サービス開始日: 2020-08-10 (1568日目)
本日の夜実況。
はなは自信喪失してしまったけど、これといって落ち度がないんだよね。
今回のはなの様な状況で、自分は「身の丈」という言葉をよく使うのだけど。自分の能力が人より劣っている様に思えても、身の丈なりのベストを尽くせば恥じることはないわけで。
今まで、オシマイダーの浄化は常にキュアエールが行ってきた。
逆に言えば、キュアエールしか浄化を行えない。このリスクが現実のものになって、チームの問題意識として問われる展開は面白い。
サブタイからも、リラックスして観られるソース回かと思えば、雪の断片的な過去が悪夢という形で明かされる。
それにしても彼女の過去設定は、ちょっと盛り過ぎなんじゃないかなぁ。
ソースジャンキーなどと、おかしなあだ名がつけられてて吹いたw
EDからは「勝田ソースさん」の声優がわからず残念。
先週放送分のおさらい。
重要キャラ(に見えるクラスメイト)、烏丸さんの再登場。彼女の手から渡されたのは、アニマル神社に保管されていたという古文書「日誌」。
その古文書から、物語が大きく動いた重要回。
「日誌」に登場した狼。名前の部分がかすれて読めないのはお約束だがw、それでもガオウ本人(本狼)であることは明らか。怪我の手当をした人間の男とガオウがどの様な時間を過ごしたか、ガオウが人間を憎むようになった経緯など、興味が尽きない。
こうしたシリーズ全体に関わる大切な情報を、すべてキャラクターの台詞として直接語ってしまうのではなく、演劇部のお手伝いという楽しげな、本編と直接関係はないイベントを通じて明らかにしていたのが上手かったなぁと感じる。
先々週放送分のおさらい。
アバンで既に、いろはとまゆは犬と猫に変身していた。せっかくならこの状況を楽しんでしまおうという展開や、「だるまさんが転んだ」戦闘なども楽しかった。
正直作画が乱れていたけど、その分を飽きさせない脚本力でひっぱっていた回。脚本担当はデパプリのシリーズ構成も務めた平林佐和子さん。
トラメが、実はプリキュアたちとの「遊び」を楽しんでいたのは、以前から明らかだった。
こむぎがその事実に気づき、この先の前向きな展開が見えたのも良かった。
本日の夜実況。
「かっぱの呪いなのです!」
「発言に根拠がない人は信用できません!」
この回に登場した愛崎えみる。彼女のような印象深いゲストキャラの当番回が、なんの理由もなく入ってくるわけはない。
ある意味病的な用心深さ、モブとは思えない愛らしいキャラデザ、そして歌。
…などと、盛りに盛られた属性。当然彼女は、将来のプリキュアなのだろうと。
それにしてもこの回のえみるは「このテンションで、最後まで完走できるのか?」と、逆に心配になるほど見事なキャラ立てだが。
いや実際、完走できてなかったよね。初回に飛ばしすぎだわw
本日の夜実況。
シリーズ構成、坪田文さんが脚本担当している回。
苦手なキャラ若宮アンリが、「応援は無価値」とつっかかる。
パップルとエトワールが「無意味な時間」について、噛み合ってない議論をする。
妙に説教臭いけど響かない。
本日の夜実況。
ルールーの初陣でもある。オシマイダーのスタイリッシュ稟議がすごく好き。
「親の七光り」なんて言われがちだけど、実際にはオーディションに落ち続けていて、べつに贔屓なんてされてないのにね。
それでもさあやが受け続けているのは、自分の気持ちを知りたいから。自分は女優になりたいのか、母親の生き様に憧れているのか、それとも七光りを受けたいのか。いわゆる「自分探し」か。
改めて観たら、憶えていたよりも良かった。年頃の少女が、自分の意志で行動している葛藤が伝わってくる。願わくばさあやには、このまま女優ルートを完走してほしかったものだけど。
今回から登場しているネギ少女は感じ悪い。
あれだけ嫌味な態度を取っていたのを有耶無耶にして、謝らずにさあやと仲良くなってほしくはないな…
本日の夜実況。
はなの母が、3人娘のおしごと体験をタウン誌に連載したいと言った。また、ミライパッドには何故か、様々な職業のコスチュームに変身する機能がある。前期EDもそう。
恐らく当初は、おしごと体験を通じて母の強さを表現するシリーズ構成だったはずと思われる。何故そうならなかったのか?本編よりも、大人の事情が気になって仕方がない。
