個人的には2021年春アニメの覇権は間違いないし、凄く好きになった作品。
AIと人間の共存・遠くない未来にやってくるシンギュラリティをテーマに描いた作品。テーマとしてはありふれているというかアニメよりも映画や小説で語り尽くされた作品ではあると思うが、本作の最大の特徴はとっつきやすさにあるように感じた。
脚本の中で科学技術の小難しさをできるだけ排除して、視聴者の興味を引き立てるような構成・演出が随所に散りばめられていたなと思った。音楽の挿入の仕方や戦闘シーンの超絶クオリティ、印象的なシーンで挿入される解像度高めの一枚絵など、WIT STUDIOだから作れた技術が詰め込まれていたと思う。
故に、脚本的な意外性はそこまで多くなくとも最後までしっかりとアニメーションとしてまとまりがあって着地もしてくれた印象。シナリオ的にも序盤から中盤にかけては大きな展開も多く面白かったし、終盤も意外性や派手さだけを求めて着地できない作品も見られる中でしっかりと収まるべきところに収めてくれたのは評価したい。
なんにせよ、1クール通して毎週土曜日の23:30-24:00が凄く楽しみだった。制作陣に感謝したい。
驚きや意外性といった面では物足りなさも若干なくはないが、収まるべきところにしっかり収めてくれたことを自分は評価したい。昨今は意外性を求めて着地できない作品も多いので….。
1話との連動性は最初ピンと来なかったけど途中で気づいた時にはハッとさせられたし、その会話を経た上で歌ったヴィヴィの歌は素晴らしかった。あと、マツモト….かっけえよお前。
最後の余韻の残し方が綺麗でとてもグッときた。いい作品でした。
三味線を題材とした作品を観るのは初めてだったのと、同作者の作品は心情描写が繊細と聞いていたので結構個人的には期待していた作品。
結論から言うと、そこまでハマれなかった…。
理由はいくつかあるけどシナリオ的にすごく中途半端だった(ようやくプロローグ終わったくらい)のと、部活ものとしての描写も雪の成長物語としてもすごく半端だったかなと。似たような楽器で言うと琴を扱っていたこの音とまれが凄く部活描写繊細だったのに比べて見劣りしたし、競技性を通じての個人の成長という面でもさほど揺れ動きを感じなかった。これは脚本の問題なのか演出の問題なのかはわからないが…。
良かった面としては三味線の演奏描写や音の演出などは丁寧かつ大胆で良かったかな。
随所に光るポイントはありつつも、全体的に惜しいなぁと言う作品。
世界的に、特に日本ではマイナースポーツに分類されるであろうカバディを取り扱った珍しい作品。
カバディの存在は勿論知っていたが詳細のルールや競技性などはほとんど知らなかったのでそういった魅力を感じられたのが1番良かった。
構成上仕方ないのかもしれないが結局大会まで行かずに練習試合だけで終わってしまったのは盛り上げどころ不足感は否めず。その中でもスポーツやっていた身としては共感できる内容が随所に散りばめられており楽しめたかな。
ようやく初勝利!泥臭く掴んだ勝ちだけど、それ以上にメンバーの成長があった練習試合だったかな。これもプロローグ完でこれから大会に向けて本気出すぞ、ってところで終わりはなんだか寂しいけどカバディというスポーツの魅力は伝わった。
最終回でようやくプロローグ完みたいな感じだったけど、単話としては良かった。(シナリオ全体としては知らん)
三味線に限らず演奏は聴衆がいて初めて成立し、聴衆の反応によって磨かれていくもの。その点において澤村はまだ何も知らなかった。良くも悪くも独りよがりだったことに様々な人との出会いを通じて気づいていく。
周囲は祖父の幻影を雪に重ねるけど、これから真の自分の音を見つけに行けるかというところで終了。2期やってほしいな。
マァムが強すぎる上にえちえちすぎてスタッフの気合いの入り方が伝わる1話だった。いいぞもっとやれ。
