシリアスだったりコメディだったり、テイストが違うっていうのはおもしろいと思う。
アスカのビジュアルが外国人ぽいってことは、綾波やリツコさんも外国人っぽいってことなのかな。シンジがアスカのことを「惣流」って呼ぶのが好きすぎる~。
シンジとアスカはキスしないのに、ミサトさんと加持さんはキスしているのおもしろいよね、連続で来るのがまたおもしろい。エロコメ要員。アスカはエヴァに乗るしかない、「ママ……」。他者とのシンクロ、エヴァとのシンクロ。
62秒の闘いで戦闘音がオミットされている演出もいいと思う。第9話の演出が水島精二だってこと、エンドロールで初めて知りました……。
前回(第8話)の感想で触れてなかったけど、アダムが登場しているんだよね。あと寝相のくだりでシンジだけ動じていないのもおもしろい。
☆☆☆☆★(4.5)
アスカ初登場イエーイ。初登場からアスカはエロコメ要員だし、なんなら加持さんもエロコメ要員だし、そんな二人は同じ回で初登場なんだなあと思った。赤いプラグスーツを着て内股になるシンジ。エヴァが有線なのはこのためだったんだ。加持さんが早々に逃げるところもおもしろかったね。
前回の時点で思ったことなんだけど、シンジくんってあまり特徴のない地味なキャラデザなんだけど、今これをやったら下手するとシンジくんの模倣になりかねないのが怖いような気もするね。
☆☆☆☆(4)
「奇跡を待つより捨て身の努力よ!」なミサトさんの魅力や危うさが出ていた回なのではないだろうか。南極でのセカンドインパクトの話題が出たときの表情、炉心融解を止めに行ったときのシンジくんとのやりとり。「家族」って言葉で締めるのもまた何とも……。
三度繰り返される朝の光景もいいし、軽口を叩けるようになったのにミサトさんから飛び出した「(進路相談に行くのも)仕事だから」という一言に反応してしまうシンジやそんな彼に以前よりは心を開いているのだと感じたあとにすぐ見張りをつけるミサトさんといった一連の流れ、要所要所に使われる広い画角もいいし、よかったね。宴席で閑散としたネルフ御一行様の席に酒瓶ばかりが置かれているのもよかった。声が山寺宏一の人が出てくる。
☆☆★(2.5)
浴衣回。初めて明かされる五つ子の母親事情に一切の動揺を見せずすんなり受け入れる風太郎や、すでに風太郎にかなり心を開いていそうな三玖、時計塔まで四葉たちを迎えに行くと言っておいて動かない二乃、足を怪我した三玖をさっさと二乃の待つ屋上まで運ばない風太郎の状況判断(ひとまず一花はおいて一人ずつ屋上に行かせればと思ってここまで書いたけど、風太郎はもしかしてヒゲのおじさんを不審者だと思ってる? 怪しい人に一花が連れて行かれたって認識? それなら捜そうとするのもまあわかるけど、ヒゲのおじさんのことを視聴者である私は何も疑ってなかったので、ひとまず一人ずつ見つかる子から屋上に集まってもらいたい)、四葉ほどではないが割と敬語キャラっぽいのに風太郎のことを上杉くんと呼ぶ五月などが気になった。一花はモデルのバイトをしていてヒゲのおじさんはカメラマン?
