「ヒューマノイドの電脳のコピー」がいかな悲劇をもたらすか、ということを端的に描いたエピソード。「どうして私が裁かれるの!?」というフィーの叫びが胸を打つ。絶対いるだろうな、別れた子供恋しさに電脳をコピーする親…。この悲劇を生まないために須藤先生はお母さんのクローンを探そうとしていたんだね。
リサの電脳コピーの話が入り、アキラの母親の話に繋がる。
人格がある存在のコピーを作るということの問題は、クローン技術とかにも同じような話があるよな。
母親を見付けた後はもう戻ってこないつもりなのか?
電脳のコピー.......
リサの父親がクズすぎてみんながしなくていい辛い思いをしてしまってる、許し難い
病院は廃業してMICHIの研究チームに参加するんだな
リサの過去、めちゃくちゃ重いやん…。
にしても父親がドクズやなぁ。
電脳のコピーをとるはまだわかるにしろ、そこまでしたのになんでトゥー・フィーへのあたりが悪いんだ。
まぁ結局リサではない!となったのだろうけど。
フィーがちょっとかわいそうすぎるな…。
そこからの1話冒頭。
電脳のコピーの話確かにしてましたね。
明らか騙されてるんだけど母親は擦り付けられたんかなぁ。
リサはちょっと告白なんかを期待してたんだろうけど…MICHIが見つけたっぽい母親の下へ。
一気に話が動いた。
インドで養子になった妹なんて離れすぎてるな。トゥーフィー=電脳のコピー、消すこともできないしほんと最悪だな…代用品で親になって満足するのかね。別れ話だったか
え、ミサの過去重っ・・・
見つかったのは取引に応じたからか?
アイデンティティの話だ、だからフィーはリサちゃんを消したいし、いざとなると自分自身だから消せない
リサちゃんも過酷な人生やないかい…。電脳がコピーできてしまう重大性がよく分かる回だった。
トゥーフィーがもう少しわるーい性格に曲がってたら乗っ取られてたかも。
ミチが取引を持ちかけたところで本筋が急に動き出した!先生旅立っちゃう…リサちゃん…。
ヒューマノイド故に調整した誕生が可能だし、生誕後も調整可能という事か。子の調整の主体が大人である以上、子は大人の勝手に拠り人生が様変わりする
リサとトゥー・フィーという同じ脳紋を持つ二人の人生が全く異なるものになったように、須藤が母のコピーを探し続けるように
大事故に遭っていたり、髪を書き換えた母を身勝手と思いつつも、リサはそれなりの人生を過ごせているね
というより不可抗力により母を喪った事で、自分の人生は自分で選ぶ感覚を強く持ったように感じられる
対してトゥー・フィーは父により人生を定義付けられ、己をそもそも持てなかったヒューマノイドか
リサの代用品として作られたトゥー・フィーは最初から己が無かった
彼女が人生を手にしたのは自分の意志で父を喪ってから。でも罪過により人生は積んでしまうから、リサに成り済まし別の人生を手にするしか無いがそれも選べなかった
同じ脳紋を持つのに、同じ父を持つのに。全く異なる生を辿った二人の在り方は悲哀が満ちているね
リサもトゥー・フィーも親が居なくなってから人生を得たけど、須藤は母と離れても母の人生の面倒を見続けている感じなのか
きっと須藤がすべき事ではないし、母のコピーを見つけた処で何をするかも決めていない
その点では彼は自分の意志で大人に合わせて己の人生を選んでいる。だから彼がリサと離れてでも母を見つけようとするならそれは相当の覚悟の上なんだろうなと伝わってくるよ…
コピーできることによるアイデンティティの分散
最終盤になって本筋が急に動き出した感はあるけども、まぁずっとその目的があったとはいえそれを追い求めるだけでいいのだろうかという…。
あんまりリサっぽさを感じにくかったな。
井上麻里奈さんホントいい演技するなぁ。生まれたときから間違っていたという絶望感がすごい。一方で出だしあのリサちゃんだとは思わなかったなぁ。そして嫌に優しいと思ったら一転お母さん探しに海外へと赴く須堂くんと。どういう風に決着するのか気になるな。