サービス開始日: 2016-04-05 (3611日目)
コーラリアン登場。エウレカの不調がいよいよ鮮明に。巨大な入道雲のようなコーラリアンを中心にしたKLFのサーフシーンや空中戦の描写良い。ラピュタ思い出す。
ダサいと思われたくないと真剣に悩むくらい青くて、大人の世界の汚なさに素直に憤慨する純粋なレントン少年が、少しずつゲッコーステートのみんなに認められ居場所を築いていく、というここまで描かれてきた物語は正式メンバーに認められてひとつまず完結をみたのかな。明かされたエウレカの暗い過去を受け止めて彼女を守りたいと思うレントンの表情は少し成長したように大人びて見える。
その一方で、エウレカとホランドの心に影が差してきて新たな展開が始まりそう。
礼子回。何度も転倒する姿からカブで登山挑戦する厳しさを感じつつ、やり切った清々しさも。それと共に、遠くを見るような話し方だったり、突然親しげになる掴み所のなさなど、礼子のちょっと不思議な性格が印象深くもありました。あけすけで気持ちの良い子でもあるんですけどね。
そして今回、回想をメインにストーリーが進みましたけど、子熊の問いからタイトルカットを挟んで礼子の回想へ、更に山小屋店主の問いから富士山を目指し始めた経緯の回想へジャンプ、と時間を行ったり来たりしつつも自然にお話が展開してゆく繋ぎの巧さが印象的でした。
それにしても、昔原付でコケた時めちゃくちゃ痛くてしばらく起き上がれないほどだったので、何度も転倒する姿はまあ見ていて痛々しかったです。よくもまあ無傷で済んだなと。
ついに言葉となってレーナに突きつけられた現実。これまで毎回AパートBパートでレーナ側と86側の描写をはっきり書き分けてきたのが効いていて、今回レーナが思い悩む姿と共に、両者の立場が深い断絶で隔てられていることを痛感させられます。
そして、アネットやジェロームが示唆するように、レーナが”安全な所から”どんなに高い理想を抱こうと、86が命を張り、レーナが画面越しに眺めているだけ、という現実は厳然としてそこに在り、これからも86は豚として扱われレーナは白豚であることになんら変わりはありません。しかしそれでも、レーナが理想とどうにも出来ない現実を踏まえた上で、自分自身のこと、今の自分自身がすべきこと、86に再び向き合い人として真摯に詫びること、を通して、少なくともお互い同じ人間ではあるのだと認め合った瞬間はなにか一筋の希望を抱かせるものを感じました。
七殺天凌の過去語り。悠木碧さんの独演、相変わらずの妖艶ぶりで素晴らしい。自分まで酩酊していくよう。
照君臨の振舞いは嘲風を思い起こさせますが、人の身でありながら魔族にも劣らぬ狂気を身に宿す彼女の傑人振りに改めて驚かされます笑。照君臨と嘲風の狂姫対決見てみたい。
それからここ数話の展開で、シリーズを通してこれまで語られてきた各エピソードや登場人物が繋がり始め、一つの大きな幹の物語となっていく感じが、謎が解けていくようで気持ち良いです。次はこれらを繋ぐ最後のピースとなりそうな禍世螟蝗の正体が語られることになりそうで楽しみ。
あと、ねんどろいどの登場にはたまげました。この世界観と雰囲気でまさかそんなギャグをぶち込んでくるとは…。一歩間違えば雰囲気がぶち壊しになるリスキーな演出だと思いますが、濃密なBパートに入る前に視聴者を画面に釘付けにするアクセントとして案外効いていたのでは笑。
殤不患と萬軍破の戦いに婁震戒も参入し、凜雪鴉のいつものヤツが動き出しw、行方が気になっていた睦天命が目隠しで登場、そしてなんと七殺天凌の正体が…と新旧キャラ入り乱れてカオスな状態になってきました。た、楽しいw
しかし、3期になって特に感じますが、登場人物の個性やこれまでのエピソードの活かし方が上手いというか、これらを複合的に組み合わせて新たな物語に深みを与えているのが素晴らしく、製作側が登場人物を雑にせずきちんと扱い魅力を引き出しているという意味でも好感が持てます。
そして、来週のタイトルは妖姫伝説。傾国の美女の物語のよう。
紅で隠した毒の牙
