レイの特攻からの加持さんの語りは何度観てもジーンとくる。
「だが君には、君にしか出来ない、君になら出来ることがあるはずだ。誰も君に強要はしない。自分で考え、自分で決めろ。ま、後悔のないようにな。」
シンジの必死の叫びに初号機が反応して覚醒?
日常の終わり。皆心の余裕が無くなっていく。松代の事故。夕闇の中の3号機が禍々しい。電線が印象的。ダミーシステムの圧巻の戦い方の前に皆只々茫然とするしかなく。衝撃の結末。
今話はずっと会話劇ということもあって、構図や心象風景、演出などの工夫が目立ち、映像作品はアングルと編集と言っていた庵野監督の考え方がよく反映されている気がする。
シンジの学校はエヴァパイロット候補者を集めて保護しているところ?
「ありがとう。感謝の言葉。初めての言葉。」
「辛いことを知ってる人間の方が人に優しく出来る。それは弱さとは違うからな。」
シンジの内面世界。他人に映る自分が怖い。傷付くのが怖い。嫌なことから逃げて何が悪いんだ。心の叫び。
エヴァは単なるアダムのコピーじゃない。シンジとレイがエヴァの秘密を知ったら私たちを許さないだろう、とリツコ。初号機にはシンジの母が眠る?
今回の使徒のデザイン好き。空中に浮遊するのが影で黒い海が本体という逆転関係になるのが良い。
いよいよアプサラスと連邦軍が対峙。8話のキキの村、そして今回アイナが必死に守ろうとしたケルゲレンの末路を目の当たりにし、戦争という巨大な波の理不尽さの前では一人一人の人間などただ為す術なく流され翻弄されるしかないのかもしれません。しかし、そうした状況下でもなお様々な人間の生きる姿が印象に残ります。憎しみの誘惑を前に踏み留まるアイナ、コジマ大隊長の男気、そして悪役として描かれるギニアスやライヤー大佐も信条にブレがなかった分、歪んでいたとしても彼らなりに荒波を生きようとした潔さを感じずにはいられません。そして、それぞれに重いものを残して戦争が終わる中、負傷したシローと肩を支えるアイナ二人の後姿を最後に見届けて、たとえどのような状況に置かれようとも人が生き続ける限りはそこに希望と未来は存在するのだと、そう信じてみたくなる、そんなラストだったと思います。
いつも3人一緒だったあの頃。なかなか3人で会えなくなった今。変わってゆくから大切なもの。変わらないから大切なもの。どちらも大切。
今週は頭脳派の二人の人物が印象的な回でした。一人目は王子隊長。キラキラキャラの外見とは裏腹に沈着冷静な頭脳派であり、玉狛第二との戦術の読み合いは見応えあって満足感高かったです。今後修との頭脳勝負でどちらに軍配が上がるのかとても楽しみ。
試合全体の見所としては、修が無事ワイヤーを張り巡らせる事が出来るのか、千佳が前回のようにワイヤー地帯に引き込む役回りとして機能できるか、そして千佳の目立ちやすいという欠点を突いてくるカウンタースナイプにどう対抗してくるか、あたりに注目して観ていきたいです。
そしてもう一人は唐沢さん。めちゃくちゃ頭が切れ、氷のように冷徹で合理的な考え方が出来る人で、その鋭さに背筋がうすら寒くなる時があります。正直、敵に回したら鬼怒田さんや根付さんより遥かに恐ろしい存在になるだろうなと感じます。この人の発言には今後も要注目ですね。
引き続きの伊豆キャン。少々のトラブルや予定外の出来事がまったりの中にも程良いスリルや臨場感のスパイスになり、そしてそれを楽しむ旅らしさを感じさせて良いですね。温泉に美味そうな鍋たまりません。ゾンビぐらし、怖がるなでしこの方がゾンビ顔になってて笑いました。
そして、静かな夜に波の音が響く中、なでしこと恵那の語り。「なでしこちゃんが越して来ていろんな事が変わった気がする」「私も。みんなと出会って色々変わったと思う。」最終話も近くなりこれまでを振り返るような会話がさらっと流れ、心に沁みて良いです。
今週のチビいぬ子、もとい、あかりちゃんのツインテ可愛い。
マルドゥック機関傘下のダミー会社の登記簿に載ってた、高榎ショウイチ、千屋キミオって誰?
シンジに父から逃げちゃダメと言うミサト。
自身も父の呪縛、愛憎に苦しんできたことを吐露。加持に父親の面影を重ねる。
セントラル・ドグマにゲンドウと培養槽にの中の綾波レイ。
ターミナル・ドグマに第一使徒アダムが。刺さっているのはレイが運んでたロンギヌスの槍?
未だ日常が続いているがが段々と不穏な気配が漂ってきているのが印象に残る。