ホームセンターで、さあやがドリルに興味を持つシーンが好き。
ハリーがそんなさあやのことを、「趣味の範囲が広い」と評する。そんなわけあるかw
サブタイの「遂にそこに気付いた」とは、表向きには「メイド服は普通ではない」ということ。
「あ、そこに突っ込んでもいい世界観だったんだ」と自分も気づいた。当たり前のように着ていたから、自分も遠慮していたのかw
制服というわけでもないだろうに、その後も家ではメイド服を着続ける雪。曰く、雪にとってメイド服は「普通」になるきっかけとなった衣装であり、それは一周回って普通なのだと言わんばかり。禅問答のようなややこしさw
雪が本当に気づいたこととは、「何が普通かは自分で決めてよい」ということか。それを突き詰めれば、「望まないことを続けている状態は普通ではない」とも言えそう。メイド服から意外にもいい話につながっていた。
ゾンビ映画を観ていた時の4人の対比が面白かった。
そういえばこの作品も、最近話題の早見沙織さんが主演しているのだな。
停滞気味だった前回から、強引に展開が引き戻された。…アルコールの力で。ショート缶とはいえ、ひとりでビール半ダース。なかなかヘビーだ。
酒に飲まれる本城寺さんのポンコツっぷりがかわいい。彼女が身近にいてもそうは思えるかはわからないけどw
本日の夜実況。初期3キュアによるチーム結成の締めくくりとなる回。
ほまれ本人が生み出したオシマイダーと戦うという、プリキュアの中でも少々めずらしいシチュエーション。オシマイダーとの戦いを通した「自分との戦い」であることがはっきりと視覚化される。
跳ぶことを恐れていたほまれがキュアエトワールとなり、より高く跳ぶシーンがハイライト。主題歌「We can!! HUGっと!プリキュア」が挿入歌として流れるシーンでもあり、いやが上にも盛り上がる。エールとアンジュが足場を作り、その足場を踏んだエトワールがオシマイダーより高く跳ぶ展開は、ふたりの「応援」を象徴している様に思える。
さて。ほまれはプリキュアとして跳ぶことはできたが、年齢と共に高く跳ぶことが難しくなるというジレンマは解決してない。
しかし彼女は、絶望と向き合った。競技者として結果を出すことが難しくなったとしても、その挑戦に意味を見出すことができるか。
本日の夜実況。
この回の戦闘シーンには、キュアエールの神がかったアクションがある。
シーン自体は強烈に印象に残っているが、不思議なことにこの回の絵コンテ担当を確認したことがなかった。改めて確認したら担当はタナカリオン氏で、なんというかもう「やはり」という感じ。
「とても良い」はこの神アクションに対して。
ほまれがミライクリスタルに触れようとした時、「心があふれる」とは言わなかった。この時点で変身失敗のフラグは立っていたなw
続くはなの応援は、応援の価値や意義というシリーズの柱の一つとつながっているけれども、実は自分は、HUGプリのめんどくさい応援観がちょっと苦手なのだ。おっしゃる通りに応援に「仕方」はあるのだろうけど、誰かを応援する気持ちは常に良いものではないのか?
本日の夜実況。ネタバレ指定。
進行は小休止。もちろん何度か観たことはある回だけど、内容はお恥ずかしながらだいぶ忘れていた。
さあやがミライパッドというタブレット端末に食いつき、猛烈な興味を示すシーンが愛おしい。
このシーンだけは強く記憶に残っていた。さあやの属性は次々と盛られ、存在感を増していくw
改めて観ると、「8つのミライクリスタルを集めると未来が動く」という興味深い伏線がある。
終盤の展開の中で、この伏線に沿った流れで進行したかどうかは有耶無耶になった感がある。ルールーら未来勢のキャラは戻っていったけど、それがミライクリスタルのおかげかどうかはよくわからなかったし。
未来世界を舞台としたクライアス社との最終決戦。キュアトゥモローら、未来の4人のプリキュアとの共闘などがあれば、きっと盛り上がっただろうに。
はなの母親を通じて、母の強さが描かれている。
育児や職業体験といったシリーズの要素がもし最後まで持続したら、HUGプリ本来のテーマである母の強さはどの様に描写されただろう?