「母、目がかすむ?」☆☆☆★(3.5)
お母さんは目がかすんでいるのではなく、大雑把なだけなんだよな、という話。視力が悪くなっていると聞いて「前のアレもそのせいだったのかな」と思うみかんと「ホントか?」と疑うユズピの差。
「気がきかないねぇ」☆☆☆★(3.5)
足で雑巾がけもするお母さんが何回見てもおもしろい。足場が不安定になって逆に時間がかかっているのではないか? という気さえする。お母さんがみかんに言っていることって割と無茶苦茶なんだよな。結局相手の要望を叶えようと早とちりして無駄なことをするより、落ち着いて話を聞いたほうがいいんだろうな、と思った。
【まとめ】
みかんラジオかわいい。予告を担当している萩野アナってのちに出来杉くんの声優になるんだよな~と思いながら聞いている。
☆☆☆☆☆(5)
神回だな。ヤシマ作戦~。個人的には綾波のセリフでは「あなたは死なないわ、私が守るもの」よりも「絆だから」「みんなとの」のほうが切実感があって好きだな。てか前者はシンジを守りたいっていうよりも、任務はしっかり遂行するって意味合いのほうが強いような……? 後者は綾波自身が、自分にはエヴァンゲリオンのパイロットとしての役割しかないと思っているってことなんだろうなと思って、そこが悲しいような。
シンジくんはこの回でも弱音を吐くが綾波には「聞いてもらえない」。弱音を吐くのは無理ないよ、とずっと思っている。この回のミサトさん、元気だな。トウジたちに応援されても……という感じは正直あった。
☆☆☆(3)
それぞれ変わっていっても、姉妹とは昔と同じようにずっと仲良くしていたい、自分たちの間に誰も入ってきてほしくないって、二乃は思っているのかな。しかも家庭教師って家というプライベート空間にやってくる仕事だものね。
そしてお約束(?)の入浴シーンが挟まれる。二乃は相当視力が悪いんだな。
ダッチベイビー美味しそうだったな、気になるな。三玖のオムライスも悪くないように思う。一花はモデルのバイトをしているのかな。現状風太郎に一番好感を抱いているのは三玖ってことなのかな、時点で四葉? それにしても最初に主人公を気に入った相手は恋愛戦線で力を発揮できないような気がする……。険悪からの反転が人間関係のスパイスなので……。
EDのハート型に鍵穴が描かれているコスメ(グロス?)と五つ子それぞれの色を表しているマニキュアの位置関係的に、二乃は心に何か秘密を抱えているってことなのだろうか。第二話も同じ位置にハート型のコスメはあったよね?
予告の感じからいって、二乃の次に料理ができるのは三玖になるのかな。
あと第三話まで見てそこまで興味が湧いていないのは、風太郎にあまり関心を持てていないからだと思う。ハーレムもののラブコメって主人公に好感を抱けないと見るのがつらいかもって、個人的には思っている。
「一家だんらん」☆☆☆★(3.5)
お母さんは電話したくないんだから、家族の他の誰かが電話すればいいのに、と思ってしまった。みんな空腹でイライラしていたんだろうなっていうのはわかるけれど、それは多分お母さんも同じで、だからかけ直した電話口であんなに怒っちゃったんだと思うな。催促したくないのにみんなは電話しろって言うし、お腹は空いているし、俺寿司の対応はおかしいしって三重苦じゃんね。
言葉を交わさなくてもお父さんが何を考えているのかわかるお母さんがすごい(本当にわかっているのか若干疑問だが)。実写じゃないテレビ。お腹が空いて真っ青になるユーちゃんがかわいそうだったな。
あのあとタチバナ家では写真に力を入れている寿司屋かピザ屋に注文し直したのだろうか……。
「満期のアレを…」☆☆☆★(3.5)
ワイドスクランブルに笑ってしまった。テレビが気になるけど出かけなきゃ行けないので電源を切り、いざ家を出ようとしたときにやっぱり気になる! と戻っても、テレビをつけたらちょうど終わるところってやつはあるある感あっておもしろい。
銀行の待ち時間に余裕あるからって、他の用事を片付けに外に出るのは自分はしないなって思ったけど、それはスマホの普及によって現代人が待つことに慣れてしまっているからこその感想かもな、と思った。スマホがあれば待っている間の暇つぶしになるし、何なら用事も片付けられるもんね。でもお母さんは3個あった用事のうち2個も片付けられたんだから割とよくない? とも思っちゃたな。自分で菓子折の包装をしなきゃいけないけど。
【まとめ】
母個人のエピソードよりも、みかんやユズピといった子どもたちも出てくるエピソードのほうが好きかもなあと思った。一人で奮闘するお母さんを見ているとハラハラしちゃうので……。
「パンの耳などの食べ方」☆☆☆★(3.5)
葡萄と焼き芋のときのみかんがかわいそうすぎて……。お父さんヒドい。焼き芋のときにお父さんの前に取り皿が置いていないのがもうフラグだった。突然の横に長い机。お母さんは粉チーズをかけすぎ、私もあのくらいかけたいけれど。立花家は◯枚切りの食パンを購入するのではなく、一斤買うタイプ。にしてもお父さんの食べ方(くりぬく)はスゴいな。
「お母さんの正義感」☆☆☆★(3.5)
バスが前方は混んでいるのに後方は空いている、というのはわかる。田無なんだ。いくら違法駐輪だとしても、いらないチラシを道端に停めてある自転車のカゴに入れるのはどうなんだ……?
