本日の夜実況。初代ふたりは、いわゆる8話っぽい話をして帰っていった。まあ、このふたりに合ったエピソードにはなってると思う。
一方、初代ふたりがMHのコスチュームなのに、ルミナスが仲間はずれにされている点には納得できない。やり直せ。
どうにも詰め込み過ぎの感がある。えみルーの喧嘩と友情、それに対する初代ふたりの8話的アドバイス、ツインラブギター。ここまでであれば、分けられない要素と納得するとしても。
パップルさんの失恋やら退場やらは、無関係なエピソードなので回を改めるべきだったのでは。
失恋が下らないとは言わないけど。生きていれば誰にでもある失恋という出来事を世界の終わりであるかの様に嘆き、この悲しみがパップルのトゲパワワの源だったというエピソードは、どうにも陳腐に感じた。
このどうしようもない駄々っ子を説得する、えみルーふたりの言葉はそんなに悪くない。このシーンの田村ゆかりさんには、さすがはベテランと感じさせた。
初代ふたりの扱いがちょっと雑で、そもそもルミナス不在に納得できない。客演回をやるからには新旧両プリキュアの顔を立てて欲しいと前回言ったが、その域には及んでない。
正直「成田さんが書いてもこんなもんか?」と思ったけど、この詰め込みがえらい人からの無茶ぶりだったなら同情する。
今日もリアタイできた。ジャンプコミックス14巻収録分。
連載当時から、武闘家マァムが好き過ぎた自分がいた。そのデビュー戦にして最大の見どころである、超魔生物ザムザ戦の映像化である。
映像面では、マァムが縦横無尽に跳び回る凄まじいアクション。そして小松さんの、僧侶戦士時代には見せたことがない熱演。いや「ノリノリ」という表現がむしろ適切か。
「蹴りはフェイント!武神流!閃華!裂!光!拳!」のシーンには鳥肌が立った。「とても良い」は、このシーンに対して。
ダイの行動に気付き、あえて厳しい言葉で挑発するところも好き。「あなたこそ本当のゴミよ!」という、いつものマァムらしからぬ言葉選び。
思えばザムザの優勢も、ダイに「竜魔人のような化け物」と挑発して、早々に無力化することができたからこそ。であれば、同様の挑発で逆に劣勢になるのは何の因果か。
化け物の姿になって失ったものは、呪文だけではなかったのかもしれない。
人ではない者を通して人の心を語る。バラン編から引き継がれているこのテーマが、ラストシーンで再び語られる。
ザムザの父ザボエラは愛をかけらも持たない外道ではあるが、受け取った研究の研究の成果については「あの世で誇るがよい」と確かに言った。ザムザは満足しただろうか。ザムザの気持ちを「なんとなくわかる」と言った、ダイの気持ちもわかる。
その表情とは裏腹に、灰になって崩れてゆくザムザの肉体が物悲しい。やさしいマァムにはつらかろう。
本日の朝実況。
前回から引き続きネタ盛り盛りで楽しいけど、離れてしまった友達との友情にはきっちりとオチがついてる、まとまりのよい回。
いまはネットがあるから、疎遠になっても仲良く居続けられるよね。
スマホを自在に使いこなすひなたに対し、のどかは文通派なのであった。
本日の夜実況。
えみるのやる気の空回りや、自分を頼ってくれないことへいらだちを持つルールーなど。
チームの所帯が大きくなり、さあやがメンバーをつなぐ良心になっていく。出番を奪われて割を食うことが増えるさあやだけど、この回の存在感ある扱いは救い。
初代2名がはぐたんに召喚され、脈絡なく登場w
現役世代とレジェンドの両方の顔を立てるのは難しく、半端な客演ならして欲しくない。無邪気に喜べる状況ではとてもないが、この展開が良手か悪手かの判断は次回に。
本日の夜実況。
不協和音に満ちた前回よりは、はるかに安心して観られた。問題の変身シーンまでは、ハートフルなシーンも多い良回。
プリハートがふたつに分裂するご都合主義には、ものすごいパワーを感じる。分裂シーンでは、どさくさにまぎれて「マザー」が登場。こんな無茶をしたからには、彼女のことも説明するべきだったと思うがw
このどうしようもない強引さはさすがに褒められないけど、こんな犠牲を払ってまで描きたかったのであろう、えみルーの関係に本放送当時に興味を持ったことを思い出す。