ダイがマァムの戦闘スタイルに学びを得て成長していくのも、ポップがメラで粘膜取ってあげるのも、チウがドラえもんみたくなるのもそれぞれ見せ場があり良かった。ザムザは悲しいねえ。
中島かずき×谷口悟朗のスペシャルタッグかつオープニングがLiSAということで鳴り物入りで宣伝してた割に1クール目はかなり微妙な展開だった。が、2クール目は制作陣がやりたいこと詰め込みまくった感が出ていてなんだかんだで楽しめた作品。傑作にはなれなかったけど、良作ではあると思う。
良かった点は3つ。
1.映像面が毎回安定して良い。独特な戦闘カットも多く楽しめた。
2.裏表が少なく気持ちの良いキャラクター像。若干古臭いキャラデザ含めて愛着が湧いた。
3.シナリオは着地点や細部に粗さはめちゃくちゃあるが、勢いで押し切った。
視聴者に媚びず、やりたいことをやり切った感が感じられるのが個人的には好きだった。
人の信念、思いこそが力になる!!最後は死んでしまった人たちも大集合、グランエッジャもリュートもレッカも大集合で大団円。
最終的に雨降って地固まりめちゃくちゃいい関係性になる展開めちゃくちゃよかったし、戦闘演出も良かったね。なんだかんだ面白かった。
グリッドマンシリーズの派生にあたる2作目。
シナリオ的な面白さよりもダイナゼノンvs怪獣の躍動感のある戦闘シーン、華を添えるオープニングテーマとエンディングテーマ、個性的なわけではないが親しみの持てるキャラクター達の絶妙な距離感、日常シーンのカット割や演出などアニメーションとしての技法が際立つ作品だったかな。
特に前作のグリッドマンでは主人公とヒロインが明確な恋愛関係になることはなかったけど、本作では蓬と夢芽の関係にかなりフォーカスしてお互いに好意を寄せる過程を繊細に描いていてよかった。2人ともめちゃくちゃ”普通な人”なだけに、普通じゃないダイナゼノンへの搭乗という経験を通じて成長していく。蓬からの告白シーンも素晴らしかった。
割と個性的な作風ゆえに人を選ぶ作品ではあるが、個人的にはグリッドマンに続いて楽しめた1クールだった。好みでいえばめちゃくちゃ好き。
次の展開もありそうなので楽しみ。
さよならガウマ、さよなら怪獣
怪獣優生思想との戦いには勝ったけど、なんだか終わった気もしないような最終回だった。
最後には続編を期待させる演出もあり。グリッドマンユニバースは終わらねえ!
本筋のアツさはグリッドマンまで盛り上がらなかったかなとは思いつつ、日常描写や演出は繊細かつ独特でとても良かったね。
シルヴァラント編に続きゲームは何度もプレイ済も、OVAは初見。前回のシルヴァラント編から制作は数年経ってからということでクオリティもさらに上がっており、作画のタッチも現在のufotableっぽく仕上がってたね。何よりも感心するのが構成がめちゃくちゃ上手い。ゲームをそのまま描くとどうしても冗長になってしまう部分を順番の前後や演出を交えながら一本道にプロットしていく工程は視聴者が想像する何倍も大変なはずだが見事に構成していて凄かった。
各話ごとに象徴的なエピソードを配置して、盛り上げどころも作っていたしOVAならではの丁寧な作りも随所に見られて良かった。
大雨で佐賀がとんでもねぇことになっちまった…..。
避難所で子供達の面倒を見るフランシュシュは真のサガの希望だ。顔バレリスクを負わずにお面で勝負!しかし素顔は無常にもバレる!笑
そんな時の子供達の素直な反応はありがたいね。どんな顔色していようと、フランシュシュはフランシュシュ。
一枚絵のさくらの作画、気合の入り方がすごかった。
破局をなんとかしなきゃ!
同じAIのアプローチでもどうにも分かりにくく仕上がってしまってるなぁ。ペロ2も分岐した。
絶望的な外の状況だけど、これどうオチつけるんだ??
真実に迫る推理アドベンチャーを展開するヒロ
怪しかったけどテスラが黒幕かーい!
ゴブリンスレイヤーテスラvsヒロの最終決戦の始まりだ