【まとめ】
家庭内笑い話ならけっこういろんなことが許容できるほうだと思っていたけれど、他人に迷惑をかける系はあまり許容できないということがわかった。カップルの男性のほうで野島健児が出ているし、あいもかわらず石田彰も出ている。
「もうっっっっ」☆☆☆☆(4)
ファッションセンスに時代を感じる。デカい声で他人の服装を品評するな! 黄ばんだカーテンでスカートを作るのはヤバい。第2話でもお母さんは縫い物をしていたけれど、裁縫が得意なのかな。
みかんがテディベア研究会だという情報がここで初出する。けっこう変わった部活動だと思うのに、サラッと出てきたのがおもしろかった。すでに知っている立場だからいいけど、初めてアニメを観ている中でそれを知ったら戸惑うような気がする。第2話のカラオケでの打ち上げも、ベア研の打ち上げなんだもんな。
ユズピが観ていた実写みたいなテレビ番組が気になる。前も劇中のテレビは実写ぽかったような?
「父、はっは」☆☆☆★(3)
お父さん自分でご飯をよそってくれ~と思ったけど、まあ20年前のアニメだしな。野糞はパンチが効きすぎた。ユズも苦労するね。
お父さんは耳の位置が高い、眼鏡のせいだと思われる。
【まとめ】
『情熱の赤いバラ』がエンディングテーマになる。
☆☆☆☆(4)
よくできているな~と思う。そりゃ自分には冷たい父親が同い年の女の子が危ない目にあったら怪我もいとわず助けようとしたと聞いたら驚くし、その女の子と自分には見せないような優しい表情で話しているのを見たら呆然としてしまうし、何の気なしにその女の子の部屋に置いてあった眼鏡を父親のものと知らずにかけたら振り返ったその顔はどことなく父親と似てしまうし、自分の大切な人の持ち物を他人に勝手に触られたら怒るし、事情を知らない他人はなぜ怒っているのかわからないし、自分の大切な人が行っている仕事を信頼しない相手に会ったら平手打ちしてしまうし、エヴァの中に眼鏡を持ち込んでしまうし、そういうことなんだよな。それに綾波の部屋で風呂上がりの綾波から眼鏡を奪われるシーンのカット割りは本当にいいな。日射しが少し動いているのもいい。セリフで説明はしていないのに、登場人物の表情から感情がわかるのは本当にいい映像作品だと思う。
22日前っていつだよ、と思ったけど、シンジが来る前だそうなので、シンジって第3新東京市に来てから何日間経ったんだっけ? とは思った。
☆☆☆☆(4)
庵野秀明のプロフェッショナルを見たので、エヴァンゲリオンの視聴を再開した。プロフェッショナルで庵野秀明が「アニメはアングルが決まれば動いていなくてもおもしろい」といったことを言っていたので、どうしてもアングルが気になってしまった。おもしろいと思う。抜けに人がいるのもいい。また音の作り方(切り方、静寂の入れ方、時間経過の提示など)もおもしろく感じた。
この第4話でシンジは家出をするわけなんだけど、この「自分の選択で世界の行く末が左右される」感じは本当にセカイ系だな~と感じた。そしてエヴァに乗りたくないけれど他の人たちのことを思うと乗らざるをえないと思っているシンジに対し、ミサトさんは「そんな思いでエヴァに乗ってほしくない」といったことを言うんだけど、いやまあごもっともなんだけどさ、難しいよね、それは。でも最終的にミサトさんはシンジくんを迎えにきてくれて、そこには驚いたな。シンジくんのことを思いやっている、ミサトさんが……。シンジくんがネルフを離れる前に一言ミサトさんに挨拶したいというのもよかった。「はい」の言い方で感情を表現できる緒方さんすごい。そして主要キャストがモブやアナウンスの声をやっているのはやっぱりおもしろい。
相田も母親がいないという事実が発覚する。マタンキは検索した。
☆☆☆★(3.5)
あすか先輩かっこいいな。OPから受けていた印象よりもクールな感じ(ちょっとツンデレが入っている?)。声優は瀬戸麻沙美さんだったか。ソックスは紺ソ。