マシェリもアムールもキャラデザは素晴らしく、さすがは川村女神の仕事。
吟遊詩人がメタルかよww
解釈系ネタ回かと思えば、「向いている」と「好き」の両方の音楽性を肯定する思いのほかよい話だった。ファンタジー的世界観という枠の中でも、イジりようによってはどんな話でもやれそうな気がしてくる。自由だ。
家族が1曲ずつ披露した中では、ファルファ&シャルシャの「のはら」のセンスが突出していた。
本日の夜実況。
HUGはこのあたりから、見るに堪えない回がちらほら。自分はプリオタとして、すべての回に良いところを見つけたいと思っているが、この回から美点を見つけるのは正直むずかしい。
路線変更により、世界観ががらりと変わったことがこの回ではっきりする。
アンリ、リタ、えみる兄。この回までの嫌なキャラクターが全員集合。それだけでなく、一見気の利いた寒い挑発をする新キャラ、ジェロスまで登場。
えみる兄の毒気にやられてか、いままで応援していた主人公、はなまでが不必要に攻撃的な態度をとる様になる。
「ふたりはプリキュア!」のような旧作をリスペクトするネタ、旧作の美点を持ち合わせていないこの様な回でやられると苦笑してしまう。
本日の朝実況。
アスリートが競技に打ち込む目的は様々。勝負に勝つ。記録への挑戦。そして「空を泳ぎたい」は、競技自体が楽しいと言ったところか。
運動ダメな自分にはアスリートの気持ちはわからないけどw、競技自体が楽しいけど、勝負も楽しい。いずれの価値も否定しないメッセージはよいと思う。
ハイジャン回だと、戦闘にも必ずハイジャンの要素が入る。
プリキュアには多くの体育っ子がいるけど、戦闘でその様な描写がされたことが意外と少ない。ちゆの様なプリキュアが、今後もっとたくさん登場してもよいのではないか。
前回、ローラはやはり、人の姿やプリキュアへの憧れを持ったらしい。
その願望は魔女に見透かされていた。事実上今回が初登場と言っていい敵首領「あとまわしの魔女」は、なかなかの存在感。
みのりは、願いを叶える為には何か犠牲が必要なのかもしれないと言った。
いつものローラらしく、貪欲に犠牲なく、プリキュアの力だけを手に入れてみせて欲しいものだ。
本日の夜実況。
多分、路線変更はこの回から始まっているのだろうなと。プリキュアが4人から5人へ。職業要素のフェードアウト、代わりにアイドル要素。等々。
路線変更が功を奏するか、この話数ではまだわからない。
えみるがルールーを強く慕うようになったのは15話、ルールーが兄を叱った時からと思う。
これをふまえても「親友」は行き過ぎという声も聞くけど、自分は嫌いじゃない。挿入歌「キミとともだち」のような、暖かい関係を最後まで描き切ることが出来るなら。
パップルさんについて思ったことがあるが、この件は退場回まで一旦保留。
みらいの誕生日だったので、言わずと知れた神回を。
みらいはリコと別れたあとに、宇宙空間で杖を手放した描写がある。今さら気付いた。
本日の夜実況。先の展開のネタバレあり。
昨年、ルールーの誕生日にこの回を観ていたらしい。
同じ回を観たにもかかわらず、前回以上に印象深く感じた。エールとの拳を交えての戦いに、イースとの雨中の決闘を思い出させたからだろうか。
パップルやリストルの、ルールーへの非道なふるまい。それは、ルールーを人ではなく自社の「製品」として扱っている為だろうか。
ルールーに与えられた任務が自身の口から改めて語られたが、それは任務をこなす為の最低限の情報に過ぎず、大事なことは何も知らされていないことを哀れに感じた。
自分の考えでは、この回までが本来のシリーズ構成。元々の予定に、ルールーの生みの親であるトラウムがいたのかはわからない。
最終盤に、トラウムが善人であるかのような描写があるが、この胸を締めつけられるような回と見比べると強い違和感がある。娘の生き写しとしてルールーを生んだというが、娘に社の奴隷のような救いのない任務を与えた調整も、設定上はトラウムが行っているはず。その心理が理解できない。
ジャンプコミックス14巻収録分。
今週もリアタイ実況できた。
「シッポよがまんしろっ!さもないと本当にかみきっちゃうからなっ!」
「仲間を見捨てて逃げちまうようなヤツは最低のクズだっ!」