本日の夜実況。
キュアアンジュのキャラ紹介回だけど、紹介回だけあってさあやのキャラ立ちがすばらしい。
クラスメイトのじゅんなとあきが、さあやの良さを転校生であるはなに紹介するシーンがある。
「気づいちゃいました〜?」から始まるここ、とてもいい。ふたりに同感である。自分も気づいちゃいました。
一方のさあやは至って謙虚で、褒められて赤面しているのがまたかわいい。
さあやの謙虚さは、「自己肯定が不当に低い」と言っていいぐらい低い。
彼女にどんな秘密が?と気になるところだけど、この疑問は後の回できちんと説明される。
序盤は丁寧だなぁ。ほんと惜しい。
三森すずこさんの、第二子ご出産のお祝いとして。
キュアアースの育児回的な要素があるエピソードを選んでみたけど、実際に観てみると、無垢なキュアアースが「育てられている」かもしれないw
そんなキュアアースは人間離れした長身のモデル系美人。実際、ほんとに人ではないのだけど、戦闘で映えるキャラデザだな。
「好き」とは何か?
「好き」には楽しいものも、苦しいものもある。何だか妙に哲学的だなと。
そして、自分の「好き」を守る為に他者の「好き」を侵すことは許されないという、プリキュアらしいオチがつく。
脚本はプリキュアではおなじみの、伊藤睦美さん。
三森さん、ご出産おめでとうございます。
夜実況は今日からHUGプリ。
今回が何周目か忘れたけど、この周回では自分が完走勢であることを前提に、ネタバレ上等で書いていく。
個人的な感想として、HUGは最高から最低へとジェットコースターのように落ちていく問題作。序盤の伏線を丁寧に処理して未来編を描き切れば、思い出に残る最高のシリーズになった可能性が十分にあった。本当に惜しい。
例えば、はなとはぐたんの関係。本編でほのめかされたけど、実の親子だったのは間違いないところ。ほのめかすだけでなく未来編で真相が明かされれば、きっとドラマチックなエピソードになっただろうと思う。いや、本当はそんな展開もあったのではないか?ならば、初回にはその名残が伏線として残っていないだろうか?…などと妄想しながら観ていた。
はなの「なりたい自分」が心に響く。彼女のプリキュアとしての資質は明らかで、主人公の精神性は初回を飾るに相応しい。
同様に作画も初回に相応しいもので、キャラデザの川村さんが作監担当かと思えば、東映のエース格である宮本絵美子さんだった。
本日の夜実況は、宮本佳那子さんの第二子ご出産のお祝いとして。
まこぴーの当番回から、育児を連想できる(できないこともない)回をなんとか探して視聴。
ジコチューがいつも以上にノリノリ。
悪ふざけが過ぎるところがあるが、そんな回をシーズ構成氏本人が脚本担当していることに吹き出してしまうw
宮本さんご出産おめでとうございます。
以前のような日常回。こちらのほうが安心する。
ちょっとやきもちを焼いてしまうのは普通。好きなものを前にして興奮するのは普通。
前回のような非日常との対比があってこそ、日常が尊く思える。
雪自身もそう思っているかも知れない。
自分は未婚なので、この回には当事者としての感想は持てないです。すみません。
「適当に生きてる」というオトンの説教がリフレイン。主人公がイラッとしている気持ちには共感しますね。
今週の土曜朝実況分。
「天地魔闘の構え」の弱点をめぐる攻防が本当に面白くて目が離せない。
大魔道士ポップと大魔王バーンの真正面からの知恵比べは、大魔道士の快勝。
例えばキルバーンあたりは、自分の技を嬉々として自慢してその裏をかかれてしまう浅はかなところがあるけど、同様に饒舌なポップははるかにクレバーだ。
ポップは大魔王との会話では当然ながら、奥の手である「シャハルの鏡」のことには一切触れない。むしろ大魔王の目を逸らすために、精神論も含めた「鏡」とは無関係な話題をあえて続けた様にもみえる。
ポップの奥の手である「シャハルの鏡」は元々は大魔王の所有物。もし大魔王がポップと同じぐらい慎重だったら、ポップの狙いにも気づけたかも知れないな。
真バーンには変な見栄があったり、老バーンにはあった慎重さをなくしていたり。力押しというか、攻め手に雑なところがあるなと改めて感じる。
本日の夜実況。
ノイズは白ピーちゃんに変わった。この世界の悲しみを背負い続けるというお役目は変わらない。悲しみを受け入れ「なかったことにしない」というプリキュアの決意により、ノイズはこの姿に落ち着いたのだそう。
まるまる1話分の尺を使い切り、このシリーズにあったあらゆる懸案や伏線を解決。まとまりの良い、贅沢でキレイなエピローグだなといつも思う。
初回に歌われるはずだった「幸せのメロディ」が、石化したメイジャーランドの住民たちを元通りに戻してゆく。そんなシーンが描かれているBパートから多幸感が溢れてくるけれども、ここはあえてAパートに注目したい。
無傷のギターを見つけたエレンが弾きながら歌ってみたり、たまたま石化していなかったカップケーキを皆で頬張ったり。小さな幸せを見つけて楽しんでいるプリキュアたちが愛おしい。
本日の夜実況。ラス前回につき、バトルはこの回でおしまい。
フェアリートーン全員が合体し、クレッシェンドトーンに姿になる最終局面。その力で最後の技「スイート・セッション・アンサンブル・クレッシェンド・フィナーレ」(長い)を放つ大逆転が熱い。
ノイズは世界の悲しみから生まれた者であり、ハーモニーと対極な、その名の通りのノイズの神とでも言うべき存在。そんな相手にキュアメロディが持った感情は、敵意ではなく、ノイズを許すどころか「悲しみをいっしょに乗り越えよう」と言う。
なんというイケメンっぷり。1クール目の頃のキュアメロディから、彼女が最後にはこんなことを言うキャラクターに成長すると想像できたか?