特にローラに対して「気に入らないな。あんた、自分がえらくなりたいだけなんだろ?」と言えるところがいい。でもそれに対して「それのどこがいけないの?」と応えるローラももはや潔いね。私もローラは悪いやつではないと思うので……。しばらくあすか先輩はローラに対して軽い抵抗がある感じでやってもらって、次第にわかりあってもらいたい。その過程で私もローラのことをもっとわかりたい。
みのりん先輩といいあすか先輩といい、昔所属していた部活で人間関係のトラブルがあったみたいだけど、この辺はまたのちに触れられるんだろうな。あすか先輩はテニスコートを見つめていたし、技的にもテニス部だったんだろうな。あと生徒会長の先輩もリボンの色が濃いめのピンクだったけれど、彼女もプリキュア候補だったりするのかな!? 単にモブではないということを示しているだけかなあ。
まなつは島に年の近い友人がいなかったみたいだけど、この開けっぴろげな感じは年の離れた地元の人たちに慈しまれた結果育ったものなのかな。元気そうで何より。トーテムポールはヤラネーダになる前のほうがかわいかった。ヌメリーの声優が渡辺明乃で驚く。片付けのやり方を教えてくれる教育的アニメ。
☆☆☆★(3.5)
みのりん先輩かわいいね。石川由依の声がまたかわいいなと思う。必殺技で自らパパイアになるとは思いもしなかった。「マーメイド物語」の主人公もフルーツ大好きらしいし、みのりん先輩自身もフルーツが好きなのかな。「ビクトリー!」がコーラルよりもはっちゃけている。そして土偶ヤラネーダがかわいすぎる。眼球に光線を受けているのがかわいそうだった。足の生えていない存在が人間に対して「その足は何のためについてるの!」って言うのはちょっとベタすぎだなと思った。
みのりん先輩の制服がスカートもソックスも長めだったのを見て、さんごが黄色で裾がフリルのソックスを履いていることに気がついた。やっぱりこんなに制服をオリジナルに着こなす人間が自分のかわいいに自信がないとは思えないんだよなあ。
懐かしのEDテーマ。あとヤラネーダに襲われている人たちを見て思い出したんだけど、第2話のときにヤラネーダにやる気を奪われ座り込んでスマホを見ることしかできなくなっていた人いたよね!? あの姿は現代的な無気力の姿で本当に怖かったな。
☆☆☆(3)
さんごのキャラクターが第2話で、というか見た目から受けた印象と違って驚いた。コスメショップを営むお母さんの娘で、頭にカラフルなピンをつけて、スカートにフリルをつけているような自己主張の強そうに見える人間が、他人の価値判断を気にして自分のかわいいと思うものを貫き通せない性格だとは思いもよらなかったな。こだわりがなかったらあんな格好しないと思うんだけど(モブキャラとの差別化とはいえあんな格好をしている子は他にいないぞ)、これは私が固定観念に縛られているのかな。あそこで女の子にアイスをあげられるのも優しい子なんだなと感じると同時に、かなり自分があるなあと思うけどな。あとあの女の子はアイスを購入するつもりだったんだから、お金はもらったほうがいいんじゃないかな。それと紫はかわいい色だからね、それは私も幼少期からずっと思っている。
今回キュアコーラルが変身しているのを見て、「かわいい私になって闘うぞ!」という、自分に自信をつけて立ち向かっていくメッセージを感じた。けどプリキュアって基本的にそういうお話なのでは!? とも思う。何はともあれキュアコーラルのコスチュームがかわいい。
OPで思ったんだけど、キュアパパイアって目からビームを出すんだね!? ヤバ。あと先輩なんだあ、へええ。OPでは無表情で踊っていた割にCMではかなり美味しそうに甘味を食べていたし、どういうキャラクターなのか気になる。
『ヒーリングっど♡プリキュア』も続き観なきゃなあ。第2話の時点で桜川先生の声優が徳井青空なのに驚いたんだけど、そのことを触れていなかったな。
☆☆☆(3)
よくある第2話、という感じだった。お供の妖精的人ならざる存在が学校についてくる展開は好き。
さんごちゃんはリボンの色を紫にしているし、スカートの下にパニエを履いているか裾にフリルをつけているかなので、オシャレにかける情熱がすごい。まあリボンの色に関してはまなつもピンクなのでプリキュア特権だろうな、と思うけど、モブキャラとの差別化というか。