国が傾く白い肌
微笑みだけで城が落ち
流し目だけで首が飛ぶ
予告のコレ読むだけでもうワクワクしますねw
多くの生き人形が表面的な損得勘定に敏感であるのに対し、深夜の見回り事件を通して、自身の感性や考え、道義心に対して忠実であり、また周りの世界や他者を素直に受け入れ行動するエミリコの特性が際立ち、それが彼女の魅力にもなっていることを実感するお話でした。
一方で、深夜の見回りがケイトとの勉強時間を削ってしまったように、エミリコの行動特性は時に主人の利益に反する可能性がありそう。今後この二つが明確に相容れない事態に見舞われた時、エミリコがその葛藤とどう向き合うのか、その辺りがどのように描かれるか期待です。
そういえば、天井に煤が通るパイプが見えましたが、各部屋にダストシュートのようなものがあるのかな。危険物になり得る煤は集積した後一体どうやって処分するのか興味が湧きますが、核廃棄物のように地下深くに埋めておくのか。それとも何らかの方法で安全に捨てることが出来るのか。
ポップ…。しかし、こういう言い方が適切か分からないけど、ここでダイのために命を張るのはポップじゃなきゃダメな気がする。レオナでもクロコダインでもヒュンケルでもなく、旅の始まりから共に過ごし、共に成長し、勇者としてのダイの人生を見届けてきたポップでなければ。
面白くなってきた。ハッシュ化(MD5)の仕組みを例にとってアーキタイプ発見の困難さを説明するのはSFぽくてイイネ。この物質が怪獣の急激な進化に関係してくるのかな。
シャドーハウスや生き人形の生態、そして煤について学び、好奇心を満たしていく楽しさが印象的な回でした。
どうやら煤はお影様の意思・感情と何らかの結び付きがあるよう。煤が自律的に動き出せるなら、もしかすると人形に命を吹き込む事とも何か関係してくるのでしょうか。そして、生き人形にとって煤が単なる汚れでなく自分の命に関わる問題というのが印象的です。主人が自分の命を危うくする毒を生み出しているとも言える訳で、鏡役もそうですが単なる主従では収まらないお影様と生き人形の関係が面白いです。お影様自身にとっては煤は無害なのだろうか。
シャドーハウス内の社会構成もいくらか見えてきましたが、前回のサラの態度、お披露目という儀式やケイトの警戒心からみるに、お影様自身も安穏な生活とはいかず、生存競争に立ち向かわねばならない緊張感あるもののよう。今後の展開が楽しみです。
他に気になったこと。
・ローズマリーの「えらいわあ↑」がツボ。
・生き人形は皆黒いリボンをしてるな。
・ローズマリーがゾンサガのたえちゃんみたいになってビックリ。
・洗浄の間にいた黒ドレスとヴェールに身を包んだ人たち、ルウが言ってた顔の見えない人形?
・釘宮理恵さんCVのバービー、とらドラの大河を更に凶悪にしたようなキャラで笑う。
・ケイトの能力はお影様として特別なのか?
・どうやらミアはサラに酷い扱いを受けてるよう。
二つの悲劇がそう…当然であるかのように…来てしまった。セオの言うようにレーナは本当の現実が見えておらずどこか自己満足で終わっているのかもしれません。しかし、86に最も真摯に向き合っているであろう彼女が、アルバ全体の罪の責めを負わなくてはならないのは酷です。真面目なレーナはセオの言葉を額面通り受け止め自分を責めるのだろう。本来責めを追うべき共和国上層部や86を歯牙にも掛けない国民は彼らと節点すら持たないというのに。セオにとってもやり場のない悲しみと怒りの捌け口を分かっていてもレーナに向けるしかないわけで。このレーナとスピアヘッドの仲間たちとの皮肉過ぎる巡り合わせと運命にやるせない気持ちになります。それと同時に、本作を通して漂う刹那さと切なさにとても心惹かれます。
それにしても悲劇の瞬間の演出は素晴らしかったです…。最後の言葉、次の瞬間ED曲は静から動へ切り替わり、瞳を横切るKIRSCHBLUTE DESTROYEDの文字。管制室を背中越しに写す止め絵からモニターは赤く光を放ち続ける。でも悲劇の後も何も変わらない綺麗で非現実的な間。