サブタイ通りに根性をみせるチウの台詞が、なかなかに熱い。
人ではない大ねずみであるチウが、あたかも人であるかの様な正義感を持つことが、この熱さの根底にある。人間性とは人の姿ではなく、こうした心意気のことを言うのであろうと。
ポップは、高位呪文の使い手として自分自身が戦力になることもさることながら、作戦立案が持ち味かと思う。魔法使いとしての進境も著しい一方で、火炎で呼吸を封じる作戦はいつも通りの頭の冴え。
一方、憤怒の形相で仁王立ちするマァムには、真打ち登場のおもむき。
マァムの活躍は次回ゆっくり楽しむとして、皆が長所を生かしつつ勝利を目指しているこの状況。「アバンの書」空の章の教えは、この様な苦境を乗り越える為に必要な精神なのだろう。
本日の朝実況。
のどかの病気がきっかけで、蜂須賀先生は研究者となった。本人はビョーゲンズのことを知りたかっただろうが、劇中に真実が伝えられることはなかった。
このいきさつをテアティーヌが知らなかったはずはないと思うが、果たしてどう思っただろうか。
前回、ダルイゼンが進化を躊躇したことに意味があったら面白いと思っていた。特に深い意味はなく、「あくまで自分の意志で決めたい」という意志表示に留まった様だ。
ダルイゼンはグレースに対して「自分のことだけ考えているほうが幸せだろう」とも言ったが、これはこれでひとつの価値観。グレースは当然否定したが、ダルイゼンは何故か激高。
自分と同じ価値観を持てないことが、それほど気にくわなかったのか。人の姿をしたおぞましい病原菌とは分かり合えないことを再認識。
マカロンの誕生日だったので、お祝いの当番回視聴。
どうやら、お正月にこの回を観ていたらしいw
ゆかりの姉がいたという嘘、ジュリオは特に「姉」に反応してもおかしくない。
坪田さんの好きそうな設定でもあり、もし知っていたらここでなんの仕掛けもしないとは考えにくい。この頃はジュリオに姉がいる設定はなかったのかな。
本日の夜実況。ネタバレ含む。
一見地味で見落としがちだけど、知る人ぞ知る良回。作画や会話のテンポはじめ平均点がとても高いが、初見ではそこまでとは気付かなかった。
4話の神アクションを彷彿させる、目まぐるしい空中戦あり。作監担当が渡邊巧大さんという共通点が両話にあり、なるほど納得。
構成面ではルールーの寝返りと、その直後のパップルの粛正が衝撃の展開。ルールーはクライアス社の外の世界を知らなかっただけの、本質的には善の存在だった。
一方のパップルは非人間的な本性を顕し始め、悪役としての有能な一面に気付かされる。ルールーを「機械人形」と呼び続け、今まで見せたことがない様な悪魔的な表情。良作画も手伝ってものすごい存在感。
さあやの誕生日なので、通常の朝実況の代わりに。
ついこの間観たばかりの回なので、感想はそうそう変わらない。
作画の美しさに改めて惚れ惚れする。
総作画監督にクレジットされてるのは山岡直子さん、のちにヒープリのキャラデザを務める方。キュアグレースのデザイン大好き。
放送休止明けの放送がうれしい。
実戦形式の試合と言いつつ、相手には剣道の防具。自分は丸腰という明らかに対等ではない舐めプが可笑しいw
有明に「つわものは必ず居る」と言った飛鳥だったが、自分と真剣勝負ができる空手家などいるわけがないと、薄々わかっていたのではないか。
いままで飛鳥を苦戦させたのは自然石だけだったが、猛牛という真剣勝負に足る強敵が遂に登場。
「さぁ牛だ!」というと懐かしいゲームを思い出して思わず吹き出すけど、元ネタはこちら。
本日の夜実況。HUGプリで初めての成田回。
「ギュイーンとソウルがシャウトするのです」と言えば、HUGプリを完走した人であれば誰もが思い出すであろう、伝説的なカオス回。
「ヒーローになりたい」という行き過ぎた熱意が、えみるに奇抜な格好や行動をさせているのが笑いどころ。でもその動機は、「かっこいいから」だけではなくて、「皆を危険から守りたい」というそんなに馬鹿にしたものでもないものだったりする。
ルールーが「けっこうプリキュア」と分析したのは、伊達ではない。
それはそうと、プリキュアを5人にするという変更。