あと前回おてんとサマーに気をとられて忘れていたけれど、技を出す前の風船ガムみたいなモーションがかわいい。あと倒したときに「ビクトリー!」と笑顔で叫ぶ後ろで敵が爆発しているのも好き。OPのサンバ感も印象的。OPでもEDでもプリキュアたちは踊っている。
それにしてもあとまわしにするのってやっぱり悪なのかな、場合によりけりな気もするんだけどな。でも今しかできないことは今やったほうがいいというのもわかるし、まなつは今しかできない中学校生活も今やらなくちゃいけないプリキュア活動もどっちも頑張るって決めていて偉いなあと思う。
それよりもローラが女王になりたい理由が気になる。故郷を救いたい想いと女王になりたい想いのどっちが強いんだろう、みたいな。いやそれだって両立できるのかもしれないけどさ……。権力志向なのかな、なんて思ってしまう。女王という存在への純粋な憧れ、敬愛する女王様に信頼されている喜び、その想いに報いたい気持ち、それが功名心なのか利他の精神なのかが気になるのは、私が上に立つものにノブレス・オブリージュを求めてしまうからなのか。
まあそれを言ったらプリキュアにだってベンおじさんの「大いなる力には、大いなる責任が伴う」が降りかかってくるのかもしれないけれど、プリキュアは周囲に「プリキュアがいるぞ!」と認知をされて賞賛を受ける対象ではないからなあ……。敵が襲いかかってきても、それが社会で問題視されて、プリキュアたちに戦闘への参加を強いるような構図にはならないというか……。貢献が目に見えない形で行われているというか。てかいつもベンおじさんの話をしてしまうのよくないな!? 『スパイダーマン』の記憶も薄れつつあるので見返したほうがいい気がする。
☆☆☆☆(4)
炎の造形よかったし、シュンって消えるのも好きだったし、何より本物のモルモットが出てくるとは思わなくて驚いた。モルカーと戯れるモルモット……。そして腹巻き(?)が定着する。
☆☆☆★(3.5)
「やるしかねえ!!!」って感じのプリキュアだった。第1話は4月30日までYoutubeの期間限定配信の対象になっているけど、TVerで第2話まで観るなら今朝中に第2話まで観るしかない! と思って早起きして、第2話も4月30日までYoutubeで観られると知って若干モチベが下がるような無気力な大人にはつらいテーマだったね。今やりたいことなんて特にないんだが……?
竜宮城(仮)のみんなが倒れているのに、自分の出世にしか興味なさそうなローラや彼女を送り出すときに微笑む余裕がある女王様が怖いなと思って見ていたんだけど、あとまわしの魔女たちはやる気は奪うけれど命まではとらないようだから、そこまで追い詰められていないってことなのかな。ただそうだとしても、ローラが危ない! と思ったらパイナップルヤラネーダに無我夢中で突っ込んでいけるまなつと比べて、君は故郷の危機なのに焦りはないのか!? と思わずにはいられなかったね。正義感とは?
それぞれのやりたいことを優先して別居婚ができるまなつの両親すごいと思ったし、まなつのお母さんが働いている水族館の館長さんも女性で男女共同参画じゃん!? と思ったし、なんなら敵の大ボスまで魔女だし(まあこれはアースラのイメージに影響を受けている可能性もあるが)、なるほどねと思った。あとおてんとサマーストライクって技名が好きすぎる、え、天下のプリキュアでおてんとサマーストライク!? ってなっちゃった、すごい。そもそもタイトルのトロピカル~ジュ! の時点でシャレだもんな、実際にルージュが変身のためのアイテムだもんな、うんうん。
水族館の館長さんが「人間はまだ海のことを5%くらいしかわかっていない」的なことを言っていたけれど、やっぱり人間にとって未知と神秘にあふれた場所といえば宇宙と海なので、それらが舞台として選ばれるのは必然であり……ってドラえもんかよ、とも思ったな。そして田舎(島)から都会(海辺)に来ても海沿いなのがおもしろかったな。ただ都会は本当に都会で日本というより外国の感じだったな。
第2話ではまなつとローラのやりたいこと論争になるみたいだけど、この主人公なら部活とプリキュアどちらも両立させられるような気がしなくもない。