ところで、ノイズを悲しみから救えばノイズ自身が消滅するだろうし、それどころか世界そのものも失われる気がする。
しかしプリキュアの力は、初めから「ノイズに悲しみを乗り越えさせる為に」あった力だったとキュアメロディは言った。この世界には一切の悲しみは必要ない、その様な世界観なのだろう。
次回はまるごと大団円という、贅沢なシリーズ構成であるな。
スイプリは、プリキュアの歴史の中でそれをやり遂げた最初のシリーズ。
本日の夜実況。
ドラゴン態のノイズは完全体と呼ばれていたが、更に次の形態に進化。ステージは予言も予知も無意味な領域へ。
ノイズは絶望の化身だから、逆転への道は「希望を失わない」、つまり「諦めない」ことでしか開けない。あくまで前向きにいこう。
ノイズの進化のきっかけは、耳元でうるさいファルセットが「食われた」こと。
ファルセットは「うるさい」と怒鳴られていたが、そこはノイズにまったくの同感である。ファルセットのイキりっぷりにうんざりしていた自分にとっては、こいつが食われたのはメシウマイベントとしか言いようがないw
#宮本佳那子生誕祭 として、出演作品を視聴。
本編での見せ場は、実際には姉ユティカに集中している。ユティカのツンデレ湯加減がちょうど良く(デレ多め)、石川由依さんが演じていることもあって魅力あるヒロインだった。きみもルパン好きすぎるだろう。
宮本さんはダブルヒロインのもうひとりである、妹ラーシャ役。無垢でおっとりした宮本さん本人のようなキャラだったが、最後に王女としての毅然とした立ち回りを見られたのは良かった。出番はあまり多くはなかったけど、印象深いキャラクターが観られて満足。
ルパンはパート3でリタイアしてて、実はクリカンのルパンをあまり観たことがない。
違和感を感じていただけで、食わず嫌いだったかも。新しい作品(と言っても10年以上前だけど)だけあって、作画は劇場クオリティで美しい。なんだったら、カリ城より「いつものルパン」寄りだったかも。
特にキャラの配置は、本当にラピュタとよく似ているな。既視感あるシーンや展開は多かった。
サブタイにある「護りたいもの」とは人好様か、「普通」であることか、あるいはその矜持か。
守るものがある者は、強くなるのか弱くなるのか。「強くなる」という答えを観ている側は期待するわけだけど、今回は答えを出すまでもないほど力の差がある相手だったということで。
自分の普通を守る為に、敵を殺す必要はない。何より人好が望んでいない。雪の成長が裏付けられる行動原理なのだろうけど、合理的でもあり腑に落ちる。「とても良い」はこの雪に対して。
かたや人好。普通の高校生がであるはずの彼が、平然としていられることに驚き。グレイスが言う通り彼も普通じゃない。この違和感を平然とスルーする作品もあろうけど、誠実に回収して欲しいところ。
さて、風呂敷は広げられてしまった。
広げた風呂敷は畳まないといけない。
きょうはいわゆる「駅伝回」で、わんぷりの放送がない。過去の放送から、駅伝つながりの回を視聴。
表向きには、メンバーきっての体育少女なおを通じて、団体競技の達成感や「結果が全てではない」ことを伝えているけれども。
自分としては、体育祭そのものが苦痛であるやよいの立場に共感する。
やよい自身は体育祭の意義そのものを否定しないし、なおの意図を汲み取って選手としても努力する。オトナな対応だなと感じる。その一方でクラスメイトは、足が遅いやよいの陰口をたたいたりしている。
美談だけで終わらせていないのは感心だけど、自分としてはむしろこの問題にこそオチをつけてほしかったと思う。もう少し。