この回の時点で、既に予定されていた様にもみえる。
本日の夜実況。
ルールーに情緒や良心が芽生え始めている。
ルールーは冷たいのではなく無垢、単にクライアス社の外のことを何も知らなかっただけとわかる。パップルからみれば、ルールーは「欠陥品」だろうか。この良心、少しあとの回で意味を持つ。
この頃はまだ、職業回を無理なく消化出来てる。ルールーとさあやが張り合うシーンや、焦ってるさあやをほまれが気づかうシーンなども好き。
一方、キンタローさんに悪意は決してないけど、今回から登場の「インスピレーションさん」によい感情を持てない。このあとにも出番あるけど、正直、既に食傷。
昨年から上映を楽しみにしていた作品を、やっと観ることができた。
以下、ネタバレを多く含む。
勧められて読んだ原作1巻を、あまりの面白さにあっという間に読み切ってしまった。
この作品はその原作1巻を映画化したもの、そのまま映像化するだけで面白いものになるはずだったが、そんな予想を大きく超えたものだった。
序盤は、期待していた面白さの範疇だったと思う。原作同様のエピソードがテンポ良い映像で展開され、ジーンくんが監督に任命されたところまでは。
ここまでにナタリーの印象的なシーンがいくつかありながらも、ナタリーのシーンが不自然に少ないことにまでは途中で気づいていた。が、時を巻き戻してナタリーのパートが始まった時に度肝を抜かれた。ただ、原作を映像化しただけではないのだと。
撮影が一旦終わって「楽しい編集の時間」が始まってからは、ジーンくんの独壇場。
原作2巻で描かれた表現者の狂気、原作3巻で描かれた表現の為の犠牲まで先取りした内容。(先取りといえば、ミスティアのセリフにもニヤリとしたが)曰く、編集は不要カットの削除の繰り返しであり、これを人生における取捨選択とシンクロさせた構成はお見事。映画以外の選択肢を捨てたジーンくんの狂気が際立つ。
クラウドファウンディングや銀行融資による資金調達、まるまる映画の為に書かれたエピソードにも興奮した。ちょい役と思われたオリジナルキャラであるアランに、重要な役目が与えられていたことにも驚いた。思えばこの高密度なストーリー、凡庸なキャラクターを登場させる余裕などあるわけもない。
パンフレットによれば、監督氏は劇中のジーンくん同様、ちょうど90分に収めるよう選択を繰り返したそう。
だがしかし、90分という尺は原作既読勢からはむしろ。多くの未見シーンを描き足し、テーマ性も膨らませた贅沢なフィルムという真逆の印象だったw 原作であまり描かれなかった、ナタリーとジーンくんの関係を観たいという期待にも答えてくれた。
仲良くdeleteキーを押下するシーンは、deleteキーがあの位置、あの大きさで存在するUSキーボードでなければ成り立たない演出。USキーボードの愛用者としても親近感を持った…というどうでもいい余談を、このレビューの締めとさせて頂く。
本日の朝実況。
「わたし達はお手当てを諦めない!」
アメイジングお手当て初披露の重要回。
逆転のきっかけを作ったのは、最後まで折れることがなかったグレース。
たとえいかなる強敵が相手でも、キュアグレースは熱く、そして強い。
本日の夜実況。
ルールーが自分でも気付かないうちに、はな達に気を許している。
それはいいが、戦闘中、ルールーとエールが会話していた異空間?がどこなのかが気になった。
大事な話をしていただけに、曖昧にして欲しくないところ。
礼を欠いた(様に見える)ルールーに、少しムッとしているほまれ。
筋が通っていないことを嫌う意外な一面に好感。
入れ替わり回は過去のシリーズにも何度かあったけど、全ての回で「トラブル」として扱われていた。
そりゃ今回もトラブルには違いないけど、二人とも、それぞれの身体でできることを前向きに楽しもうとしていた点が新しかった。実際楽しそうだったし。
眼鏡をかけたローラと、眼鏡のないみのりを見ることができたのは眼福。また、今まであまり描かれなかったふたりの関係が見られてよかった。
今のタイミングで、この様なエピソードが入れられた意味を考えずにはいられない。
入れ替わりを通じて、ローラが人の身体(特に脚)やプリキュアへの変身に興味を持ったのは間違いなさそう。